彼氏・夫(旦那)に浮気された経験者たちに聞く、オトナ女性の考え方
昨今不倫の騒動が世間を賑わせていますが、そのたびに「自分の彼氏・夫がもしかしたら……」そんな不安を抱える人もいるかもしれません。今回は、実際にパートナーに浮気された経験があるオトナ女性に、その後どうしたの? のお話を伺いました。
■昨今、彼氏・夫の浮気騒動が他人事じゃない理由
去年から今年にかけて、芸能ニュースの大半を占める不倫報道。
なぜこんなに……の理由はとてもシンプル。今はスマートフォンがあるので、パートナーに隠れてこっそり連絡を取り合うことがとても簡単にできてしまうから。
けれども、「浮気された側」のショックは、今も昔も変わらないまま。そこで今回はパートナーの浮気に気づいたときにどうしたか、浮気された経験がある4名の方にお伺いしました。
■夫の浮気が発覚……慰謝料をとって別れた
最初にお話を伺ったのは、結婚2年目に夫の浮気が発覚、証拠をおさえたうえですぐに別れる決断をしたAさん。
「結婚当初からいつも仕事で帰りが遅く、そんなもんだと思っていたら、元夫と面識がある友人から『別の女性と一緒にいるところを見た』と……。そこで会社帰りを待ち伏せしたところ、19時くらいには会社を出て、女性と待ち合わせ。その後、電車に乗って、その女性の家らしきところに入っていくのを目撃しました」
「証拠を押さえた方がいいと聞いていたので、その後、興信所に頼み、決定的証拠をおさえてもらったうえで、話し合い。表沙汰にしたくないということで、数百万円の慰謝料をもらって、『性格の不一致』を理由に別れました」
どうしてそんなにすんなり別れようと思ったのか、を聞いたところ、交際期間も短く、結婚を焦って決めてしまったところがあり、Aさんとしても相手の浮気によって別れる決心がついてよかったとのこと。
今は離婚後に出会った彼ともうすぐ再婚予定とのことでした。
■夫の浮気相手も交えて三者面談をした
結婚15年目でまさかの「夫の浮気相手」から連絡をもらったのが、Bさん。
なんとBさんの夫は浮気が発覚する2年前から別の女性と関係をもっていました。さらには「いつか妻と別れてお前と結婚する」というセリフを浮気相手に言っていたそう。ただ一向に別れる様子がなく、堪忍袋が切れた浮気相手の女性が、Bさんに連絡をとったという経緯でした。
Bさんが選んだ道は夫と浮気相手との三者面談。そして夫に離婚する意思がないことを浮気相手の女性にわからせ、もう二度と夫に近づかないようにと誓約書を書かせたとのことでした。
「離婚しようかとも悩みましたが、子どもがいるのでグッと我慢。その代わりに、金輪際、相手女性とは会わないように誓わせました。私に連絡してきた女性は、私側についた夫の態度に幻滅したのか、捨てセリフを吐いて去っていきました」
浮気相手と別れたとはいえ、自分を裏切った夫を許せたその理由は……。
「実は私も過去に浮気したことがあり、気持ちはわかるなと。結婚しちゃうと、一緒にいるのが当たり前になって、トキメキみたいなのが恋しくなるんですよね。ただ子どもの父親は彼が適任だと思うし……。なので成人するまでは別れるつもりはないです。その後はちょっと考えているところはありますけど」
自分にも後ろめたい過去があることと、父親としての彼を評価したことが、彼を許せた理由だったとのことです。