日中の保湿は「乳液」がおすすめな理由。うるおいと肌ツヤが回復します
日中は乳液で保湿するのがおすすめです。朝晩のスキンケアでしっかり保湿しているつもりでも、日中に乾燥した室内で過ごしたり、保湿をしないでいると、肌からうるおいが失われていきます。だからこそ日中は乳液でこまめに「プチ」保湿を。その理由と使い方、メリットをご紹介します。たむたむさんによる連載【簡単美容】#3をお届け。
日中は乳液で保湿をするのがおすすめだ。その話をする前に、「プチ」メンテナンスについて、別の話をさせてほしい。
夕方、オフィスの化粧室で歯を磨く。朝も昼も歯を磨くけど、別に歯磨きが趣味ではない。
「マメだねぇ」
先輩に野次られることもあるけど、違う。これから取引先と打ち合わせなのだ。ランチの後は、コーヒーをよく飲むし、たまにオフィスで配られるいただきものを口にすることもある。だから外に出るときは、最低限の身だしなみとして歯を磨く。 ほんの少しの手間で相手に好印象を与えられる、通称、おやつ歯磨き。
「マメですかねぇ」
「オレは良いと思うよ、そういう気遣い」
退社前にメイクを直して夜の街に繰り出す女性がいるように、僕は退社前にシャツを着替えることもある。 パリッと糊の効いた白いワイシャツ。
1日中オフィスで働いてよれよれになったワイシャツでは、人前に出たときに印象が良くない。TVドラマでたまに観る、イケメン俳優が演じるサラリーマン主人公が、愚痴をこぼしながら1杯飲んでいるその姿。
朝から懸命に働いてたらスーツにシワは寄るし、シャツはよれよれになるだろうが。と、穿った見方をしてしまう。とにかく、朝一度きりのケアでベストな状態を継続することは難しい。どこかで「プチ」メンテナンスが必要だ。
■日中の保湿には乳液を使う
「プチ」メンテナンスの話をスキンケアに変えたい。化粧水をばしゃばしゃ使ったり、一つひとつのケアは良いのだけど、そもそも朝晩のケアだけでは日中の乾燥を防ぎきれない。
つまり、乾燥する季節は、保湿もメイク同様に日中の「直し」が必要なのだ。アイテムを見直すのではなく、まずは1日の保湿ケアの回数を見直そう。
朝晩のスキンケアに加えて、午前中オフィスに着いたときに保湿。デスクで保湿。夕方のメイク直しのときに保湿。「プチ」保湿の積み重ねこそが、 24時間うるおい肌をキープし続けるコツである。
「プチ」保湿はミスト状の化粧水が手軽で人気だが、おすすめは乳液。肌に疲れが出始める夕方は、テカリが気になり、ツヤもなくなってくる時間帯だからこそ、乳液で適度な油分を肌に与えよう。
■乳液で日中のプチ保湿習慣を
肌のツヤは水分と油分のバランスがとれてこそ。あぶらとり紙など、必要以上の皮脂ケアは逆効果。乳液を使うときは、手のひら全体になじませて、そっと肌に押し込むように使うことでメイクのよれを防ぐことができる。
メイク直しに乳液って……と思う人もいるだろう。しかし、乳液を薄く乗せてからフェイスパウダーやファンデーションを塗ると、保湿もできるうえにメイクのヨレが取れて肌のツヤが復活する。意外だと思われるテクニックだけど、実はとても理に適っている。
「プチ」保湿を継続してきた人とやってこなかった人では、肌の質感に大きく差が出る。 気になる乾燥を放置すると、リカバリーが本当に大変。早めに乳液で「プチ」保湿習慣を始めるのがおすすめです。
【@__tamutamu】関連ツイート
※ この記事は、2018年2月21日に公開されたものです。