昭和生まれが「懐かしい」と感じるゲームあるある
「ゲーム実況」で収入を得ることだって可能な昨今ですが、当時、ゲームは(大人たちにとって)悪の権化か堕落の象徴ぐらいに思われていたふしがあります。それでも、子どもたちの心をしっかり掴んで話さなかった魅力的なゲームの数々をまとめました。
■ファミコン&スーファミ
ひとりのときはドラクエやファイナルファンタジーなどのRPG。
弟が家にいるときは、マリオワールドやマリオカートアクションゲームで、毎日遊んでた。
いつも多忙で、勉強する時間はなかった。
■人生ゲーム
お盆と正月は、いとこたちといつもこれ。
100回はやった。
■野球盤
野球のボールに見立てた銀玉を使って、野球のようなゲームをするボードゲーム。
兄が持ってたのを一緒にしてた。
やたらとデカくてスペースを取るので、部屋の隅で手狭な感じで遊んでた。
■ゲームボーイ
「テトリス」や「星のカービィ」に、貴重な時間を「これでもか」ってっくらい、つぎ込んでいました。
■ゲームブック
読み手の選択によってストーリー展開や結末が変わる本。
シーンごとに与えられた選択肢の中から、ひとつ選んで指定されたページに飛ぶと、状況が好転したり悪化したり……。
ゲーム的な要素を含んでいて、本が嫌いな私もかなり楽しんだ。
小学校の図書館にあったものはすべて読破した。
読書好きを自称していた。
■アスレチックランド
ボタンやレバーを駆使してアスレチックコース上でパチンコ玉みたいなボールを転がし、ゴールへと導くというアナログなゲーム。
タイマーが付いていて、なかなか盛り上がった。
うちでは買ってもらえなかったので、近所の子のところに足繁く通ってた。
■初期の電子ゲーム
当時大流行のゲーセンは、女子が入りにくい雰囲気だった。
だから、ゲーセンで男子たちが熱を上げてた「スペースインベーダー」とか「パックマン」とかを模した、家で遊べる電子ゲームに熱をあげていた。
■ゲームロボット九
カラフルな9つのボタン(押すとドレミファが鳴る)を使って、記憶力ゲームやモグラたたきなどができる電子ゲーム。
光るボタンと電子音がなんとも未来的で、「これだけあれば一生遊び続けられる!」と思ってた。
ライター、編集者。相撲とロマコメ、フランス近代音楽が好き。