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超実践型「ソフトSM」の手引き|緊縛などを初心者でも楽しめるやり方を紹介

いつもと違うセックスを楽しんでみたいときに、足を踏み入れやすいプレイといえば、ソフトSMプレイ。でも「パートナーにどう切り出せばいいの?」「何をすればいいの?」と疑問は尽きません。今回は、AV監督の鈴木リズさんに、初心者でもすgに実践しやすい「ソフトSM」のやり方を教えていただきました。

超実践型「ソフトSM」の手引き|緊縛などを初心者でも楽しめるやり方を紹介

ノーマルなセックスもいいけれど、たまには新しい世界を楽しんでみたい。そんな方が足を踏み入れやすいプレイといえば、SMプレイではないでしょうか。

ホテルに行けばSM設備を備えた部屋があったり、アダルトショップには必ず手錠やムチなどのグッズが置いてあったり、SMの嗜好がない方でも一度や二度はその文化に触れたことがあるはずです。

とはいえ、SMには「痛そう」「怖そう」といったイメージが先行して、なかなか経験するには勇気がいりますよね。

今回は男性と女性、両方のご主人様と主従関係を結んでいた経験がある私、鈴木リズが、初めての方にもおすすめな「ソフトSM」をご紹介! パートナーへの切り出し方や実際に使えるテクニックをお話しします。

■「ソフトSM」って何?

ソフトSMとは?

緊縛、ろうそく、ムチ……「SM」ということばからそういったものを想像する方も多いのではないでしょうか。もちろん間違いではないのですが、SMの本質は「したい(攻めたい)人」と「されたい(攻められたい)人」とで性的興奮を得ることです。

「ソフトSM」とは、端的に言えば「痛みを伴わないSM行為」です。縄やろうそくを使わなくても、双方の「したい」「されたい」という同意があれば、それはSMプレイと呼ぶことができます。

逆にこれを逸脱すれば、どんなに痛みや屈辱を伴わないプレイであってもただの「暴力」となってしまうのです。

■ソフトSMの扉を開く(誘い方編)

SMプレイへの誘い方

パートナーがいる方は素直に「ちょっと興味あるんだよね」とその気持ちを相談してみましょう。

はっきり伝えるのは恥ずかしいという方は、SMシーンのある映画をふたりで一緒に観てみるのがおすすめです。『昼顔』や『キリング・ミ―・ソフトリー』、『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』など美しいSM描写のある映画はとっても効果的。私もこの方法で、パートナーをご主人様に逆教育したことがあります(笑)。

特定のパートナーがいない場合は、SMバーに行ってみるのはいかがでしょうか。SMに興味のある人や不快感を持たない人が集まって会話を楽しむ場なので、一見さんが急にプレイに発展するということはありません。ご自身の希望や興味のあるプレイを自由に話すことで、出会いの種がきっと見つかるでしょう。

■実践! 初心者でもできるソフトSMプレイのやり方

1.言葉責めからはじめる

ソフトSMのやり方_言葉責め

一番試しやすいソフトSMプレイは「言葉責め」です。

辱められたいのか罵られたいのか、好みは人それぞれですが、まさに痛みを伴わないプレイの代表格です(罵りは苦手な人にしてしまうと心に深い痛みを与えるので注意しましょう)。

まずはお相手の様子を実況してみる(してもらう)のがおすすめ。いやらしい言葉を使わなくても興奮を与えることができます。

2.ネクタイやタオルで拘束してエッチ

ソフトSMのやり方_ネクタイやタオルで縛りプレイ

ソフトSM初心者の方は、生活の身近にあるアイテムを活用するがおすすめです。たとえば、ネクタイやベルト、やわらかな生地の洋服などは手足を縛るのに最適! いつものセックスに“拘束”という刺激が加わるだけでも、興奮がアップしますよ。注意したいのは、きつく縛らないこと。かるく結ぶくらいでも、じゅうぶんな非日常を味わえるので、ぜひ挑戦してみてください!

また、タオルや食品用ラップフィルムを利用して手足の自由を奪ったり、目隠しをして視覚を遮った状態にしたりするのもソフトSMと呼べるでしょう。ケガをする危険がないので、初めてのSMプレイにぴったり。

その状態でキスやフェラチオしようものなら興奮度MAXです!

3.「なりきりごっこ」で興奮度アップ

「言葉責め」はやってみたけれど、ちょっと飽きてきてしまった……という中級者向けのテクニックが「なりきりごっこ(イメージプレイ)」です。

子供の頃に遊んでいたおままごとのセックス版とでも言えばいいでしょうか。ある特定のシチュエーションのもとに、ストーリーが加わり、あなたたちが作品の演者となり、ソフトSMを行うものです。

たとえば、「医者と患者さん」「先生と生徒」「上司と部下」「部活の後輩と先輩」などなど、ふだんの自分たちにはなれない姿(役割)を担うことにより、より非日常感の強い言葉やアクションをソフトSMの中に盛り込むことができるのです。

もしも経済的な余裕があれば、コスチュームなどを用意するとさらにリアリティがアップし、興奮も高まるでしょう。

■ソフトSMのポイントは、「心」と「開発」

男女が手を重ねているところ

ソフトSMのポイントは“心”です。

ハードSM嗜好の人は物理的な痛みによって快感や悦びを得ますが、それができる人はごく少数。まずは相手がしてほしいこと、自分がしたいことをきちんと伝え合い、心を通わせなければ、満足のいくプレイには繋がりません

そして羞恥心を徐々に慣らしていく「開発」がポイントです。言葉責めから始めたら、目隠しプレイやオナニーの指示など、少しづつ新しいことにチャレンジしてみましょう。「したい人」が主導していくことでSMの世界がどんどん広がり、快感も絆も増していきますよ。

ソフトSMを楽しむには、プレイの具体的な擦り合わせが必須です。ネットや雑誌、映画を参考に「こういうことがしてみたい」という意思疎通をすることで、安心してパートナーに身を任せることができます。

お互いのやりたいことを尊重し、話し合うことを忘れずに、これまで経験したことのないめくるめく快楽を味わっちゃいましょう。

※こちらは2019年1月17日に公開した記事内のリンク切れなどを修正したうえで再掲載したものです。

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鈴木 リズ

著書「男とか女とかゲイとかレズとかどうでもいいからただ好きな人のそばにいたいだけ。」を主婦の友社より出版。AV OPEN2017〜あなたが決める!セルアダルトビデオ日本一決定戦〜では監督賞を受賞。女性AV監督で営業と広報もこ...

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