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お金は人のために使いたい

お世話になっている人へ感謝の気持ちを伝え、喜んでもらうためにお金を使う――私がそんな考え方になったのは、人間関係で苦労して、そして助けられてきたから。社員にお祝いをしたり、人気店を自ら予約して食事会を開催したり、ファンやお客様へプレゼントを買ったり……人へありがとうを伝えることは、自分にプラスとして返ってくるものです。

お金は人のために使いたい

私の会社は本社の定時が19時。「EmiriaWiz(エミリアウィズ)」の店舗は閉店が21時なので、21時30分が定時です。

終わる時間が本社と店舗とで違うこと、スタッフや従業員とコミュニケーションを取りたいけど、なかなかゆっくり会う時間をとることができません。

さらに、昨年から自身が勤めるキャバクラのプロデュースや宣伝をすることにもなったので、さらに時間が合わなくなってしまって、会いたくても会えない状態になってます。

みんなすごくがんばってくれていて、少しずつだけど会社が良くなってきているのを感じています。だから何かある度に感謝の気持ちは伝えたいなって思っていて、誕生日とかイベントごとがあると、自分から皆に呼びかけてプレゼントやケーキを買いに行っています。

これは会社だけじゃなくて、店舗でもキャバクラでも友達にもやっていることです。

よく「モノで釣る」「その分お給料を上げたら」って言う人もいるけど、それとこれとは別。私は会社の業績が上がったら、みんなの給料も上げるようにしています。

給料が上がるのは上げた業績に対する報酬で、感謝は日頃の感謝。業績や仕事の内容はまったく関係ない別のもので、「いつもありがとう」という感謝の気持ちからです。

モノをあげれば感謝が伝わるかと言うと、それも違うけど、感謝の思いを表現するには一番だと思うし、改まって人に感謝をする機会ってなかなかないからこそ、こういうときは精一杯感謝の気持ちを込めて、たくさんお祝いしたいと思っています。

愛沢えみり

株式会社voyage代表取締役 1988年生まれ。アパレルブランド社長、タレント活動のほか歌舞伎町で現役キャバ嬢もしています。著書『キャバ嬢社長 歌舞伎町No1嬢王 愛沢えみりとしての生き方』『昼職未経験のキャバ嬢が月商2億...

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