「哲学」で自分を徹底分析。個性や才能、本音を知れば、人生は輝き始める
「今年こそ悩まず1年を過ごしたい」。新しい年を迎えるたびにそう決心するもの。でもどうしたって日々過ごしているうちに、悩みはいくらでもやってくるものです。そんなとき、解決の道筋をつくってくれるのが哲学。人気哲学作家の原田まりるさんのプロデュースした『日々の悩みが消える哲学手帳2018』の使い方とその効果をご紹介します。
■今まで知らなかった「わたし」の個性、才能に出会える
わたしって何だろう? わたしって誰だろう? そう考えることはありませんか?
他人からは逃げられるものですが、人生で唯一逃げることができない存在が自分自身です。死ぬまで離れることができない一番身近な存在でもあり、自分でもよくわからないときがある、不思議な存在です。
でも、自分自身を恐れることはありません。『哲学手帳』では、そんな謎多き「わたし」を徹底分析することで自分の個性、才能、本音を知ることができます。
よくわからなかった自分と出会うことで、「わたし」をより愛することができるのです。
■日々の悩みを吹き飛ばすワークや哲学格言が満載
わたしって何?――この問いは紀元前400年に活躍した“哲学の父”ソクラテスの時代からずっと続いている哲学のテーマでもあります。
この手帳には哲学の教えをもとにしたワークや、日々の悩みを吹き飛ばす哲学者たちの格言がぎっしり詰まっています。
哲学することとは、視野を広げることでもあります。今まで自分なりに考えても答えが見つからなかったことが、実は「わたし」を知ることで導き出されて、「ハッ」とすることも多いはずです。
日々、哲学ワークを進めることで、どんどん自分が成長し、これまで解決できなかった悩みが、いつしか自力で解決できるようになっているのを実感できるでしょう。
■実は悩みこそが人生を輝かせる糧になる
哲学者ニーチェは「事実というものは存在せず、あるのは解釈だけである」という教えを遺しました。「ピンチはチャンス」という言葉はまさにこの教えを表しています。一見ピンチと思えるような出来事も、別の解釈をすると「チャンス」であると捉えることができます。
わたしたちは日常の中で、さまざまな出来事に一喜一憂しがちですが、それらの「出来事・変化」は解釈次第で、毒にも糧にもなるのです。
これは、「常にポジティブ思考でいるべき!」という話ではなく、怒った出来事を冷静に分析することで、勝てる戦略を練ったり、自分が成長できる術を見つけることができるということです。
これまでクヨクヨしていた悩みも、哲学によっていつの間にか自分の力で解決できるようになっている。そんな成長できる1年を過ごすなら、2018年は哲学と向き合ってみる年にしてもいいかもしれません。
『日々の悩みが消える哲学手帳2018』書籍情報
著者 原田まりるさんプロフィール
1985年京都府京都市出身。哲学の道のそばで育ち、高校生時哲学書に出会い感銘をうける。京都女子大学在学時よりおこなってきた芸能活動を経て、現在は作家・哲学ナビゲーターとして活動。オンラインサロン「この哲学がスゴい! 〜ケンカしない哲学交流ラウンジ〜」(DMMLounge)主宰。2017年4月にゲーム・漫画原作制作会社「noexit(ノイグジット)」を設立。著書に哲学者の教えと経験談を交え綴った『私の体を鞭打つ言葉』(サンマーク出版)、京都を舞台にした哲学のエンタメ小説『ニーチェが京都にやってきて、17歳の私に哲学のこと教えてくれた。』(ダイヤモンド社)、10月よりコミック化が決定。11月に新著『まいにち哲学』(ポプラ社)をリリース予定。
●公式サイト https://haradamariru.amebaownd.com
●twitter @HaraDA_MariRU
手帳の発売を記念して、10月10日、三省堂書店でトークショー&サイン会を開催。予約、お問い合わせは下記より。
https://www.books-sanseido.co.jp/events/212624
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