Salon de LUXE. 35 likes · 8 talking about this. LUXEメンバー、全員がゼロの状態から、手探り状態で起業。 小さな子供がいても、立ちはだかる壁があっても、 夢を諦めず、自分や家族、関わってくださる方々、そして世界の平和と幸せを願って走ってきた私達です。 女性はライフステージが様々に変化し、夢を諦めてしまう人が多いように思います。...
美しく、ふわっと稼いで、貢献する。Salon de LUXEの1DAYセミナーレポート
起業したい――そう夢見たことのある女性は多いと思います。しかし、ライフステージの変化が多い女性にとって、その一歩を踏み出せない現状があるのもまた事実。今回は、女性起業家5人が主宰した「LUXE STYLE 1day セミナー」で自立と起業について伺ってきました。
目次
女性起業家5人で立ち上げた「Salon de LUXE」プロジェクト。左から、桜谷ゆうこさん、Norikoさん、七種珠水さん、黒岩友美さん、酒井ありささん。
Salon de LUXE(サロン・ド・リュクス)とは
Salon de LUXE(サロン・ド・リュクス)とは、元客室乗務員というキャリアを持つ女性5人が立ち上げたプロジェクト。
各自が起業しビジネスを軌道に乗せていく中で、女性が起業するには、支え合える仲間と「自分を活かすコツ」が必要であるとわかり、起業の夢を持っている女性や、今がんばっている女性たちと、それを分かち合っていくために生まれました。
元客室乗務員といっても、起業や自立のために立ちはだかる壁は、他のどんなキャリアとも変わりません。育児と家事の両立、女性特有の健康問題、専業主婦からのビジネススタートなど、メンバーそれぞれに困難にぶつかりながらも、一つひとつ手探りでクリアしていきました。
そして今、メンバーはそれぞれの飛躍を遂げて活躍。大手鉄道会社と提携してクルーズトレインを手がけたり、銀座で人気の漢方サロンを経営したり、独自の美のメソッドを開発・指導したり、プロトコールアドバイザーとして活躍したり、起業1年半で億を超える年商を実現するなど、着実に結果を出し続けています。もちろん、妻や母としての役割もしっかり果たしながら。
悔しさに泣いたり、逃げ出したくなったりすることもあったけど、それでも夢を諦めないで、支えてくれる人たち、仲間たちと一緒に歩んできた自分たちの道を、飾ることなく共有したい。そして、より多くの女性たちと幸せになって、世の中を女性の光で照らしたい。その第一歩として、今回の「LUXE STYLE 1day セミナー」は開催されました。
起業を考えている女性たちのヒントになる同セミナーの模様をレポートします。
女性ならではのLUXEな空間で
会場は、1日1組限定のウェディング会場として有名な、緑に包まれた可愛らしいガーデンと趣が魅力の小さな洋館「RAPHAEL(ラファエル)」。
オープンテラスから入ってくる爽やかでやさしい秋の風を感じながら、参加者たちは軽食やドリンクで心地よいおもてなしを受け、アイスブレイクの時間を楽しみます。
渋谷の住宅街にひっそりと佇む小さな洋館。
小さくかわいらしい庭園と、日差しの下でお出迎え。
ドリンクと軽食でおもてなし。セミナー開始までの楽しい時間。
骨格から判断する自分らしい美しさ
今回の1DAYセミナーではふたりの講師による美と健康に関する講義がありました。ひとり目として登壇したのは、一般社団法人骨格似合わせアドバイザー協会理事長の桜谷ゆうこさん。
桜谷さんは自身がMCとしてスキルを身に着けつつ、マナー講師事務所を設立。その過程で外見を磨く大切さを知り、「骨格」「パーソナルカラー」「メイク」について学び、オリジナルメソッド「骨格似合わせ診断」を確立し、本来の美しさと魅力アップのアドバイスをしています。
桜谷さんによると、身体の骨格と顔の骨格を正しく知り、それに合わせた色・デザイン・素材や柄のファッションを選ぶと、見違えるほどに素敵になるとのこと。会場では自分の骨格をセルフで診断できるシートをもとに、自分の骨格タイプを知り、それに合わせたファッションについてのアドバイスがありました。
身体と顔の骨格から自分らしい美しさを導き出す。
薬なし漢方で女性の悩みに応える
ふたり目として登壇したのは、CAセレクト代表・ginzaspa50主宰の酒井ありささん。重い生理痛やPMS、頭痛・不眠症・蕁麻疹に苦しみ薬漬けだった生活から、インフルエンザも感染しないパワフルな身体になった経験と、自身が提唱している「オーダーメイド養生」漢方についてお話がありました。
漢方と聞くと副作用の少ない薬、漢方薬というイメージが一般的ですが、実は漢方とは「方法論」であるとのこと。「気血水(きけつすい)」という考え方にもとづき、自分でできる健康法を実践することで、健康の問題を改善していくことができるそう。
例えば、気血水の「気」とは生命エネルギーであり、身体を温めたり、食物を栄養に変えたり、代謝を促進したりするのに大切な力。ほかにも役割がありますが、「気」が不足することで太ったり、風邪を引きやすくなったり、ボディラインが垂れてしまったりするとか。
また、「血」は身体と脳に栄養を運ぶ大切な役割があり、添加物の解毒や食物の消化に欠かせません。「水」はリンパ液など血液以外の液体を指し、むくみや雨の日の体調不良の原因と考えることができるそうです。
もちろん、診断や処方などの医療行為ではないため、生活に基づいたアドバイスになるのですが、すぐに実践できる内容もあって、多くの参加者が熱心にメモをとっていました。
漢方とは方法論。生活習慣の見直しで女性の健康に向き合う。
諦めないで、自分を信じて、一歩踏み出す勇気を持って
セミナー終了後、メンバー5人に「起業を目指している女性、また、すでに起業している女性たちに伝えたい言葉は?」と伺いました。
「やっぱり諦めないで、自分を信じてほしいですよね。小さい子どもがいたらそれだけで諦めちゃう人もいると思うんですけど、こうして実際(ビジネスを)やっている人がいる。それは、自分とか、家族とか、ビジネス相手とかを信じてやってるんですよね。自分の力を信じてやることができれば、夢を捨てることも諦めることもなく、やりたいことを実現できるんです」(酒井ありささん)
「母親はこうあるべきとか、主婦だからこうあるべきとか、そういう枠に囚われないでほしいです。自分の周りに例がないと『できるわけない』って思いがちですけど、こうして普通のお母さんや主婦ががんばっている。人生を楽しんでいる姿を見せられたらいいなと思っています」(Norikoさん)
「ひとりだとやっぱり苦しくなるんですよね。経営者は孤独だといわれることもあるし、実際そう感じることもあります。だから、ひとりじゃないよ、みんなで応援し合っていければできるよと伝えたいですね」(黒岩友美さん)
女性ならではの多様な役割は確かにあるけれど、母や妻、主婦という前にひとりの女性として、自分の力を信じて、勇気を持って一歩を踏み出してほしい。それが5人の核となる思いになっているのです。
フラットなつながりが勇気になる
いま、Salon de LUXEの5人には、誰がリーダーで誰が責任者という役割がありません。全員がフラットで、誰もがみんなのことを考え、自然にバランスと作業分担ができあがっています。
アイデアを出しても、それを否定したりダメ出ししたりすることはなく、まずは「それいいね!」「面白いね!」から話が始まり、進んでいくそうです。
これは5人の間に深い信頼関係と絆ができあがっているからこそですが、自由自在に柔軟に対応していくしなやかさと軽やかさ、まずはやってみる、とにかく一歩踏み出してみるという姿勢は、起業を目指す女性たちから見ると、「私でもできるかもしれない」と勇気がもらえそう。
起業は決して安易で簡単なことではないけれど、それでも、女性が自分を生きる道として選ぶ理由は大いにあります。もし、あなたも思いを秘めているなら、生き生きと輝いて自分を生きる彼女たちと一緒に、一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。
Salon de LUXE(サロン・ド・リュクス)概要
元客室乗務員の同僚だった5人の女性起業家たちが、「美しく、ふわっと稼いで、貢献する」をテーマに、美しく、自立した、社会貢献できる女性を支援するために立ち上げたプロジェクト。今回の1DAYセミナーを皮切りに、今後も各種イベントなどを企画し、女性の自立や起業をサポートしていくとのこと。
美しく、ふわっと稼いで、貢献する。