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「彼氏、大手勤務だからさぁ」マウンティングあるある。うまくかわす方法は?

「マウンティング」とは、対人関係において、相手を不快にさせる言葉で自分の優位性を示すこと。「なんかヤな感じ……」な言動の正体はマウンティング!? 今回はみんなが体験したマウンティングあるあるを、シチュエーション別にご紹介します。

「彼氏、大手勤務だからさぁ」マウンティングあるある。うまくかわす方法は?

■「マウンティング」とは?

「マウンティング」とは本来、動物が自分の優位性を示すために相手の上に乗る行為のこと。そこから転じて、主に対人関係において自分が相手より優れていると誇示することを指します。その材料は容姿、学歴、年収などさまざまです。自身の持つステータスだけでなく、「私の彼氏の年収は〜〜」などとパートナーのステータスをマウンティングの材料に使うこともあります。

マウンティングをする人は、一見プライドが高く自分に自信があるように見えますが、実際は自分を誇示しないと不安になるという、ネガティブな深層心理が働いていることも。そのため「自分より格下または同等」だと思う相手に対してのみ、マウンティング行為を行います。

今回は、シチュエーション別にマウンティングあるあるをご紹介。マウンティングする人の特徴や深層心理を考えてみましょう。

■マウンティングあるある〈恋愛編〉

まずはマウンティングが最も生まれやすいシチュエーション〈恋愛編〉から参りましょう!

独身VS.既婚 

いつも『最近どうなん?』と電話してくる既婚者の高校時代の友人。私が『今日、合コンなんだよね!』と言うと『いいな~』とうらやましがるふりをしながら『実は私、合コンとか行ったことないんだよね。今の旦那と職場で出会ってすぐ結婚したから』と。それだけで終わればいいのに『合コンでいい出会いなんてないよ? はやくちゃんとした人を見つけたほうがいいよ~!』と謎に上から目線の恋愛アドバイス。本人は良かれと思って言ってるのかもしれないけど、余計なお世話!(29歳/女性)

私の彼氏、大手勤務だからさぁ

女子会で彼氏の話になったときに私に向かって、『M美(私)の彼氏って家庭的でいいよね~!』と言うY子。その後決まって『私の彼氏、大手勤務だからさぁ、M美の彼氏みたいに定時上がりとか無理なんだよね(泣)』と。口癖はいつも『私の彼氏、大手勤務だから』……はいはいそうですか、と受け流してますけど、さすがにイラっとしますよね。彼氏のステータスマウンティング(32歳/女性)

■マウンティングあるある〈仕事編〉

続いて仕事編! 働く女性に、マウンティングはつきもの……!?

私は正社員だから!

契約社員として働く私に対して、いつも「定時になったら帰っていいからね。私は正社員だから帰れないけど(涙)」と言ってくる1つ上の先輩。わざわざアピールしなくてもよくない? と思います。キャリアを築いているのはカッコいいけど、それを誇示しなくてもなあ……。(32歳/女性)

バリキャリってかっこいいですね!

映画宣伝の部署で多忙な毎日を送っている私に対して『〇〇って、バリキャリでカッコいい!』としきりに褒める同期。『ありがとう~!』と言うと『〇〇みたいな働き方も憧れるけど、私は彼氏の時間も大事にしたいんで、この働き方を選んでるんですぅ』……って、それ自慢?(29歳/女性)

私のほうが稼いでる

広告代理店8年目の彼女と同棲をしている男友達のT也。T也の彼女はとても美人だし、仕事もできるのだと思いますが、喧嘩をすると、T也に対して『私のほうが稼いでるんだから!』と年収マウントをとるみたいです。T也が深夜まで仕事をして返ってくると『なんでそんなに働いてるのに、給料低いの?』とか言っちゃうみたいなんですよね……。家賃も少しだけ彼女のほうが多く出してるからしょうがないのかもしれないけど……。T也は、着々と別れの準備をしているみたい。(30歳/女性)

■マウンティングあるある〈持ち物編〉

愛用ブランドでも女性同士は火花をちらす!? 続いて持ち物編です。

それ新卒の時に持ってた(笑)

『めっちゃかわいい!』と、私のアクセを褒めてきたK子。『これ安かったんだよ~!』と言うと『どこの?』とすかさずブランド名を聞いてきて。答えたら『えー! なつかしい! 私そこのブランド新卒の時に使ってた(笑)。今はハイブランドばっかりになっちゃったけど、たまにはそういうのもいいよね~』って……。(29歳/女性)

すっぴんマウント

お肌がつるつるのA子。『どこの化粧品使ってるの?』と聞くと『全部無印で揃えてるんだよね!』と回答。『お肌綺麗だから高い化粧品とか使ってるのかと思った!』と私が言うと『いやいや、ほんと適当だよ? メイクとかもいつも5分で終わるし。U美みたいにおしゃれに時間かけてる女子ってすっごく尊敬する~』と言いながら、いつもインスタにすっぴんの画像を載せて『すっぴんごめんなさい(涙)』と脚注を加えつつ、おしげもなく披露。プチプラ化粧品でもかわいい私をアピールしてるんだなって……。いつもメイクにお金と時間をかけてる私って……なんだか悲しくなりました。(31歳/女性)

■マウンティングあるある〈その他〉

マウンティングの最たるもの、それは、“友達のふり”をしたフレネミー(フレンド&エネミーを組み合わせた造語)と呼ばれる存在。マウンティングあるある、最後は“味方を装った敵、フレネミーをご紹介!

友達だから言うけど

高校時代からの友人のR乃は私が彼氏ができるたびに『えー! おめでとう!』と最初は祝福してくれるのですが、交際が続くと『え、でも〇〇君(彼氏)は結婚には向いてないと思う。△△(私)にはもっといい人がいるよ!』とアドバイスしてきます。さらに『友達だから言うけど』と言いながら、彼氏の欠点を教えてきたりするんです。『〇〇君のインスタって、浮気する男の特徴に当てはまってるみたい……』とか。恋愛がうまくいかないときは親身に相談に乗ってくれてたけど、幸せになろうとすると邪魔をする。結局のところR乃は、私が幸せになるのが許せないんだなって。今は距離を取ってます。(27歳/女性)

■マウンティングへの最大の反撃は……

今回はマウンティングについて特集しました。

マウンティングをする人は、他者を自らの言葉で下げることによって、自分があたかも価値のある人間であると思い込もうとする心理状況にあります。他人と比較することでしか自分の価値を見いだすことができず、虚勢を張ることによって自分のプライドを保っているのです。

そんなマウンティングに対する最大の攻撃は“反応しないこと”。反論すると、ますます行為がエスカレートすることもあります。

もしマウンティングをされたら「この人、かわいそうな人なんだな……」と冷静にあしらうことが、最も重要かもしれません。

毒島 サチコ

恋愛ライター。LINE記事を得意とし、自立した女性へ向けた恋愛記事を多数執筆。

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