複数の肩書きを。二枚目の名刺で人生が変わる
みなさんは二枚目の名刺をお持ちですか？ 普段使用している「会社名刺」とは別の「個人の名刺」です。安藤 美冬（あんどう みふゆ）さんの連載、第12弾は「二枚目の名刺」について。複数の肩書き持って、自分の個性や世界観を伝えてみませんか？
天気が良い日は特に、屋内で仕事をするのがもったいなく感じるものです。
読者の皆さんの中には、気の置けない友人たちとのお花見を楽しむ人も多いかと思います。
私は2014年４月１日より、この半年間非常勤講師を務めていた多摩大学にて、専任講師に就任しました。「ソーシャルメディア」「女性のためのキャリアデザイン」などの領域で講義を持つ他に、入試や留学という分野の委員会活動を行っていきます。
週３日程度通うこともあって、組織の中で再び力試しをするようなもの。新しい環境にまだ緊張していますが、せっかくの機会なので頑張っていこうと思います。
■個人名刺の重要性
多摩大学では先月卒業式が行われ、そして先日入学式がありました。
別れがあれば、新しい出会いもある。これらの行事もまた、春ならではの風物詩です。
そして、大学生活のみならず、私たち社会人も就職や転職、異動などで新しい職場でスタートを切る人が多いのがこの季節。新しい環境を前に気分を一新して目標を立てたり習い事を始める人もいれば、会食やパーティーなどで初対面の人と挨拶の機会が増える人もいると思います。
そんな時に活躍するのが、「個人名刺」です。
会社関連の集まりならともかく、プライベートで参加する習い事やパーティーでは、せっかくなら自分の個性を表現する自分だけの名刺でご挨拶したいもの。
いわば、会社名刺とは別の「二枚目の名刺」です。
そして「二枚目の名刺」こそが、会社員としての自分ではなく、まったく独立したアイデンティティを持つ自分を表現するという、人生をほんのちょっと変えてくれる魔法をかけてくれるのです。
■「二枚目の名刺」で自分の個性を伝える
通常、会社名刺には「肩書き」「会社名」「会社所在地」「メールアドレス」などが記載されます。
一方で、自分でつくる「個人名刺」に入れるものと言えば、「名前」「メールアドレス」など基本情報はもちろんのこと、ブログやTwitterなどの「ソーシャルメディアアカウント（URL）」、あるいは趣味や特技などの情報やプロフィールなど、用途や好みに応じて自由自在です。
中でも、名刺のデザインそのものは、自分の個性や世界観を伝える大事なポイントになります。
名刺をどうやってつくるの？という人におすすめなのは、ネットからオーダーできるサイトです。
例えば、イギリス発の名刺デザインサイト『moo』では、数百種類を超えるデザインから自分好みのものをチョイスできます。さすがデザインの本場イギリスだけあって、クリエイターたちがデザインした名刺はため息がでるほど素敵なものばかり。
好きなデザインを選び、必要な情報を入力して、制作枚数を指定し払い込めば、指定した住所まで海外からでも発送してくれるのでとても便利です。
季節は、始まりの春。
自分だけの「二枚目の名刺」を持って、新しい出会いを求めにちょっと冒険してみませんか。
