毎朝が楽しくなる。私のこだわりシューズボックス収納
シューズ選びは毎朝のことだから、できる限り使いやすく、美しさを保っていたいもの。複雑なテクニックを使わない、霧香さんのシューズボックス収納をご紹介します。アロマを置いたり、お気に入りのインテリアでカスタマイズしたりすれば、より「楽しく」シューズボックスをお手入れできそう。
■こだわり抜く! オーダーメードのシューズボックス
一昨年、自宅の下駄箱をリフォーム工事で新しくした。奥行、高さ、内部の棚の枚数や間隔、扉の色やつまみに至るまで。
すべて自分で考え、希望を伝えて作ってもらったオーダーメイドのシューズボックスは、ぴったりと靴が収まり、毎朝の靴選びが楽しくなった。こだわりのポイントをご紹介したい。
■ヒールの高さ別に収納するとすっきり
スカートやパンツ、シャツやニットは徹底して色別に並べている私だが、靴だけはヒールの高さ別に収納している。それが一番綺麗に見えると思う。ヒール側を手前にして並べるのは ヒールのキズや痛みに早く気づけるようにするため。
そして私は靴を買うとき、箱はもらわない。代わりに薄紙に包んでもらって持って帰る。箱に入れたが最後、絶対履かなくなるとわかったので。
シューズボックスの扉を開けた瞬間、手持ちの靴が見渡せるのが一番死蔵品を作らないコツ。さらに うっかり同じような靴を買ってしまうこともなくなる。
靴の収納も洋服やアクセサリー同様、「取り出すのにワンアクション&元に戻すのにワンアクション」を貫いている。
写真を貼って箱に入れるとか、スペースが2倍になる便利グッズとか、複雑なテクニックは使わず、シンプルに「棚に並べる」のが、靴の収納においては一番使いやすいという結論に今のところ達している。
時々、靴を全部出して棚を拭き、アルコール消毒。脱臭剤や湿気取りグッズも交換。いつでもいい空気が流れるシューズボックスになるように気を配っている。
■機能性だけでなく、飾りスペースも
そんな収納量重視のシューズボックスではあるものの、飾り棚スペースも一部、設けた。
ガラスのモザイクタイルを壁に貼り、ルームフレグランスのディフューザーを。Chloeの紙袋には、使い捨てマスクを収納している。
オーダーメイドの家具は、カウンター材(人工大理石)、扉材(白の鏡面塗装風)から、つまみに至るまで自分の好きなものにできるのが楽しい。
つまみは自分で東急ハンズで探し、大工さんにつけてもらったお気に入り。光が反射してキラキラするので、気分が上がることこの上なし!
バスタオルについていた飾りタッセルをつけてみたり、ちょっとずつアレンジして楽しんでいる。
■サンダル選びの絶対条件は、「かかとが隠れるものであること」
サンダルも通勤コーデに取り入れているが、ひとつだけ決めていることがある。抜け感があるデザインだとしても、必ず「かかとは覆われている」という条件。
女性の脚でひざとくるぶしとかかとは最も年齢が出やすい箇所。それを徹底して隠すことは、夏のスタイルで人に不快感を与えないコツだと思っている。
■美しい靴はあなたを素敵なところに連れて行ってくれる
美しい靴をきちんと管理、手入れして使いやすく収納すること。それは積極的にいろいろな場所へ、いろいろな人に会いに出かけたい! という気持ちを盛り上げてくれる。
以前、「美しい靴はあなたを素敵なところに連れて行ってくれる」ということわざがヨーロッパにあると聞いたが、本当にその通りなのかもしれない。