「それでも相手を愛せますか？」結婚で試されること【いい女.bot】
国籍が違う。それでも愛せますか？ 宗教が違う。それでも愛せますか？ 子供が産めないかもしれない、体が不自由である、何か障害を持っている、家族に問題がある……それでも愛せますか？ 結婚って、それらを試すものなのかもしれません。誰にでもある“結婚の試練”について、いい女.botさんが綴ります。
私は、恋愛相談のお悩みを日々LINE@でいただいています。
先日は、「自分が妊娠できないかもしれない。そんなことで彼を苦しめたくない。こんな体で結婚していいのか不安です」というお便りをいただきました。
大切な彼に、私の体の事情、そして子供ができないかもしれない未来まで背負わせてしまってもいいのだろうか。そんな風に思う気持ちは、愛しているからこそ生まれるものですよね。とても素敵だと感じました。
結婚前に起こる試練はふたりの愛を試すものかもしれません。きっとどんなカップルにもあるのではないでしょうか。
それを乗り越えられるほどの愛があれば、どんなときでも乗り越えられるし、それをふたりで乗り越えられないのであれば、きっと一緒になったとしても、何かの問題でいつか別々の道を歩んでいくのかもしれません。
■「それでも相手を愛せますか？」
世の中には、結婚前に試練を抱えている人が多くいます。
先日いただいたお便りには、自分はシングルマザーで、好きになった相手は、家族を大事にしている男性だと書かれていました。
交際している９カ月間のうち、お泊まりできた日はたったの２日だけ。夕方になると、家族が待つ家へあっさりと帰ってしまうのでした。デートに誘う日も、家族との約束が理由で、断られることも珍しくない。彼を愛しているけれど、その現実がもどかしい。
また別のお便りでは、国際結婚に悩む女性。家族が不安がって許してもらえない。好きになるのをやめることなんてできない。どうしたらいいのだろう。
違う環境で生きてきたふたりが夫婦になるのは、とても難しいことなのだろうと思います。
「それでも相手を愛せますか？」
そんな試練があるのだと思います。
国籍が違う。それでも愛せますか？ 宗教が違う。それでも愛せますか？
子供が産めないかもしれない、体が不自由である、何か障害を持っている、家族に問題がある……「それでも愛せますか？」
結婚って、それを試すものなのかもしれません。
■人生の試練は乗り越えるためにある
もし相手を愛しているのなら、素直にそのまま気持ちを伝えたらいいと思います。
怖いかもしれないけど、愛しているからこそ思いの丈をそのまま伝えてみる。そうすることで、現実が見えてくるはず。
人生にはきっとところどころで難しいことが散りばめられていて、きっとそれは乗り越えるためにあるのだと思います。
ひとりでは乗り越えられないことも、ふたりでなら乗り越えられる。でもそれは、まず自分たちの問題を乗り越えた後にしか起こり得ないことなのです。
一緒にいることで、自分が心を強く持てる人が一生のパートナーです。
きっと大丈夫、自分のパートナーには苦しいことも素直に伝えてみてください 。そして、未来はどんどん変わっていくので、未来に悲しまないでくださいね。
