彼の浮気を許すと決めたら知っておきたいこと
大好きな彼が浮気……。それを知ったとき、あなたはどうしますか? 本心では「許せない」と思っても、さまざまな理由で許すことを選ぶ人もいます。浮気を許す理由とは? そして、許すと決めた場合に彼と約束しておくべきこととは?
■浮気、許す? 許さない?
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彼の浮気が発覚。そのとき、選択肢はふたつしかありません。許すか、許さないか。
浮気をされた側の本音は「許せない」だと思いますが、それでも許さなくてはならない事情があったり、浮気を許すケースもあります。その理由を詳しく紹介していきましょう。
■「だから、浮気を許しました」 浮気を許す理由とは
彼のことが、それでも好き
一番多い理由はこれじゃないでしょうか。浮気されても彼のことが好き。「浮気を許さない=彼と別れる」ということ。その選択をしたくない場合、許したくないけど許さざるを得なくなります。浮気されても、それでも彼のことが好きで別れたくなければ許すしかない……切ないです。
罠にはめられたような浮気だった
浮気相手が全面的に悪いと判断できる浮気は、「彼も被害者だから」と浮気を許す理由になってしまいます。お酒を飲まされて無理やり浮気相手の家に連れ込まれてしまったり、弱みを握られて迫られたりなど、彼もいやいやながら応じてしまったようなケースは、被害者として彼に同情の余地ありです。
家族を壊したくない
結婚している場合、浮気されたからと言ってすぐ別れられるものではないという話をよく耳にします。例えば、子どもが小さかったり、自分が経済的に自立していなかったり。浮気を許したくはないし、本音では許していないけれど、表面上は許すというケースです。
しかしながら、何年も何十年も経ってから「やっぱり許せなかった」と別れる場合も少なくありません。
遊びの浮気だったから
例えば相手がプロだった場合は、浮気ではなく性欲処理とみなすことができます。男性の性欲は女性と違う部分も少なからずあります。なので、キャバクラや風俗サービスの利用による浮気は、「まあ仕方ないかな」と許すという人も。
二度としないと誓ったから
「何事も一度の失敗はあるから」と許すケースです。何度も繰り返したり、継続的に続くような浮気ではない場合は、「二度としない」と誓って許しを請われたら許してしまうという女性からの意見を多く聞きます。
自分も浮気の前科があるから
「同じ穴のムジナ」じゃないですが、自分も浮気をしている、または浮気をしたことがある場合は相手の浮気に対しても寛容になれてしまうようです。特に、浮気と本命をしっかり切り分けて付き合うタイプの女性は、本命の彼の浮気を知っても「まあ自分も浮気しないわけじゃないから仕方ないよね」とあっさり許してしまったりします。
■浮気を許すと決めたら約束したいこと
彼の浮気を許すと決めたなら、その後揉めないために、いくつかのことを彼と取り決めておきましょう。
蒸し返さない
許すと決めたなら、その話題は蒸し返さず、ふたりの中ではなかったことにしましょう。ことある毎に「浮気の前科があるから」「浮気したくせに」などと蒸し返してしまうと、お互いの気持ちが冷めていってしまいます。嫌な思い出には蓋をして、そっとお互いの心にしまい、二度とその蓋を外さないようにしましょう。
二度としないと約束をしてもらう
けれど、浮気の前科持ちは再犯率も低くありません。二度と浮気に手を染めないために、しっかりと反省してもらい、二度としないよう約束を取り付けましょう。
その際に、
・彼の浮気によって傷ついていること
・それでも許すと決めたのは好きだから
・次に浮気をしたら別れるというペナルティを課す
という3点を彼に告げておくことも忘れずに。
浮気の基準を決めておく
そして浮気の基準をふたりの間で決めておきます。例えば、
「異性とふたりで出かける行為は浮気、でも同性を含んだ3人以上はセーフ」
「異性とふたりで出かけるのはOKだけど、必ず相手に報告する。報告ない場合は浮気」
などです。
これは浮気? 浮気じゃない? という議論を避けるために、ふたりの間で基準を決めておくことをおすすめします。
それでも浮気したらどうするかを決めておく
考えたくないですが、浮気を許すというのは言わば執行猶予のようなもの。執行猶予期間中に再犯した場合は重い量刑が課せられるように、また浮気をした場合、どうするかをふたりで決めておきましょう。この場合、別れるという選択しかないとは思いますが、その場合「住んでいる家から出ていってもらう」「慰謝料を請求する」など具体的なペナルティを課し、浮気を猛省してもらっても良いのでは?
■浮気を許したあとのお付き合いはどうなる?
浮気を許してよかったのか、後悔したのか。浮気を許して交際を継続したお付き合いは、その後どうなったのでしょうか? 経験者の体験談を聞きました。
許したけれど、結局別れてしまった
元のふたりに戻れた
浮気したことで逆にふたりの絆が強くなった
■浮気を許すのは難しいけれど
浮気を許す。口で言うのはたやすいですが、実際に行うのは難しいですよね。そして許したと思っていたのに、実は許せてなかったと気付く人も少なくありません。
けれど、誰にでも失敗はあります。その失敗が浮気という行為だったとして、本人が大いに反省し、二度としないと誓うなら、許すという選択肢があってもいいのかもしれません。
また、「他の芝生は青く見える」じゃないですが、「青く見えたけど、実は自分の芝生が最高だった」と気付くこともあります。どんな選択をしても、その結果を負うのはあなた自身。一度選択したら後悔することなく、自分の選択を信じて振り返らない。それが大切なのかもしれません。