衣替えなし、つるしっぱなし。私のクローゼットと定番服
日々のコーディネートをスムーズに決めるには、クローゼットの整理整頓が大切。小物も含め、すべてを見渡せるようにすることで、自分の持っているワードローブを把握しやすく、また毎朝のコーディネートもしやすくなる。一年を通して衣替えなし、吊るしっぱなしの私のクローゼットの全貌をご紹介。
私のクローゼットは一年中吊るしっぱなしの衣替えなし。とにかく部屋着やパジャマ以外のすべての服を吊るす収納にしている。
■ハンガーはすべて同じものに
ジャケットにパンツ、スカート。アイテムごとに、すべてハンガーの種類を揃えている。これだけで雑然としがちなクローゼットに秩序が生まれる。
■色のグラデーションになるように並べる
色のグラデーションになるように整えていることで、選びやすく、同じようなものを買ってしまう失敗も防げる。また、自分が何色の服を多く着ているか? という傾向を自己分析できるメリットも。
■バッグの収納はファイルボックスを利用
バッグ同士が絡まったり、型崩れしたりしないように、無印良品のファイルボックスにひとつずつ収納。この方法はすごく取り出しやすく、左右にくにゃっと倒れてこないのでノンストレス!
■小物やアクセサリーは見せる収納で取り出しやすく
ファッション小物も見やすく、取り出しやすく。アクセサリー類、ベルト、スカーフ類もすべて専用のハンガーにかけたり、半透明のピルケースに収納。
すべて「見える化」することで、自分のワードローブを正確に把握できる。毎朝のイライラもなくなるし、ショッピングでも何を買い足せばいいのか思い浮かびやすくなり、いろいろなことがスムーズに運ぶようになる。
■私の定番服
そんな私のクローゼットの中から定番服をピックアップ。
YANUKのDENIT素材はデニムに見えるのに、とても柔らかくストレッチ性もあり、リラックスしたい休日にぴったり。これにエルベシャプリエのトートバッグを合わせれば、私の永遠の休日定番スタイルに。
仕事用の定番服。シャツ+細身のシンプルなパンツ+パンプス。ネイビーとグレーの2色も私の定番カラー。
■クローゼットに完成形はない
親元を離れてから30年以上もの間、試行錯誤しながら自分のワードローブを構築し、またそれを収納するクローゼットの整理方法も模索してきた。
その中で学んだのは、「服の好みと形、量は流動的で刻々と変わる」ということ。
あまりに細かくきっちり決められた収納方法や造作よりも、ざっくり上棚とパイプだけ通し、あとは100円ショップの小物などで随時工夫する方が断然使いやすくなる。
今のところ使いやすく、とても気に入っている私のクローゼットだが、もちろんこれで完成形というわけではない。
自分も流行も変わっていく。好みもライフスタイルも変わる。それに合わせて柔軟にクローゼットの中身と収納法もどんどん変えていくつもりだ。
女のクローゼットは今の自分の状態を映し出す、ミラーのようなもの。これからも、心を込めて手入れしていこうと思っている。