吉田沙保里選手が引退表明。ネットでは労いと総合格闘技への転身を望む声も
「霊長類最強女子」の異名を持つレスリング女子、吉田沙保里選手が8日、自身のSNSで現役引退を表明しました。ネットには吉田選手の引退を惜しむ声、これまでの多大な活躍を労う声、さらに総合格闘技への転身を望む声などが数多く寄せられています。
レスリング女子の吉田沙保里選手が8日、自身のSNSで現役引退を発表しました。
ツイッターに「この度、33年間のレスリング選手生活に区切りをつけることを決断いたしました」と綴ったあと、「後日、改めてみなさんの前で引退のご報告と感謝の気持ちをお伝えしたいと思います」と投稿しています。
吉田選手は2004年のアテネ五輪、2008年の北京五輪、2012年のロンドン五輪での55キロ級で五輪3連覇を、2016年のリオデジャネイロ五輪での53キロ級で銀メダルを獲得。
さらに、世界選手権では13連覇を達成(2014〜2015年は53キロ級)する偉業を成し遂げています。2012年には国民栄誉賞の受賞も話題になりました。
リオ五輪後は選手兼コーチとして、日本代表と至学館大で後進の指導にあたっていました。
これに対し、ツイッターでは
・吉田沙保里選手、本当にお疲れ様でした!選手ではなくなってもきっと未来にも語られる伝説のファイターだと思います。
・吉田沙保里さんレジェンドでした!お疲れ様でした。
・吉田沙保里さんが引退と聞いてしまって何も手につかない
・東京オリンピックに出ると思い期待してたので残念
など、これまでの功績を称える声と引退を惜しむ声が多く見られました。
引退後の道が明らかになるのはこれからですが、吉田選手には「総合格闘技の大会へ出てほしい」と期待する人も多数。
今後の会見で吉田選手が何を語るのでしょうか――。
画像/Shutterstock
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