まだまだ続く残暑を乗り切る! 室内以外でも快適に暑さをしのぐ便利グッズ
8月が終わっても続く残暑。今さら避暑地へ逃げるわけにもいかず、悶々としている方のために、今回はお部屋以外で暑さを快適にしのぐグッズをご紹介します。お話を伺ったのは、前回・前々回でも登場いただいたユニディ狛江店の副店長・西さんです。
夏の猛暑対策に! 室内を快適に過ごす暑さ対策便利グッズ
夏の猛暑対策に! 室内を快適に過ごす暑さ対策便利グッズ#2
■ガンガン汗をかいた後は、湯船でスッキリ!
暑い季節でも、湯船に浸かることは良いリフレッシュにつながると聞きます。
しかし、さんざん汗をかいた後で、さらに湯船で汗をかくことに抵抗があり、ついシャワーだけで入浴を済ませてしまう方も少なくないと思います。そんな方にもおすすめの入浴剤などはありますか?
西さん「清涼感のある入浴剤や、香りを楽しむ入浴剤が人気ですね。今は、各メーカーからさまざまな入浴剤が発売されているので、いろいろ吟味するのも楽しいと思いますよ。
ところで、夏でも湯船に浸かった方が良い理由を知っていますか? おおまかに2つ理由があるんです。
まず1つめは、血液の循環が良くなるから。昨今のオフィスや店舗は冷房でキンキンに冷えていますよね。すると当然血行が悪くなり、疲労や食欲不振につながります。湯船に浸かれば、血の巡りがよくなって、良い汗をかくことができ、本来の体のリズムが戻ってくるのです。
2つめは、快適に入眠できるから。眠気が訪れる際、人間の体温は徐々に下がっています。寝つきが悪い人の多くは、体温が低いため、体温が下がりにくい。そこで、一旦湯船に入って体を温めるのです。入浴すると、体がリラックスして副交感神経が優位になり、体温がだんだん下がりますから、自然に眠気が訪れるのです」
ところで、夏でも湯船に浸かった方が良い理由を知っていますか? おおまかに2つ理由があるんです。
まず1つめは、血液の循環が良くなるから。昨今のオフィスや店舗は冷房でキンキンに冷えていますよね。すると当然血行が悪くなり、疲労や食欲不振につながります。湯船に浸かれば、血の巡りがよくなって、良い汗をかくことができ、本来の体のリズムが戻ってくるのです。
2つめは、快適に入眠できるから。眠気が訪れる際、人間の体温は徐々に下がっています。寝つきが悪い人の多くは、体温が低いため、体温が下がりにくい。そこで、一旦湯船に入って体を温めるのです。入浴すると、体がリラックスして副交感神経が優位になり、体温がだんだん下がりますから、自然に眠気が訪れるのです」
なるほど。シャワーだけで済ませてきた筆者も、今夜から湯船に入ることにします(笑)
入浴後は、体内の水分がかなり失われた状態になっていますから、水分補給をお忘れなく。冷たいビールや牛乳をゴクゴク一気飲み!……といきたいところですが、せっかく温まった内臓を一気に冷やしてしまっては本末転倒。
常温の水や、ぬるめのハーブティなどを飲み、眠気の訪れを待ちましょう。
■お庭やベランダを快適に!──グリーンをたくさん置いてみよう
前回と前々回のお話から、室内で快適に暑さをしのぐ方法はよくわかりました。では、お庭やベランダでできる工夫はありますか?
西さん「これは僕個人の意見ですけど、窓から見える光景に緑が多いとホッとして、暑さによる不快感もやわらぐ気がします。お庭やベランダにグリーンをたくさん置くと、癒やし効果があるのではないかと」
確かに、緑の多い光景は人の心を和ませます。しかし、気温が高い季節は水やりが大変。せっかく育てようと思った植物も、つい水をやり忘れて枯らせてしまった……という失敗談も多く聞きます。
西さん「ここ最近の夏は特に日差しが強く、気温も高いですからね。日なたを好む植物でも、炎天下にさらしっぱなしにしておくと葉焼けしたり、水不足ですぐ弱ったりします。水枯れが心配だからと水をやりすぎると根腐れにつながるので、7~9月は半日陰で育てると良いと思いますよ」
それでは、夏の暑さに負けないグリーンを教えてください。
西さん「絶対に枯れない植物はありませんが、まずハーブ系は強いです。特にローズマリーやミントなどは、雑草よりたくましく、多少水が不足しても枯れません。
あとは、アイビー、ハツユキカズラ、ワイヤープランツ、グレコマなど、グランドカバーによく使われる植物たちも強いですね。油断すると、どんどん成長し続けてしまうので、定期的な剪定が必要ですが」
あとは、アイビー、ハツユキカズラ、ワイヤープランツ、グレコマなど、グランドカバーによく使われる植物たちも強いですね。油断すると、どんどん成長し続けてしまうので、定期的な剪定が必要ですが」
花も楽しめる植物は?
西さん「クリスマスローズ、エリゲロン、ヒューケラあたりはどうでしょう? 花が咲いていない時期でも葉が美しく、通年楽しめます。できれば地植えが望ましいですが、大きめの鉢でも十分元気に育ちます。
鉢は、地べたに直接置くと地表の熱で植物が傷みやすいので、台などの上に置くと良いでしょう。
また、鉢は置くだけでなく、上から吊るすことで緑の面積が広くなり、お庭やベランダのアクセントになるので、おすすめです」
鉢は、地べたに直接置くと地表の熱で植物が傷みやすいので、台などの上に置くと良いでしょう。
また、鉢は置くだけでなく、上から吊るすことで緑の面積が広くなり、お庭やベランダのアクセントになるので、おすすめです」
入浴の仕方も、グリーンのチョイスも、少しの工夫でより快適な暮らしにつながるのですね。
実際に気温が下がらなくとも、感覚による冷感効果も見逃せません。入浴タイムやガーデニングに一工夫加えて、残暑も楽しく乗り切りましょう。