愛媛の冷汁(さつま汁)が5分で作れるのに、夏バテ中でも食べられるほど美味しくてハマる!
愛媛の冷汁「さつま汁」は簡単に作れて、栄養も豊富。夏バテ中にもぴったりのレシピなので、ぜひ作ってみてください!
こんにちは。料理研究家の河瀬璃菜です。
先日初めて、愛媛県にお仕事で行きました。そのときに食べた「さつま汁」という料理がとても美味しく、夏にぴったりな味わいだったんですよね。
しかも、調理時間はものの5分ほどしかかからない、超お手軽料理なんです! 火を使わずに作ることができるので、暑い季節、キッチンに立ちたくない......! という方にもオススメです。
さっそくご紹介します。
■夏バテ時にもぴったり! 愛媛のさつま汁
材料(1人分)
白味魚の刺身 100g
麦味噌 大さじ1
めんつゆ 大さじ1
水 100cc
ドライ柚子皮 適量
青ネギ 適量
白いりごま 適量
ご飯 1膳
作り方
1.白味魚の刺身は耐熱皿に入れ、ふんわりとラップをかけたら、600wの電子レンジで3〜4分加熱する。
2.「1」と麦味噌、めんつゆ、水をフードプロセッサーに入れ、攪拌させる。
※フードプロセッサーがない場合は、すり鉢などを使う。
3.食べる際は「2」に柚子皮や青ネギ、白いりごまを入れ、ご飯にかけて食べる。
さつま汁は、麦味噌を使い、薬味にみかんの皮などを入れるのが一般的なのだとか。
今回は、みかんの皮ではなく、柚子皮を使っています。爽やかな香りが口に広がり、さっぱりと食べることができますよ。
刺身用のお魚ではなく、焼き魚用のお魚を使うのも、もちろんOKです。前の晩に残ったお魚をリメイクできるのも嬉しいですね。
さつま汁の由来には、諸説あるそうですが、「九州の鹿児島(薩摩)から伝わったという説」「夫が妻を助けるために作ったことから、妻を補佐する『佐妻』汁となったという説」が有力だそうですよ!
魚からたっぷりのタンパク質、麦味噌から食物繊維も摂ることができるので、夫を助けるために作ったというのは個人的に推したい説です。
暑いこの季節に簡単に作れて、栄養もしっかり摂れる「さつま汁」、ぜひ作ってみてくださいね。