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私がDoGooderであり続ける理由

私がDoGooder(良い行いをする人)になったきっかけ、それは、 「一日一善を365日続けたら、人生どうなるのだろう? 幸せになるのだろうか?と小さい頃から漠然と思っていました。純粋にそれを実験してみたかったのです」 と第一回目のブログに書かせていただきました。

私がDoGooderであり続ける理由

私がDoGooder(良い行いをする人)になったきっかけ、それは、
「一日一善を365日続けたら、人生どうなるのだろう? 幸せになるのだろうか?と小さい頃から漠然と思っていました。純粋にそれを実験してみたかったのです」
と第一回目のブログに書かせていただきました。

今も実験中で、最終的にどうなるのか?は、私が“あちらの世界”に旅立つときに、今生の人生を振り返ってはじめて結論が出るのかもしれません。が、ちょっとここで途中報告。
普通のOL生活を辞め、NPOソーシャルコンシェルジュを立ち上げ、この実験を実行に移そうと決心してから、今年で7年目になります。

2年前、DoGoodersを目指し修行を始めて5年目の年、それは、ちょうど東日本大震災の年でもありました。
支援した人たちからの直接の見返りは一切求めず、ささやかながらも(独りよがりかもしれませんが)様々なGood Actionプロジェクトを企画し形にしてきて、自分なりに達成感を味わい始めていたころでした。
これまで積み上げてきたGood Actionがどのように循環し、どんな変化球で私のところにブーメランのように“良いこと”が巡ってくるだろう、という密かな期待をしておりました(笑)。

どんな良いことがめぐってきたと思いますか?

な、な、なんと、“良いこと”とは真逆の“癌”になってしまったのです!!!

それは、東日本大震災の被災地支援プロジェクトを3つ同時進行で取り組んでいた、ちょうど真っ最中の7月のことでした。港区の婦人科定期検診のご案内が届き、忙しくてぜんぜん検診受けてないな〜とふと思い立ち、最寄りの病院で検査したところ、1週間も経たぬうちに、突然電話があり、「がん細胞が見つかりましたので、至急大きな病院で精密検査をしてください」と言われてしまったのです。

その大きな病院で精密検査をしたところ、やはり癌細胞があり、いきなり「子宮全摘ですね。手術が必要です」との宣告。

ただ、前回書きましたSHOKAYの被災地支援のプロジェクトのため、大丸神戸店でフェアを9月にひかえ、さらに他の2つの被災地支援プロジェクトも進めているところでした。
「仮設住宅にコミュニティガーデンを作るプロジェクト」、そして陸前高田の老舗酒蔵、「酔仙を世界中から応援プロジェクト」のキックオフ・ワークショップを10月に開催予定でしたので、すぐに手術は無理でした。

結局ひと段落する12月初旬に手術日を決め、それまでプロジェクトの準備と同時に
ありとあらゆる癌に良いとされるオルタナティブな治療法や食事療法を試しました。

有り難いことに、たくさんの方々から“ここのお医者さまがいいわよ”とか、“この治療法を試した方が良いよ”など、お医者さまや治療家をご紹介いただき、癌に効く本や食べ物を頂いたりしました。

ここでは、癌と向きあった経験の詳細は今度機会があればお話したいと思っていますが、
結果どうなったかと申しますと。。。

手術直前に、様々な治療を試した成果を確認したく、セカンドオピニオンとして別の病院で細胞検査をしたところ、その検査では、なんと、癌細胞は消えていたのです。
(ただ、そこは西洋医学の先生でしたので、これはあくまでもサンプル検査で、検査手術という意味で細胞切除をすすめられた為、1泊2日の簡単な手術を12月に受けましたが、細胞検査の結果も癌ではなかったのです。もちろん子宮全摘も免れました)

今振り返ると、
* 早期に癌を発見できたこと。
* 東北プロジェクトのために手術を延ばし、その期間、様々なオルタナティブな治療を試す時間を持てた事。
* 友人知人からたくさんの貴重な情報アドバイスをいただけたこと。
そして何より、最も効果的だったと思えることは、
「こんなにこれまでGood Actionの貯金をし、癌を治す努力も精一杯したのだから、絶対治らないわけがない」という根拠のない自信、ぶれることのない信念を持っていたこと。
“信じきる力“恐るべしです。
また
東北プロジェクトで人様のことを考えていたので、自分の病気のことを思い悩む時間もなかったのも良かったのだと思います。人を救おうとしたつもりで、自分が一番救われていたのかもしれません。

治ったから言えることかもしれないのですが、この癌と向き合った日々は私にとって、これまでの人生の中で一番貴重な経験だと思えますし、どんな小さなあたりまえのことにも感謝しHappy!と思えるようになり、昔に比べ、数十倍心が豊かになった気がします。

この経験があったからこそ、さらに一段と私はDoGoodersであり続けようと思うようになったのです。

それからこの癌を経験したからこそ、癌患者を支援するNPO、癌患者の家族を支援する活動などにも関心が高くなりました。厚生労働省のレポートによると、日本人男性の2人に1人、女性の3人に1人が癌に罹っている、日本人の国民病です。国の政策としても、もっと癌という病気を乗り越える知恵を共有できる仕組みを作っていただけたらと考えています。

あっ、いけない。「仮設住宅にコミュニティガーデンを作るプロジェクト」、「陸前高田の酒蔵、酔仙の応援プロジェクト」のことをまた書きそびれました。次回は必ず。
 

林 民子

NPOソーシャル コンシェルジュ主宰。ジャンルを超え、社会貢献度の高いヒト、モノ、サービスをより魅力的により多くの人へ広めるための様々なプロジェクトをプロデュース。少数民族の貧困解決を目指し、上質のヤクという素材にフォーカス...

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