「働くオンナのストレス相談室 #2」職場の人間関係がきつい時に、我慢し続けるべきかどうかと悩む女性のお悩み。お腹がなったり、ガスが溜まったりする「過敏性腸症候群」とどう付き合うべきか、治し方とは。今回は、ゲイの精神科医のTomyさんに答えいただきました。過敏性腸症候群の治し方は、ストレスとうまく付き合うこと。
結婚へのプレッシャーがストレスになっていませんか?
「働くオンナのストレス相談室 #1」結婚へのプレッシャーがストレスになっているという女性からのご相談。子供はほしいけれど、今は仕事が本当に楽しいので、結婚すると独身に未練が残るのではないか? というお悩みに、ゲイの精神科医のTomyさんにお答えいただきました。
【相談したいストレス】自分なりには事実婚でいいのですが、 結婚へのプレッシャーがストレスになります。
マキコさん(仮名)
37歳 web制作会社勤務 東京在住 独身 彼氏あり
今、37歳ですが仕事が好きで100%毎日が楽しいので、生活を変える気が全くありません。今結婚しても独身に未練残っちゃう。今後ベストなのは事実婚かなあと思っています。仕事にかなりのパワーを注いでいるので、自由度の高い関係じゃないと無理かなあと。
でも、子供がほしい気持ちもあるんです。子供ができたら籍を入れたい。それまでは逃げておきたいなあと。でも彼が突然結婚したい気分が盛り上がる時期があったり、どこかで妥協した方がよいのか、だんだん面倒になってきました。
シンプルにアドバイスするわ。 アナタ今は結婚しなくていいのよ。
Tomy@ゲイの精神科医
もう小娘じゃないんだから、大人のオンナが迷った時の大原則は、自分が納得して決めることよ。「独身に未練がある」と自分で言っているんだから、それがアナタの答え。ゴチャゴチャ考えすぎなの。独身、結婚それぞれにメリット、デメリットはあるの。どちらを選んでも、うまく行くかもしれないし、うまく行かないかもしれないわ。先がどうなるかなんてわからない。だから今の自分が納得する「自分が何をしたいのか」を考えて選ぶしかないのよ。
アテクシ、昔、高級時計を買った時に、何の服にでも合うとか、周りの評判とか、中古で売った場合の価格など色々調べてトータルバランスのいいものを買ったことがあるの。でも結局、あんまり気に入らなくてすぐ手放してしまったわ。瑣末なことに惑わされず、自分の正直な気持ちで選べばよかったの。それと似てるんじゃないかしら。
子供については、子育てにはかなりの妥協、犠牲が伴うわけだから、自由が好きなアナタとしては、パートナーと覚悟を決めることが大前提だと思うわ。覚悟できそうなら、アナタの言う成り行きもいいと思うわよ。
■Tomyのアンチストレスメソッド
①未来はどうなるかわからない。今の自分が納得する答えがすべてよ。
②子供を望むなら、自由が好きな気持ちに区切りをつけて。
■ゲイの精神科医 Tomyのプロフィール
Tomy/某国立大学医学部卒。精神科医として日々診察を行うほか、webサイトや自身のお悩み相談ブログでも悩める人々を救っている。「オネエ精神科医が教える壊れない生き方」(KADOKAWA/メディアファクトリー)