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「サウナでファンデいらずのつるりん美肌に」まんしゅうきつこさんが語る、サウナ美活のすすめ 2/2


■美容アイテムが充実。おすすめサウナは?

――なぜ若い女性のサウナ人口は少ないのでしょうか。

サウナにオシャレなイメージがないからですかね。池袋の「タイムズ スパ・レスタ」は化粧水などのアメニティが有名ブランドのもので、美顔器まで置いてあります。

そういう美容アイテムが充実した施設が増えれば、女性のサウナ人口も増えそうですね。
でも「テルマー湯」や「ラクーア」のように有名な施設、銭湯でも「萩の湯」など、流行っているところは若い女性も多いように感じます。

――銭湯のサウナとスパ施設のサウナ、それぞれ魅力があると思いますが、まんしゅうさんはどちらが好きですか?

どっちも好きです。この前、新宿の「テルマー湯」に行ったら、泥パックがあったりヘアアイロンがあったり、やっぱり総合的に良い! と感じました。でも、少し料金がお高めです。だから、スパ施設はご褒美的な感覚で、普段は銭湯のサウナを利用しています。

■新刊『湯遊ワンダーランド』のこと

――前作は『まんしゅう家の憂鬱』(集英社)、その前は『アル中ワンダーランド』(扶桑社)で、若干シリアスな作品が続いていました。今回の作品にはどのような反響が寄せられていますか?

今まで母に漫画を褒められたことはあまりなかったのですが、今回は初めて「すごくおもしろいわ!」と言われたんです。

サウナ室内でのヌシ(常連のリーダー格の女性)とのやりとりが面白かったらしくて。67歳の母くらいの年齢の人が読んでも楽しめるんだな、とわかりました。

『アル中ワンダーランド』は悲惨すぎたり、『まんしゅう家の憂鬱』は変な行動に走りすぎたりしているところがありますが、『湯遊ワンダーランド』は『アル中〜』と『まんしゅう家〜』の中間にあるような作品という意見もネット上で見かけました。

サウナと水風呂に入ることで、いい感じに人間的なバランスが取れたのかもしれません(笑)。

(編集後記)

まんしゅうきつこさんにとってサウナとは、と尋ねると、こんな答えが返ってきました。

「サウナに通うまでは、遊園地に行くような非日常の感覚でしたが、今はすっかり歯を磨くとかアイスコーヒーを飲むとか、それくらいの完全な日常と化しました」。

心も体も健康的に、きれいになれるサウナ。『湯遊ワンダーランド』を読むと、サウナ未経験者も、サウナ久々の方も、きっとサウナに行きたくなるはず!

Text・Photo/姫野桂

DRESS編集部

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