4月からは貯まる女に! 4ステップで始める貯金
4月になれば、ワクワクがたくさん。「春小物を新調して、そろそろゴールデンウィークの旅行の準備もしなくっちゃ!」……わかります、その気持ち。ただ、少し思い出して欲しいことが、1月に「今年こそ、貯金する」と誓った人は、計画通りに進んでいますか? あらためて、貯金について考えてみましょう。
今回は、お金が貯まる女になる4ステップをお伝えします。
ステップ1.すべての資産を洗い出す
「今、資産はいくらありますか?」
そう聞かれてすぐに答えることができる人は多くはいません。
貯金を始めたい人が行うこと、それは「すべての資産を洗い出す」です。
資産とは、自分が持っている財産のこと。
貯金もダイエットと同じように、現状を確認してからスタートしましょう。
そのためには、まず手帳やノート、それからペンを用意してください。
そこに書くこととは
1. 普通預金の残高
2. その他の預金残高(定期預金・財形等)
3. 運用商品の時価(株・投資信託等)
4. 生命保険の解約返戻金
です。
もしも、カードローンなどの借入などがあればそれもしっかりと書きましょう。
(住宅等、売って価値があるものも財産ですが、今回は金融資産だけを考えます)
1~4の合計を確認して、具体的な数字を把握することが大切です。
ステップ2.通帳を見て、貯金の割合を決める
つぎに、通帳を確認しましょう。
ここで、確認したいのは手取り月収。
実際に銀行に振り込まれる金額です。
「銀行の通帳なんて何年も記帳していない」
「インターネット専用の通帳にしているから明細を見ていない」
という人は、「毎月きっと20万円入っているのかな……」と自分の給料に無頓着になっていませんか。
手取りの月収が把握できたら、そこから貯める割合を決めましょう。
目標は手取り月収の2割。手取りが20万円なら4万円です。
ひとり暮らし・共働き・実家暮らしなど、暮らし方が違えば、生活にかかるコストも違いますので、2割が厳しい場合は、2割を目標に自分で無理のない範囲の金額を決めるといいですよ。
どうしても余裕がないなら、月に1000円、5000円と貯め続けていくことが大切です。
「旅行に行きたい」、「大きな買い物をしたい」といった1年以内の貯金は、ご褒美貯金として「2割貯金」と別に貯めることを意識しましょう。
ステップ3.目標設定をする
“現状把握”をして、“貯める割合”を決めたなら、次は目標を設定します。
ここでとりあえず、過去のことは忘れましょう。
貯金ができていなくても気にしない。今から始めればいいんです。
まずは「10年の単位でいくら貯めたいか」をイメージしてみてください。
「十年間で1000万円!」と目標をたてたなら、一年で貯める金額は100万円になります。
つぎに、ステップ2でお話した、毎月の目標貯金額に12を掛けてください。
いくらになりますか?
たとえば、4万円の目標なら48万円。
年間の目標が100万円なら、目標金額まで52万円足りませんよね。
ボーナスがあれば、52万円はボーナスで貯めることになりますし、ボーナスがなければ月の貯蓄をがんばったり、収入を増やすことも必要になります。
ステップ3は、大きな目標に対して現実と目標のギャップをどう埋めていくか計画するのがポイントです。
ぼんやりと「1000万円貯めたい……」と思っていても、残念ながらお金は貯まりません。
計画して、足りないときにはどうするのかを確りと考える必要が出てきます。支出を見直して、貯蓄に回すのか、収入アップする工夫をするのか、資産運用をはじめるのか……自分に合った選択肢を選びましょう。
ステップ4.始める
最後は、始める。
たしかに、お金と向き合うのって勇気がいったり、
手続きが面倒だったりと、行動しない理由はたくさんあります。
ですが……それを何年繰り返してきたのでしょうか。
貯金は将来の自分へのプレゼント。
老後の不安を取り除いたり、お金を貯めている自分に自信ができたり、いざというときに自分を助けてくれたりする。
貯金は人を裏切りません。始めた人からお金が貯まるのが鉄則なんです。
もうすぐゴールデンウイークです。
連休でお金を使って後悔してしまう前に、貯金計画を始めてみてくださいね!