#6 マキベリー 【低カロリーで栄養豊富!ウワサのスーパーフード大全】
低カロリーで栄養豊富! ウワサのスーパーフード大全 #6 マキベリー
もはや聞いたことがない人はいないのではないか、というくらいある意味日常的なキーワードになりつつある「スーパーフード」。ひとつの食材から多様な栄養素を摂取できたり、特定の有効成分が並外れた多さで含まれる食品のことを指します。スーパーフードは、少量で効率的に優れた栄養素を摂り入れられるので、忙しいDRESSな女性こそ習慣化したいビューティーフード。ビタミン・ミネラル・アミノ酸が豊富で、抗酸化力や免疫力をも高めるという驚くべき可能性を秘めたスーパーフードに、どっぷりハマってみませんか?
アサイーを超えるスーバーフルーツとして、絶大な人気の「マキベリー」。“ベリー”とつくからには、ベリーの仲間であろうことは想像つくものの、いったい何が人気を集める理由なのでしょう。アンチエイジングに欠かせないフルーツであるなど、「マキベリー」の魅力についてスーパーフードマイスター石松利佳子さんに、教えていただきました。
マキベリーを日本で見たことがありません。どこで栽培されているフルーツですか?
ーチリ南部のパタゴニア地方に自生するベリーです。マキベリーは、まだ人工的には栽培されておらず、野生のままの希少な品種です。果実は、直径6mmくらいの球形で、黒に近い紫色をしています。
マキベリーはアンチエイジングのフルーツ、と聞いたことがあります。やはり抗酸化力があるんでしょうか。
ー マキベリーには、ポリフェノールの一種であるアントシアニンが豊富に含まれています。特徴的なのは、アントシアニンの中でも、もっとも抗酸化活性が強いとされる成分「デルフィニジン」の割合が高いことです。究極のアンチエイジングフルーツと言われる理由は、ポリフェノールの含有量がアサイーの5倍、ブルーベリーの14倍あることから。その他ビタミンCや鉄分、カリウムなども豊富に含まれています。
アサイーもすごいと思っていましたが、マキベリーはそれ以上なんですね。どこで購入できますか?
ー コスメキッチンや、『sunfoods』『CarnaSuperFoods』などのネット通販が便利ですよ。
マキベリーのおススメな食べ方があれば教えてください。
ー 粒子が細かく食材に溶けやすいので、スムージーやヨーグルトに加えたり、ドレッシングで使ったりなど非加熱でいただきましょう。
■マキベリーを使った簡単レシピ■ マキベリーローチーズケーキ
~材料(6×4cmのセルクル型6個分)~
【クラスト】
生アーモンド……85g
デーツ ………80g
【フィリング】
生カシューナッツ……100g
ココナッツミルク……100cc
レモン汁 ……大さじ3
アガベシロップ ……大さじ3
ココナッツオイル ……75cc
マキベリー …………大さじ2
~作り方~
1.生アーモンドはたっぷりの水に1晩浸水させ、洗って水を切る。
2.クラストの材料をフードブロセッサーに入れて、軽くまとまるまで混ぜる。
3.フィリングの材料をミキサーに入れて、滑らかになるまで撹拌する。
4.型に2を敷き詰め、3を注ぎ冷蔵庫で冷やし固める。
5.型を外し、ブルーベリーやエディブルフラワーなどで飾る
料理研究家 石松 利佳子
テレビ・ラジオの番組出演をはじめ、企業へのレシピ提供や商品開発なども手掛ける。
【受賞歴】クシマクロビオティックス・コンシェルジュアワード2013受賞
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text/hiroko sasaki