昭和生まれが「懐かしい」と感じる“少女漫画の付録”
昭和に生まれた少女にとって、漫画の付録はどんなブランドものよりも価値のあるものでした。漫画だけでも十分満足できるのに、付録までついてくる。幸福感が波のように押し寄せるあの感覚は、あれ以来、味わえていないかも……。今回は、昭和生まれが「懐かしい」と感じる少女漫画の付録をピックアップ!
■レターセット
たまに、ものすごく可愛いのがあって、大事すぎてなかなか使えなかった。
そのうちに、郵便番号が5桁から7桁に。
「使いづらいな」と思っているうちに、存在ごと忘れて全部なくしてしまった(笑)。
■シール
手紙書くときとかに使うから、シールはどれだけあっても足りない。
だから、シールが付録のときは嬉しかった。
とくにクリスマスとかシーズンものはとくに貴重。
■トランプ
12月号はいつもトランプが付録で、お正月に従姉妹たちと遊ぶのが恒例。
あるとき、大好きな漫画家さんの書き下ろしイラストが描かれていたときは、もったいないから使いたくなった。
従姉妹には「使いたい!」と強くせがまれたけど、死守した。
ライター、編集者。相撲とロマコメ、フランス近代音楽が好き。