お金を貯める方法がわかる! 貯金をするなら絶対読むべき4冊の本
貯金って難しい。そんなふうに挫折しかけている人も多いかもしれませんね。そういうときにはプロの力を借りてみるのはいかがでしょうか。今回は、お金のプロたちが書いている、お金に関する書籍をご紹介します。
お金の貯め方がわからない、というより先に、お金に関するいろいろなことがわからない。今更こんなこと、人に聞けない。
そんな疑問がある人は、お金のプロが書く本を読んで少し勉強してみるのはいかがでしょうか。やはりお金のことは、とても身近な話題ですし、勉強してみるととても面白いですよ。
今回は、お金を貯める方法がわかるおすすめの本をご紹介します。
■『図解まるわかり お金の基本』
「お金にまつわるいろいろなことについて、辞書のようなものがほしい」
この書籍はきっと、こんな思いで作られたのだと思います。
内容の充実度も素晴らしく、基本的なことを知るためには、本書をざっと読むのが一番手っ取り早いのではないでしょうか。どの本よりも先に読んでほしい、ベーシックな内容の1冊です。
生活に根付いた、お金の情報を知ることができる
たとえば、給与明細をじっくり見ていたことのない人は、給与明細を見ながら疑問に思った単語を、この本で調べるという使い方ができます。
もっとも、この本の項目のひとつに給与明細の詳細が書かれたページがあるので、そこで基本的な情報はすべてカバーできてしまうのですが。
単にお金に関することだけではなく、「派遣社員・正社員・パートのちがい」や「認可・認可外保育園のちがい」など、生活に役立つ、意外と知らないことについても広く紹介されているので、「そろそろ将来について考えてみよう」と思ったらぜひ一度、目を通してみてください。
『図解まるわかり お金の基本』書籍情報
■『難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください』
東大を卒業し、総合商社、投資信託会社、外資系証券会社など、ありとあらゆる場で金融の知識を詰め込み、テレビ出演や講演もこなす「お金のプロ」山﨑元氏が書いたこの1冊。
ここまで聞くと「どんなエリートが書いた本なんだ」と思うかもしれませんし、内容もどうせ専門用語ばかりで複雑怪奇なのだろうと想像される方も多いかもしれません。
しかし、この本には小難しい表現は一切含まれていません。初心者でも気軽に手に取れる内容になっています。
資産運用って何をしたらいいの? が解決する本
対話形式で進むので読みやすく、その対話自体も非常にコミカルで親しみやすいので、すらすら読めてしまいます。金融関係の話は特に、言葉で書かれても「わかったようでわからない」現象に陥りがちですよね。
一方で、この本は挿絵や図が多く、非常にイメージしやすくなっているため、しっかり納得できるものになっています。
内容としては、年金と確定拠出年金やNISAなど「仕組み」の話から、「ネット証券の選び方」というような「資産運用」の話がメインです。「国債」や「投資信託」、「外貨建て預金」などに興味がある人は入門編としてぜひ読んでおきたい1冊ですね。
本当にお金のことがまったくわからない、という人でもわかりやすいうえに、かゆいところに手が届くような、きめこまやかで親切な解説がこの本のポイントです。
『難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください』書籍情報
■『入社1年目から差がついていた!お金が貯まる人は何が違うのか?』
大人気「入社1年目」シリーズの中の1冊。他では仕事術に焦点をあてたものが多いのですが、こちらはお金の話を取り上げています。お金の使い方も、入社1年目から差がつくものなのですね。中身を読めば納得させられる内容になっているかと思います。
これさえ読めば、お金を貯めるための「仕組み」が作れる
お金を貯めるためにはまず「仕組みが必要」と説く筆者。個人的にもこの部分には非常に共感できます。お金を貯める仕組みさえ作ってしまえば、あとは時間が経つのを待つだけ。「じゃあその仕組みっていったいどうやって構築すればいいの?」と思う人こそ読むべき1冊です。
お金が貯まる仕組みづくりを細かく解説してくれるので実践しやすく、今日から始めてみようと思えること間違いなし。
「お金を貯めることって実はそんなに難しくないんだ」と、読んでいる間ずっと目からうろこ状態が続くことでしょう。また、「我慢しない節約」をテーマにした部分があり、ここも実践しやすいところですね。
取り上げるテーマが非常に身近で、心当たりのあるトピックスばかりなので、読んだその瞬間から日頃の生活を見直すことができます。
「お金が貯まる人」「お金が貯まらない人」の特徴を対比させて書いており、「あ、これ私だ……」と思うことも多々あるでしょう。その理由も納得できますし、ではどうしたらいいのか、という部分もしっかり描かれているので、本に書かれている内容をすぐに行動に移しやすい、非常に優秀な本だと思います。
『入社1年目から差がついていた!お金が貯まる人は何が違うのか?』書籍情報
■『“好き”がお金に変わる33の方法』
こちらは少し変わり種ですが、ずばり「副業の話」です。タイトルからもなんとなく想像がつくかもしれませんが、「好き」という気持ちからお金を生み出そう、という副業の基本をしっかり教えてくれる本ですね。
副業になりそうな「お金の種」を探すところから「お金の実」を実らせるところまでしっかりサポートしてくれます。
副業に興味ある方必見! お金の種を作るための完全マニュアル
いまは政府も「副業」を推進するくらいですし、今のうちから副業に手を付けておかないと、みんなが始めてからでは遅いと思いませんか。危機感がある人はぜひ読んでほしいと思います。
「お金の種」「お金の実」など単純で直感的にわかりやすい表現で、コミカルかつわかりやすく書かれているため読むのに時間がかかるものではありません。
副業は自分が個人事業主になるということでもありますから、どうやってファンやリピーターを作るか、というある種、経営学のようなところもかみ砕いて書かれていますし、副業をするうえでの心構えなど、隅から隅まで読んでも損がない本だと思います。
成功例と失敗例が多く書かれており、具体的な内容でイメージしやすく、こうすると失敗しそうだ、ああするとうまくいきそうだという感覚を掴めるのもこの本の良さだと思います。
『“好き”がお金に変わる33の方法』書籍情報
■本を読んで貯金の知識を身につけよう!
もしかしたら、本を読むことに抵抗があったり、苦手意識があったりする人もいるかもしれません。しかし、ここでご紹介した本はどれもわかりやすく、興味を引くテーマをきちんと用意していたり、理解しやすいよう工夫がされていたりするので、スキマ時間を使ってすらすら読めるものばかり。書店で探してみてくださいね。
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