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夢を叶えたいなら、“未来を予約する”手帳術を実践しよう

手帳は、ただの予定表ではなく、夢を叶えてくれるツールになるって知っていましたか? ヨガスタジオ「CITTA」を経営する傍ら、手帳ライフコーディネーターとしても活動する青木千草さんが、やりたいことをどんどん叶える“CITTA式メソッド”を公開。あなたの手帳を“夢を叶える手帳”に変える方法を教えてくれます。

夢を叶えたいなら、“未来を予約する”手帳術を実践しよう

■あなたの手帳、開くたびにワクワクしますか?

突然ですが、あなたは手帳を持っていますか? その手帳は、開くたびにワクワクするものですか?

もし、手帳を開いても全然テンションが上がらないなら、それはそこに書いてあることが“人に決められた予定ばかり”だからかもしれません。

え? 手帳って予定や忘備録を書くツールじゃないの? と思ったでしょうか。

手帳の使い方はそれだけではありません。使い方次第で、開くたびにワクワクする“夢を叶える手帳”に変身するのです。

学生のころから手帳マニアだった私は、携わってきたヨガの思想をベースに、自分の“やりたいこと”“なりたいもの”など、自分がワクワクする予定をあらかじめ手帳に書き込むというオリジナルの使い方をしてきました。

「他人に決められた予定」ではなく「自分のやりたいこと」を先に予約してしまうのです。すると、“人や周りの出来事に時間をコントロールされる人生”から、“自分が時間をコントロールする人生”に変わり、どんどん夢や願いが叶えられていきました。

■自分が心から“やりたいこと”を先に予約してしまう

今では「未来を予約する」この手帳術を“CITTA式メソッド”と名づけ、さまざまな人にお伝えしています。このメソッドを実践した方々からは、たくさんの反響をいただき、“劇的なスピードで夢を引き寄せる手帳術”などと呼んでいただいています。

2013年には、とうとう市販の手帳では満足できずに、理想の手帳の開発を決意。自費作成した「CITTA DIARY」(CITTA=チッタはサンスクリット語で“心”という意味)は、口コミが口コミを呼び、なんとAmazonの手帳ベストセラーランキング1位を獲得するまでになりました。 

この“CITTA式メソッド”は、仕事もプライベートも、すべて「自分軸」で予定を書き込みます。自分軸とは、自分の価値観に基づいて、ブレずに行動することです。

仕事のスケジュールと並行して、自分自身が本当にやりたいこと、叶えたい夢、そのための行動を書き込んでいきます。

たとえば、3カ月後の友人の結婚式までに3キロ痩せたいので、ウォーキングやジム通いをする、半年後のTOEIC試験に受かるために、日々の勉強時間を設定する。

また、「ネイルサロンに行く」「映画を観る」「財布を買いに行く」など、心がワクワクするイベントをどんどん書き込んでいきましょう。

このとき、「未来を予約する」先取り方式で2週間くらい先まで書いてしまいます。もちろん、あとから依頼されて書く融通性も残しておきますが、基本的には、すべて自分で決めた予定を書いてしまいましょう。

自分の大切な時間を他人に振り回されないために“先決め”が必須です。

■手帳への書き込みは消えない油性のボールペンで!

手帳へ書き込む方法やペンの種類などは自由ですが、私自身は、使うペンの色は3色まで、とルールを決めています。

手帳を見開いて、1枚の紙の上に3色以上があると、一瞬で内容を識別するのが難しくなるからです。「どれが重要なの!?」と脳が優先順位をつけにくくなります。私の場合、メインは“黒”、ワクワクすることは“青”、忘れてはいけないことは“赤”にしています。

また、CITTA式メソッドは必ず油性のボールペンを使うようにおすすめしています。消えるペンやシャープペンシルは使いません。

予定は変更しないという意識で書きます。ですから、変わるかもしれないという保険のための消えるペンは使いません。

もしも変更の必要が生じたときはビーッと上から二重線を引いて、新しい予定を書き込めばいいだけ。「もとの予定はこうだったんだな」ということが視覚的に把握できますし、流れた予定のリスケをしやすいのもメリットです。手帳は「汚してナンボ」。きれいに書かなくていいのです。

「絶対にやる!」という強い意志を持って書いたことは叶います。消えないペンはあなたの意志を強くしてくれるでしょう。

■週に1回「手帳タイム」を確保する!

この手帳術を続けるポイントは、「空き時間に書く」「予定が入ったら書く」のではなく、きちんと書き込む時間をつくること。

私は、週1回の「手帳タイム」を持つことを推奨しています。毎週の予定に「手帳タイム」を必ず1~2時間、確保しましょう。「1〜2時間も書くことがあるの!?」と思われるかもしれませんが、書いていると、意外と時間があっという間に過ぎますよ。

「手帳を書く!」というスイッチを入れるために、できれば家の外、カフェやホテルのラウンジなどがおすすめです。毎日、手帳タイムをつくれる人は、もちろん毎日でもかまいません。

手帳タイムは、あなたの未来をつくる自分とのミーティング時間です。もしもそのスケジュールに急な残業を頼まれたとしても、「申し訳ありません。今日はどうしても外せない先約があるのです」と断ってください。

変更の効く“自分の予定”で断るのは悪いという思いから、ついつい引き受けてしまいそうになりますが、そこはグッと踏みとどまって。「手帳タイム」という約束も、自分との大切な約束です。誰よりも、何よりも優先して守ってくださいね。

そのブレない決意が、輝ける未来を引き寄せるのです。

『CITTA式 未来を予約する手帳術』書籍情報

青木 千草(あおき ちぐさ)さんプロフィール

手帳ライフコーディネーター。ヨガスタジオCITTA 代表。
手帳マニア歴20年。ヨガ歴14年。高校生のころから文房具屋にあるすべての手帳を吟味して選ぶ、筋金入りの手帳マニア。短大卒業後、フィットネスインストラクターを経て、2004年よりヨガスタジオCITTAオーナー兼ヨガインストラクターとして活動する。
ヨガで培ったマインドを手帳に活かし、手帳の使い方を変えると、劇的なスピードでやりたいことがどんどん叶うようになる。その叶える力の秘密と他にはないヨガ視点から見た手帳術を伝える「CITTA式未来を予約する1DAY手帳セミナー」には、ビジネスパーソンはもちろん、起業家、手帳マニア、一般の主婦、経営者など、さまざまな分野の人が受講して評判となる。手帳セミナーや講座、講演会の依頼は全国各地から殺到し、受講生はのべ2万人を超える。
2013年に市販の手帳では満足できず、自分の理想の手帳「CITTA DIARY」を考案・開発し自費制作する。趣味でつくった手帳が「他にはない手帳」と評価され、徐々に世間に知れ渡り、毎年完売するようになる。2016年9月にはAmazonの手帳ベストセラーランキング1位を獲得する人気手帳になる(2016年9月1週目部門別ランキング)。翌月、ロフト、東急ハンズ、伊東屋の大型店にて取り扱いが開始される。あらゆるユーザーから「願いが叶う、使える手帳」として多くの支持を受けている。
世界中にいる「手帳難民」をなくすことをミッションに掲げ、未来を予約して幸せになれる人を増やすため、CITTA式メソッドを多くの人に広げている。

DRESS編集部

いろいろな顔を持つ女性たちへ。人の多面性を大切にするウェブメディア「DRESS」公式アカウントです。インタビューや対談を配信。

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