1. DRESS [ドレス]トップ
  2. ファッション
  3. リネンジャケットのコーディネート。1枚あると万能です

リネンジャケットのコーディネート。1枚あると万能です

リネンジャケットのコーデをオン・オフ3パターンご紹介します。季節の変わり目の端堺期に活躍するライトジャケットは、迷わずリネンのものを選びます。かろやかな着心地のリネンジャケットはシーンを問わず頼れるアウター。ノースリーブやTシャツの上に羽織れば冷房対策にもなり、長いスパンで着回せる万能アイテムです。

リネンジャケットのコーディネート。1枚あると万能です

リネンジャケットのコーデをご紹介

リネンジャケットはかろやかな着心地で、シーンを問わず頼れるアウターのひとつ。

屋内ではノースリーブやTシャツの上にリネンジャケットを羽織ると冷房対策にも◎。商談などがある日はきちんと感も出ます。リネンジャケットは、あらゆるシーンで着回せる万能アイテムなのです。

そんなリネンジャケットのコーデを3パターンご紹介します。

【リネンジャケットコーデ1】リネンジャケット×マニッシュなボトムス

ラフに羽織れるリネンジャケットですが、合わせるアイテムによってはオフィススタイルとしても充分通用します。

打ち合わせやちょっとした商談など、さほど堅苦しくないオフィスシーンなら、センタープレスの入った綺麗めなワイドパンツを合わせます。

ビッグシルエットのジャケットにワイドなボトムスを持ってくるとだらしない印象に陥りやすいですが、センタープレスの効いたワイドパンツならきちんと感を損なうことなく、今年風の抜け感のあるスタイルが叶います。

ジャケットの下に着たトップスも、ホワイトのボートネックタイプのニットで、清潔感ときちんと感を出すよう心がけました。

リネンジャケットにマニッシュなボトムスを合わせたコーデ

バッグやパンプスはレザーのややかっちりとしたデザインのものを選べばオフィス街でも浮きません。

ベージュ系のカラーの濃淡は、メリハリが感じられずぼやけた印象になりがちですが、少し濃いキャメルの小物をプラスすれば統一感をキープしたまま全体を引き締める効果があります。

コーディネートを考える上で大事にしたいポイントは、何といっても色使いです。

オフホワイト、ライトベージュ、ベージュ、キャメルといった控えめな同系色のグラデーションで、オフィスシーンに相応しいきちんと感を出すよう意識しました。

【リネンジャケットコーデ2】リネンジャケット×存在感のあるアクセサリー

気の置けない女友達とのランチには、リネンジャケットに同じくリネンのクロップド丈パンツを合わせ、決めすぎない綺麗めカジュアルを目指します。

軽やかな着心地と涼し気な見た目のリネンアイテムなら好印象を与えられます。

リネンジャケットにアクセサリーを合わせて華やかに

ランチのときは上半身に視線が集まるので、アクセサリーが必要不可欠です。

べっ甲のピアスとバッファローホーンのネックレスやバングルなど、存在感のあるアクセサリーをプラスすれば、何気ないシンプルな黒のトップスでも華やかさを出すことができます。

ランチに全身無地のコーディネートでは少し面白味に欠けるので、足元はパイソン柄のパンプスを選びました。

ベーシックなアイテムにアクセサリーや小物で変化をつければ、程よく洗練された装いを何通りも作り出すことができます。

【リネンジャケットコーデ3】リネンジャケット×ストレートデニム

子どもといってもふたりとも大きく、22歳と17歳の娘たちですが、休日はよく一緒に買い物に出かけます。

自分のものより娘たちのものを探すことがメインなので、ボトムスは動きやすいデニムを選ぶことが多いです。

そんなオフの日のアウターにナチュラルな素材のリネンのジャケットを選べば、リラックス感のあるコーディネートが完成します。

リネンジャケットに切りっぱなしのデニムを合わせた今っぽいスタイル

こちらのデニムは裾が切りっぱなしのデザインになったもの。

ナチュラルでややゆったりとしたシルエットのジャケットには、太すぎず細すぎず、それでいて脚のラインを拾わないストレートな型のデニムがよく合います。

スタンダードなダブルブレストのテーラードジャケットも、べっ甲風のボタンや麻特有のしわ感のある生地がトラッドな印象を崩すことに一役買ってくれています。

バッグはクリアなPVC素材のものをチョイスしました。

Tシャツ×デニム×テーラードジャケットという定番スタイルも、旬の小物をプラスすれば今風の着こなしを演出することができます。

リネンジャケット選び&コーデのコツ

この季節、オン・オフ問わず活用頻度の高いリネンのジャケットですが、選ぶ際に気をつけているポイントが数点あります。

1.ナチュラルすぎない明るめのベージュを選ぶ
白すぎるとオフィスで浮いてしまいます。濃いブラウン寄りのベージュはナチュラル感が強すぎるため、コーディネートが難しく、顔映りも良く見えません。

2.着丈はヒップが隠れるくらい
やや長めの着丈が細身のパンツやワイドパンツ、ロングスカートなど、さまざまなテイストのボトムスと合わせやすいです。

3.程よくゆとりのあるボクシーなシルエット
ややオーバーサイズのシルエットがこなれ感を演出し、堅苦しくなりすぎません。

仕立ての良いテーラードジャケットほどの説得力はないけれど、ナチュラルさと洗練を併せ持ち、通気性に優れ清涼感のあるリネンのジャケット。カジュアルなアイテムとはもちろん、オフィシャルシーンでも品を損なわずに着回すことができる実用的なアイテムといえます。

2018年6月7日公開
2019年5月19日更新

R*ジャスミン

1968年生まれ。ファッションブロガー。商社にてシルク繊維・製品の輸入に携わり、結婚、出産を経て2014年からブログを開始。同年に賃貸業・管理業の自企業を設立・経営する。ライフスタイルから自身の日々のスタイリングを綴った等身...

関連するキーワード

関連記事

Latest Article