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生きるのって正直しんどい。それでも「なるべく楽しく」生きるためのヒント

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生きていると楽しいこともあるけれど、しんどいこと、つらいこともたくさんあります。それでも私たちは生きていかないといけない。「自分はとてもネガティブ」と語るDrまあやさんに、それでもできるだけ楽しく生きていくための考え方を綴っていただきました。

生きるのって正直しんどい。それでも「なるべく楽しく」生きるためのヒント

「なんのために、生きているんだろう」
「私ひとりがいなくなっても、世の中は何も変わらない」

と、街の中を歩いていると、ふっと考えてしまうことがあります。

生きるのって、けっこうツラいです。楽しいことなんて、普通に生活していたらほとんどないですよね。平凡な毎日。特に忙しいときは追われるように働き、くたびれて家に帰って、寝るのみ。次の日また仕事。

もちろん「平凡な日々が実は一番幸せなんだ」と災害や事件などが頻繁に起こる世の中で心から感謝しつつも、なにか心踊るようなことがないか、期待してしまうのもまた仕方のないことです。

■人生の幸せを構成する要素

毎日楽しいと思って過ごしている人がどれだけいるのか?

単純にポジティブ思考かネガティブ思考の問題なのか?

考え方次第で、一見退屈に思える日々が華やかに思えるようになるのか?

人生を楽しくさせる要素はなにか?

仕事
健康
自分の時間(趣味、ひとりで過ごす)
人間関係(友人、恋愛など)
家族
住宅環境
お金
三大欲求(食欲、性欲、睡眠欲)

上記が幸せを構成する要素かと思われます。この要素が、バランスよく整っていることが、幸福度を上げるのではないでしょうか。このバランスが均一になっていることが実は重要で、ひとつでも欠けると、充満感が満たされなかったり、どれかがずば抜けて高いのも、他の要素をもっと上げたい、と欲深くなったりするのではないでしょうか。

生きるのがしんどい世界を楽しく生きるヒント

でも、バランスの良い生活というのも難しく、仕事がうまくいっていても、健康が保てないとしんどいし、お金があっても、人間関係や家族との関係がうまく行ってないと、心が苦しくなることもある。バランスが整って幸福に生きている、というのは奇跡です。

■暗闇の向こうに「光」が見えるから生きている

私は、基本的にネガティブ思考の人間です。ネガティブ思考の人間が、できるだけ人生を楽しく過ごす方法というのはあるのか?

全員がそうではないかと思いますが、日々の生活のイメージは暗いトンネルの中をひとりで歩いているイメージ。足元がはっきりしないため、つまずいたり、突然脇からなにかが飛び出してきてアクシデントが起きたりして、不安と恐怖が訪れる。私はひとり毎日暗闇を歩いています。

それでも生きている理由は、暗闇の中に「光が見える」ことです。決して、強い光ではないし、いつ消えてしまうのかもわかりません。私にとっての光は、「脳外科医を続けながら、デザイナーの仕事での成功」「面白い作品を作り続けること」。これがはるか彼方向こうに光る道しるべです。

現在、暗闇の中で、もがき足掻いていますが、ときどき光が差して明るい道に進めるかも! と思いきや、暗闇に戻る。この繰り返しです。暗闇の時間が長いのですが、わずかに光が当たったときに、「生きてて良かったかも!」と思えるんです。

楽しく生きるためのヒント

この光を見出せず、暗闇がどこまで続くのか、暗闇の先に何があるのか、つまり何を目指して生きているのか、何が楽しいのか? 今までの人生で楽しいと思ったことがあったか? あの頃に戻りたい! こんな風に思ったとしても戻れないわけで、これからどうしたらいいのかわからなくなります。

結婚している方だと、子どもの成長や就職、結婚、出産など、自分以外のことで、光を見出すことがあるかもしれません。でも、独身40代以上になると、どんどん孤独化していく恐れが高く、闇が深くなる一方です。

現代日本は、夢や希望を持つことも難しく、明るい未来を描きづらい環境があると思います。しかも1回しくじったら、這い上がるのが難しい世の中。

ごく一部の、「戦う強さ」もしくは「鈍感力」の高い人だけ、許してもらえる状況に持ち込むことができます。出る杭は打たれますが、出すぎてしまえば、むしろ讃えられるんですね。しかし、残念ながら、多くの一般人はそんなに強くない……。それでも体は生きているわけで、これからも生きないといけない。生きないといけないのであれば、少しでも明るさが欲しい。

暗闇を抜けたい場合、どんな方法があるのか考えてみました。

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Drまあや

脳外科医兼デザイナー/1975年東京生まれ・岩手県北上市育ち 岩手医科大学医学部卒業後、慶應義塾大学脳神経外科医局入局。2010年ロンドンのCentral Saint Martins に留学し、デザインの勉強する。帰国後、...

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