元彼との復縁を狙ったらセフレに。脱却する方法は「すぐに抱ける状況」を作らないこと
よりを戻したくてがんばっていたのに、気がつけばセックスを求められるだけのセフレ関係に。復縁できたと思っていたのは自分だけだった。そんな不毛な関係は「手に入らない距離」を保ち、男性の頭を冷やすことで、変えていきましょう。関係をリセットすることで、自分自身も今後のことを冷静に考えられるようになります。
■元彼との復縁を望む女性からの相談内容「気づいたらセフレだった」
「ほかに好きな人ができたからとフラれた元カレ。何とかよりを戻したくて『友達でいいから』と連絡をとり、会ってもらっていました。彼から好きな女性の話を聞くのはつらかったけど、少しでも役に立てるならと相談も受けていて、落ち込んでいるときはすぐ駆けつけて。彼の役に立ちたくて必死でした。
そのうち彼が『やっぱりお前は俺のことをわかってくれている』と言ってくれて、キスやハグを求めてくるようになりました。ほかに好きな人がいるのに、と複雑な気持ちだったけど、断ると嫌われるのが怖くて流されるままセックスしてしまいました。それからは付き合っている頃と同じような感じで約束したり会ったり、もちろんセックスも求められて、私は『よりを戻せたんだ』と確信していました。
彼の誕生日が来月になったある日、『今年はどんなお祝いする?』と尋ねたら『その日は片想いの人と食事に行く約束をした』と返ってきてびっくり。まだ彼のことを諦めていなかったこと、私よりその人を優先すること、今の私の立場ってなに? とパニックになってしまい、彼に『あなたにとって私の存在って何なの?』と訊いたらあっさり『友達だけど?』と返されました。
騙された! と頭に血が上り、思わず彼の頬をひっぱたいて帰ってきました。それでもまだ好きだし何とか復縁したいけど、こんなセフレみたいな関係は嫌で……。彼とどう接すれば良いかわからなくなりました」(27歳/事務)
そのうち彼が『やっぱりお前は俺のことをわかってくれている』と言ってくれて、キスやハグを求めてくるようになりました。ほかに好きな人がいるのに、と複雑な気持ちだったけど、断ると嫌われるのが怖くて流されるままセックスしてしまいました。それからは付き合っている頃と同じような感じで約束したり会ったり、もちろんセックスも求められて、私は『よりを戻せたんだ』と確信していました。
彼の誕生日が来月になったある日、『今年はどんなお祝いする?』と尋ねたら『その日は片想いの人と食事に行く約束をした』と返ってきてびっくり。まだ彼のことを諦めていなかったこと、私よりその人を優先すること、今の私の立場ってなに? とパニックになってしまい、彼に『あなたにとって私の存在って何なの?』と訊いたらあっさり『友達だけど?』と返されました。
騙された! と頭に血が上り、思わず彼の頬をひっぱたいて帰ってきました。それでもまだ好きだし何とか復縁したいけど、こんなセフレみたいな関係は嫌で……。彼とどう接すれば良いかわからなくなりました」(27歳/事務)
復縁を目指していたはずなのに、気がつけばただの都合の良い女になっていた。こんな経験をした女性は多いと思います。
ショックなのは、「体を求めてきたのは愛情があるからでしょ?」というこちらの気持ちを裏切られたから。
「好きだから求めてくる」。こんな思い込みは、多くの場合復縁を望む女性側だけの気持ちです。復縁を望まれている側の男性は、違う甘えを持っています。
自分からさよならしたけど、それでも好きだと言ってくれる元カノ。それは男性にとって"気持ちを返さなくても良い" 楽な存在。
黙っていても、何もしなくても、勝手に好きでいてくれる。気まぐれに手を伸ばしても応えてくれる。これほど都合の良い女性はいません。
女性の勘違いは「求めてくれるということは、昔と同じように私に愛情を感じているから」と思ってしまうのが原因。
ですが男性にとっては、「昔のような愛情はないけど、抱けた過去があるから手を伸ばしやすい」だけという場合も往々にしてあります。この温度差が、セフレのような不毛な関係を作ります。
■過去の重みは男女で変わる
付き合っていたという過去は、復縁を望む女性と望まれる男性では意味が変わってきます。よりを戻したい女性にとっては、「またあんな幸せな日々を取り戻したい」という希望、望まれている男性にとっては「ある女性と付き合っていた期間」でしかありません。
そもそも、男性側から別れを切り出された時点で、交際は過去になります。終わったと感じるからこそ別れようと言うのであって、そこに「戻りたい」のような未練はありません。
特にほかの女性を好きになった場合は、男性の意識は次の恋愛に向かってもう動いています。
そこに元カノが復縁を求めて近づいてきても、「過去に付き合った女性」という位置以上にはならないのです。
嫌いになって別れたのでなければ、新しく友達という関係を築くことはできますが、それも女性の方に下心がある状態です。
上手くいけばまた付き合えるかもしれない。そのために友達という立場を利用しても、見透かされていれば男性は手を出しやすくなります。
・まだ俺のことが好きなんだから、どうせ断れないだろう。
・言えばさせてくれるだろう。
・言えばさせてくれるだろう。
こんな甘えを許してしまうのは、過去の重みが同じだと勘違いしてしまうから。
性欲の衝動に支配されやすい男性の言動を、自分が都合良く解釈してしまうからなのですね。