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昭和生まれが「懐かしい」と感じる文房具7選

いつも身近にあって、友だちみたいな存在だった文房具たち。高価でも希少でもないのに宝物だった。昭和生まれが「懐かしい」と感じる文房具を7つ、ピックアップしました。

昭和生まれが「懐かしい」と感じる文房具7選

■ロケット鉛筆

ロケット弾に似た芯先を、いくつもつなぎ合わせる構造をした鉛筆。

芯先が丸まってきたら、その部分を取り出して一番後ろにつなげると、鉛筆の長さをキープしながら新しい芯が使える。

実物を知らない人は、この説明でイメージできるかな……?

■ミルキーペン

可愛いパステルカラーのペン。とくに黒い紙で使うとよく映えました。

紙に描くだけではなく、ネイルアートの真似事をしたり、ボディーペイントみたいに腕に描いたりしてた。

白色のミルキーペンは修正液の代用としても◯。

■鉛筆のキャップ

鉛筆を裸でペンケースに入れておく際、持ち運ぶときの衝撃で芯先が折れたり丸くなったりするのを防ぐためのフタ。

キャップの先端に動物の形をした消しゴム付きのものが宝物だった。

もったいなくて結局一度も使わなかったけど(宝の持ち腐れ)。

■砂消し

普通の消しゴムでは消すことができない、ボールペンのインクを消し去ることができる消しゴム。

消すというより、紙ごと削ってしまおうという発想なので、何回も同じ箇所で使うと紙がボロボロになる。

■まとまるくん

消しくずがひと塊にまとまってくれる消しゴム。

消しくずを机の上から払い落とす手間が省けたことで、子どもながらに効率化を実感したものでした。

■赤青鉛筆

半分が赤色、もう半分が青色の鉛筆。

よく使う赤色だけが減って、いつも青色だけほとんどそのまま残ってた。

どちらの色も普通の消しゴムでは消せないのが特徴。

■竹尺

小学校のとき、全員に買い与えられた竹製の物差し。

うちの学校では、竹尺を入れておくための長い巾着袋を各自用意する決まりになっていて、みんなそれぞれ色とりどりのをランドセルから吊り下げてた。

やんちゃな男子はランドセルの横に差し込むのが定番。

日本刀に見立てて戦っている男子もいた(危ない)。

鈴木一禾

ライター、編集者。相撲とロマコメ、フランス近代音楽が好き。

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