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浮気する心理は男女で違う!? 浮気の心理を徹底分析

「どうして浮気なんてするんだろう」自分が絶対浮気しないタイプだと、浮気する人の心理がまったく理解できないと思います。そこで今回は、浮気の心理を徹底分析。男性の心理と女性の心理にわけて浮気をする原因について考えていきます。「浮気したい」と思う気持ちにはどのようなカラクリが潜んでいるのでしょうか。

浮気する心理は男女で違う!? 浮気の心理を徹底分析

■男性と女性ではセックスの許容が違う

まず、浮気の心理を解説する前に、セックスについて男性と女性では許容に大きな差があるということについてお話します。

古い調査ですが、心理学者のクラーク・レナード・ハルが1982年に大学生に対して、「キャンパス内で見知らぬ異性に誘われたら、どこまでOKするか」という実験をおこないました。誘いの内容は、デート、家に行く、セックスの3つで、誘う異性は一般的に魅力的と思われるタイプ、声をかけた対象には「以前からずっと気になっていた」と、告白に近い言葉をかけます。

この実験では、男女において大きな差が出ました。デートは男女共に50%がOKしましたが、家に行くことについては、すべての女性が拒否、当然セックスも全ての女性が拒否しています。一方男性は、家に行くことを69%がOKし、そのままセックスも69%がOKという結果が出ました。

この実験は1978年にもおこなわれているのですが、このときの結果も、セックスについては女性が0%、男性が75%と大きな差が出ています。

▶︎参照:「Gender Differences in Receptivity to Sexual Offers」

この実験結果から、男性はセックスに対しての許容が女性よりもずっと広いことがわかります。しかし、デートに応じる率は男女差がありません。このふたつの結果から、男性と女性の浮気に対する心理の違いを読み解くことができそうです。

■男性が浮気する心理は本能?

クラーク氏の実験では、見知らぬ異性からのデートに誘われたとき応じる率よりも、セックスの誘いに応じる率の方が高いという結果がでました。

これには「デートだけなら面倒だけど、セックスできるなら付き合っても良い」という男性心理が働いているのではないかと推測されます。

男性は繁栄のため種をまく本能があるとよく言われますが、上げ膳据え膳にはつい応じてしまう心理が働いているのかもしれません。男性の浮気は、「セックスできるならしたい」という本能からきているとも言えますが、本能のままに生きているだけなら動物と変わりません。社会の中で生きていく上で、”本能”が浮気の免罪符になるのかは疑問が残ります。

また、男性の中には、いかに多くの女性とセックスをしたかを自慢するタイプがいます。女性の場合、「私は100人の男性とセックスした」と豪語するようなタイプは非常に稀で、経験者数の多さを自慢するというのは男性独特。

こういった言動には「自分はこれだけ多くの女性に種をまいた」という自己ステータスとして女性を捉えている心理が働いている可能性があります。また、多くの女性と関係を持つことで、「自分は女性にとって価値が高い存在」と、男性は自己顕示欲を満たします。このふたつの心理が、男性が浮気をする大きな理由なのでしょう。

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