昭和生まれが「懐かしい」と感じる少女漫画8選
少女漫画の世界にどっぷり浸かっていたあの頃。漫画のタイトルや、ヒロインの名前を目にするだけでも心がキュンとなるものです。昭和生まれの心をくすぐる、懐かしすぎる少女漫画を取り挙げてみました。
■『有閑倶楽部』
一条ゆかりさんによる人気作(連載中!)。
超大金持ちで美男美女の生徒会役員が、いろいろな事件に首を突っ込んでは、力を合わせて問題解決に励むという内容。
連載開始は『りぼん』。
小学生の頃は、クラスの女子の多くが『りぼん』派か『なかよし』派に分かれてて、私は断然『りぼん』派だったな。
■『ときめきトゥナイト』
池野恋さんによる80年代を代表するラブコメ少女漫画。
これは今の時代に読んでも十分楽しめる。
蘭世と真壁くんの壮大なラブストーリーで、とくに学生の頃が好きだったなぁ。
あと、イモトアヤコさんの眉毛はヨーコ犬を意識してるよね?
■『天は赤い河のほとり』
篠原千絵さんの代表作。
中学生の主人公が紀元前14世紀の架空の国「ヒッタイト帝国」にタイムスリップしてしまうというスペクタクルなお話。
魅力的な登場人物と起伏に富んだストーリーに引き込まれたものだった。
とくに、正義感があって公平で朗らか、さらに運動神経もよくて美人な主人公には、今も憧れる!
■『天使なんかじゃない』
矢沢あいさんの出世作で、新設された高校の生徒会を舞台にした学園もの。
キュンとする名シーンが多く、「言われてみたい!」と思わせるセリフがてんこ盛りです。
展開を全部知っているのに、何回読んでもドキドキしちゃうし、泣いてしまう!
■『生徒諸君!』
庄司陽子さんによる学園漫画。
お姉さんたちが読んでたのを真似て、少し背伸びして読んでいた。
主人公のナッキーみたいになりたくて、中学ではソフトボール部、高校ではバスケットボール部、その後は中学教師を目指した。
■『なな色マジック』
『なかよし』の看板作家だった、あさぎり夕さんの作品。
ハイスペックな主人公の女の子に自分を投影してたなぁ。
思えば、私の中の“いい男”像って、この漫画で作られた気がする。
現実世界でなかなか出会えないのはこのためか。
■『いつもポケットにショパン』
これを読んでピアノに目覚めたんだった。
鼻息荒げて「ピアノ習いたい!」とせがんだものの、新聞配達して自分で月謝を稼げと言われ、すぐに朝刊を配り始めたものの、結局、漫画代に消えた(笑)。
■『ガラスの仮面』
少女漫画の金字塔ともいうべき、美内すずえさんによる大ベストセラー。
おばあちゃんの書棚から取り出して、お母さんが読んでたボロボロのを私も読んでた。
まだ連載が続いているってすごい。
ライター、編集者。相撲とロマコメ、フランス近代音楽が好き。