安定期でも注意したい、妊婦あるあるな症状【海外で、産む】

安定期でも注意したい、妊婦あるあるな症状【海外で、産む】

妊婦によく見られる症状を自身の体験を元にいくつかご紹介します。つわりが終わって安定期に入れば、あとはトラブルなく出産を迎えられるものだとばかり思っていました。しかし、そうじゃなかった……。安定期だからといって、油断できないのがホントのところ。


■つわりが終わったらひと安心、ではなかった

妊娠5カ月(16週)から7カ月(28週)までの時期を安定期と呼びます。つわりが落ち着くのもこの頃です。

医者からは「妊娠初期は流産のリスクも高く、ましてや高齢出産なので、安定期が来るまでは無理しないように」と言われていたこともあり、妊娠5カ月を迎えたときに、「これでひと安心、伸び伸び働けるし、好きに出歩ける」と思っていました。

ところが自分が経験してわかったのですが、安定期を迎えてもトラブルがゼロというわけではありませんでした。

日本にいたら書籍や口コミなどでさまざまな情報が事前に入ったのかもしれません。あいにく海外にいる私はその手の情報に巡り合うこともなく、無頓着なので積極的に情報を入手することもなく、いざ、トラブルを経験してから慌てた次第です。

自分ごとになって初めてわかった大変さを噛み締めながら、妊婦あるあるな症状についてご紹介します。

※以下にご紹介する症状は、自分が経験した症状と検診の際に聞いた医者からのアドバイス、あるいは妊婦仲間から聞いた話がベースとなっています。また、妊婦が経験する症状やリスクすべてを網羅しているものではないことをご了承ください。

■妊婦あるあるな症状たち

1. 疲れやすくなる
スーパーに買い物、レストランで外食など、ちょっとした外出でもすぐ疲れるようになりました。妊娠したことによって、体への負担が増えているようです。私はデスクワークなのでさほど困りはしませんが、立ち仕事の方は妊娠前よりも体力的にかなりハードだと思います。


2. お腹が張る
疲れるとお腹が張るようになりました。私としては「お腹の子どもが大きくなっているのかな」と思いたいのですが。医師からは「つらかったら横になって休んでください」と言われました。私の場合は夜に張ることが多く、横になってそのまま寝てしまうことが多々あります。翌朝に後悔することもしばしば……。


3. 胃もたれなど胃の不調
子宮が大きくなるにつれて胃が圧迫され、妊娠前と比べると胃の動きが鈍くなるようです。一度の食事で食べられる量も減りました。胃の動きが鈍くなるとはいえ、時間が経つとお腹はすくので、食べる回数自体は増えています。


4. 熟睡できない
仰向けになるとお腹の重みで苦しく、かといって横向きに寝るとこれもお腹の大きさが理由らしいのですが肋骨がきしんで、なかなか寝つけなくなってしまいました。夜中に、左向き→仰向け→右向き→仰向け→左向き……と何度も寝返りを打っているのも自覚していて、熟睡できなくなってしまいました。


5. 頻尿と尿漏れ
お腹の子どもの成長=子宮が大きくなっていくのですが、子宮の下にある膀胱が圧迫されるようになり、トイレに行く回数が増えました。上記の通り、熟睡できないだけでなく、尿意で明け方には完全に目が覚めてしまいます。

くしゃみで尿漏れもするようになりました。メンタル的に一番ショックな症状がこれです。どうしようもないものだと思っていましたが、次に挙げるカンジタ膣炎の薬を処方してもらったら、不思議と尿漏れも収まりました。


6. カンジタ膣炎
妊娠してホルモンバランスが崩れたり、抵抗力が弱まったりしている妊婦がかかりやすい病気だそうです。外陰部のかゆみやおりものの量の増加で嫌な予感がし、妊婦健診の際にこれを伝えると即、「カンジタでしょうね、内診しましょう」ということになり、結果的にそうだったので薬を処方してもらいました。

7. 腰痛やお尻の痛み、痺れなど
お腹が大きくなるにつれ、重心の位置や姿勢が変わり、これが原因で腰痛やお尻の痛み、足の痺れに発展するようです。寝返りを打つときにお尻に痛みを感じることもあります。医師に「旦那さんにマッサージしてもらうのがいいですよ」と言われましたが、それだけではなかなか改善されず……。かと言って、症状が一切出ない日もあるんですよね。不思議です。


8. 便秘と痔
いろいろ理由はあるようですが、妊婦は便秘・痔になりやすいそうです。今のところ快便で特に困ってはいませんが、発症する可能性はゼロではないため、食べ物には気をつけ、ウォーキングなど適度な運動も心がけています。


9. マタニティブルー
ホルモンの影響なのか、上記のような諸症状が理由でイライラするからかわかりませんが、これまでの妊娠期間に、産休明けの復職や将来のキャリアに不安になり、「私の市場価値が日に日に下がっていく! どうしよう!」と月1ペースで号泣しています。お腹の子に聞かせたくないセリフですね。数日するとケロッと元気になるのですが……

妊娠したので生理は来ないんですが、まるで生理前のPMS(月経前症候群)のようで自分でもゲンナリしています。夫には「泣いててもホルモンの影響だからあまり気にしないで、ごめんね」と何度も謝っています。


10. 妊娠高血圧症候群
一昔前は「妊娠中毒症」と呼ばれていたものです。妊婦本人だけでなく、お腹の子にもさまざまなリスクが生じるようです。急激な体重増加がこのリスクを高めるようで、1カ月に3kgも太ってしまった私は日本にいる友人たちから「気をつけて」とアドバイスを受けました。

マレーシアでは、妊婦の体重管理は日本ほど厳しくなく、医者からは「15kgくらいまでならOK」、看護師には「妊婦なんだから太ってなんぼでしょ」と言われています。国によってなぜ事情がこんなにも違うのか、不思議でなりません。

■まとめ

些細なものからリスクの高いものまで、妊婦に起こりがちな症状についていくつかご紹介させていただきました。

症状の有無や重さ軽さは人それぞれで、元気に動き回れる人もいれば、起きるのもままならない人もいます。個人差がとても大きいようです。中にはつわりがずっと続く人もいます。「Aさんは妊娠中もバリバリ働いていたからBさんも大丈夫でしょ?」というものではありません。今日元気だからと言って明日もそうかは誰もわかりません。

幸いなことに私は家族や同僚の理解もあり、さほど気を使わずにいられ、つらいときは休みながら、これまでやってこられました。とはいえ、安定期だからといって無理せずに過ごそうと改めて誓いました。

この記事のライター

海外就職してフィリピンのベンチャー企業で働いています。1979年生まれ、千葉県出身。自称バリキャリからの33歳で無職→語学留学→34歳でフィリピン就職→35歳でインドネシアで働く日本人と交際開始→36歳で結婚し夫がインドネシ...

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