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心地よい人付き合いの秘訣は「心配より信頼」

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田中里奈さんによる連載、今月は「人付き合い」がテーマです。心地よい人付き合いを目指す田中さんが、人と関わる中で大切にしていることとは――。

心地よい人付き合いの秘訣は「心配より信頼」

こんにちは。田中里奈です。今月のテーマは「人付き合い」。私が目指すのは、とにかく“心地よい人付き合い”です。それを実践するために、日頃大切にしていることをお話ししますね。

■大事にしたいのは「心配」より「信頼」し合える関係

私は「人間関係は、そのときの自分の状況に合わせて柔軟に変わっていい」という流動的な考えを持っています。

「最近どんな人と出会うか」「どんな人と一緒にいるか」で今の自分も見えてくるので、周りの人は自分の鏡だな、なんて思っています。

若い頃は、仲の良いグループに最近呼ばれない……なんてことがあると、寂しいと思ったこともありました。でも今は、「疎遠になるってことは、今の波長が合っていないってことだな」と解釈できます。

無理して参加したところで、楽しめるかどうかもわからないですしね。馴れ合いのように一緒に過ごすこと=友達ではないし、しばらく連絡を取らなくても、心がつながっているなら十分に友達だと思います。

■「今は縁がない」と考える

時には自ら手放す関係もありますが、完全に縁を切るというわけではなく、「今はちょっと縁がないかな?」くらいの感覚です。

また、私は“心配”という概念が好きではありません。心配は依存しか生まないし、心配されてうれしかった経験もありません。

一見心配は愛があるからこそするものという固定概念がありますが、実際はする側の自己満足のように思えます。

家族や友人に対して、「あなたが苦労するから、心配だからやめなさい!」と言う人もいますが、愛があるならなおさら、私は「あなたならできるからがんばって」と信頼してほしい。

お互いを信頼し合い、応援できる関係がベストだと思っています。

■友達とはプラスの時間を持ちたい。「時間泥棒」な人は避ける!

「時間泥棒」のような関係にも、割と気をつけています。一方的に終わりのない不平不満の話をしてきたり、人の悪口などネガティブなことばかり言ったりする人は苦手です。

「心地いい時間」をとても大事にしているので、心地よくないと思ったら、「その話、私の前ではしないでほしい」「今は聞きたくないな」と意思表示することもあります。

時間には限りがあるからこそ、人と一緒にいるときは高め合えるプラスの時間を持ちたいです。

こんなことを言うと、随分とドライな人間に見えるかもしれませんが(笑)、友達からの悩み相談は結構されるタイプです。

「本当はこうしたい」を感じ取り、「背中を押してほしいのかな」と思うときは、遠慮なくそうします。

■悩みをかろやかに捉える

周りから反対されるような決断でも、危なそうな恋愛でも、本人がそれを選びたいなら、「行ってらっしゃい」と送り出しますね。

うまくいかなくても、何かを学んで帰ってくればいいと思いますし、「そのときは、いつでも受け止めるよ!」という気持ちです。

助言の線引きが難しいときもありますが、「依存と友情をはき違えているかも……」と自分で気づいたら、さっと引くようにしています。

あとは、「軽く捉えてあげること」も意識しています。私自身、ネガティブなときは、悩みを軽く捉えてくれる人と話したほうが「そっか、それでいいよな!」と気持ちが楽になるので。

ひたすら話を聞いてあげて、一緒に深く悩んで共感して……という寄り添い方もありますが、時と場合によるなと思います。

一緒に上がったり下がったりしていたら、関係性も安定しないですよね。

■ハッピーに捉えていれば、「いい人」しか寄ってこない!?

「何でもハッピーに捉えること」も、心地いい人付き合いのコツかもしれません。昔、手首に傷のある子に「どうしたの?」と聞くと、「猫に引っかかれた」と言っていたんです。

後々、それがリストカットの跡だと判明したのですが、当時の私はリストカットそのものの存在を知らなかったんですね。

「そっか、猫飼うのも大変だねぇ〜!」なんて一緒に笑って、その傷を気にすることもなく仲良くしていました。

受け取る側がハッピーに捉えていれば、ネガティブな空気も人も、浄化されるのかも、なんて後から思いましたね。

そんなふうに過ごしているからか、「私の周りには、いい人しかいないな〜」ともよく思います。悪い人に会っても気づいていない=会っていないと同じ、ということなのかもしれません。

構成/外山ゆひら

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田中 里奈

広島出身の青文字系モデル。様々な企業やブランドとのコラボやプロデュースを中心に活動。国内外を飛び回りながら、場所や肩書にとらわれない働き方とライフスタイルを提案してます。

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