元彼との復縁を狙ったらセフレに。脱却する方法は「すぐに抱ける状況」を作らないこと 2/2
■復縁するためには「すぐに抱ける状態」を作らないことが重要
セックスさせていれば、いずれ戻ってきてくれるかもしれない。よりを戻したい一心でそんなことを考える女性もいますが、決しておすすめできません。男性の一方的な欲情に従って体を差し出していれば、必ず飽きられます。相手はこちらの「復縁したい」という下心を知っています。下手に出るしかない弱みをわかっているからこそ、簡単に手を出してくるのです。
お金も手間もかけずに手に入る快感に価値はありません。ほかに体の相性が良い女性、また付き合える女性が出てくれば、簡単に終わるでしょう。
セックスは愛情を確認し合うための行為でもあります。そんな過去を共有しているならなお、簡単に体を許すのは自分の価値を下げることになります。セフレになっている、と気がついたらまずは離れましょう。彼の都合でばかり呼び出されていたなら、きっぱりと断ります。それか、セックスができない状況で会うようにします。
いつも彼の部屋で過ごしていたなら、カフェで会う。それが難しいなら電話で話すだけでも良いでしょう。
とにかく、「すぐに抱ける状態」を作らないこと。
その上で、本当に復縁を目指して友達という立場を利用するなら、付き合っている頃とはまったく違う状況で関係を続けることを考えます。
■「手に入らない距離」は友達関係だからこそ有効
復縁を望んでいたはずのあなたが自分から離れたら、男性はどう思うでしょうか。
「簡単に抱かせてくれていたのに、急に距離を取られた。でも連絡はしてくるし、気持ちがなくなったわけではないらしい」。こんな状況ですね。
離れることは、下心を隠します。
どんなに元カレのことが好きでも、性欲のみでつながった関係で復縁は望めません。好きだからこそ、元カレには本来の恋愛感情で結ばれた関係を思い出してもらう必要があります。
抱けなくなったら、もう価値を感じてもらえないんじゃない？
あなたがそう思うなら、あなたの価値はそれだけのものでしかありません。セックスがなくても、会いたいと思うし、側にいたいと思う。それは、お付き合いを始める前、純粋にお互いのことが好きだった頃と同じ感情です。
彼に改めて取り戻してほしいのは、そんな愛情のはず。
過去を共有しながら友達関係を続けるのは、実は大変なことです。ともすればお互いに慣れが出てしまい、そこから甘えを許せば曖昧な距離で感情がわかりにくくなります。ふたりにしか持てない慣れを有効に活かすなら、境界線を引いた距離を保つのが有効です。
昔は恋人同士だったからこそ、別れて友達となった今はセックスはしない。自分の都合だけで呼び出さない。安易にプライベートに踏み込むことを許さない。
でも、自分が一番好きな缶コーヒーを言わなくても用意してくれるし、落ち込んでいるときの励まし方を誰よりも知っているし、良いことがあれば自分のことのように喜んでくれる。過去があるから、いま感じる「手に入らない距離」はもどかしく新鮮に感じられます。
■復縁は「してもらう」ものではない
復縁したいと望みながらセフレのような関係を受け入れてしまう女性は、「復縁してもらう」という意識を持っていることが少なくありません。恋愛に上下関係はありません。こちらが下手に出てお願いするような復縁は、ふたりの立場に強弱をつけてしまいます。
対等な立場で気持ちを交わせること。女性が強い意思を持つことで、男性の一方的な欲をぶつけられずに済みます。元カレとまずは友達の立場でやり直すことを決めたなら、過去は忘れて改めて良い関係を築くことを目指しましょう。男性側にもその気持ちが伝われば、あなたをひとりの女性として、大切に扱おうとする姿勢を持つはずです。
元カレに安易にセックスを許さないことの大切さについては、こちらでもご紹介しています。
※この記事は2017年10月２日に公開されたものです
