LCCで行く贅沢バンコクの旅!「アジアのベストレストラン50」発表会へ

LCCで行く贅沢バンコクの旅!「アジアのベストレストラン50」発表会へ

グルメ必見の世界の美食リスト「アジアのベストレストラン50」の発表会でバンコクへ。初搭乗のLCC「スクート」の乗り心地や使い方のヒントもご紹介します。賢く飛んで贅沢バンコクを楽しみましょう。


旅するジャーナリスト小野アムスデン道子です。「ベストレストラン50」とは、発表のたびに世界が注目する美食のレストランリスト。英国『レストラン』誌が、フードジャーナリストやシェフなど世界中の食の専門家を審査員として選び出しています。そのアジア版の発表会がバンコクで開催されました。

■LCC(ローコストキャリア)の上手な利用法

この「アジアのベストレストラン50」の発表・授賞式に招待されたのですが、飛行機は自分で手配。コスパよく、効率よく、乗り心地も考えて選んだのがベストエアラインとして世界的に評価の高いシンガポール航空の子会社であるLCC(ローコストキャリア)の「スクート(Scoot)」。シンガポールがハブとなる空港で、台北やシンガポール路線が有名ですが、成田と関西からバンコク(ドンムアン空港)まで直行便が飛んでいます。

全部の飛行機がB787ドリームライナー。成田便の行きは朝10:00。戻りは00:45と夜中発なので、帰りは寝て帰ればいいだけとなります。ですので、帰りの便に関しては、機内食が出なくても平気(シンプルに席だけ料金に「+荷物」「+機内食」とカスタマイズするシステム)。

成田の発着はLCCターミナルの第3ではなく第2ターミナルから。ということで、初スクートでバンコクへ。

私の場合、取材用の荷物もあるので行き帰りともチェックインしたく、機内食は行きだけでよし。なので、行きをスクートビズというビジネスクラス相当(優先搭乗に降機、荷物30kgまで預け入れ可、機内食にワンドリンク付き、2-3-2配列席でゆったり)に搭乗。

帰りはエコノミーに荷物の預け入れ(20kgまで)のフライバッグにした。エコノミーは3-3-3席だけどシートピッチや幅は、フルサービスの飛行機と遜色ないので、寝てしまえば平気。

なので、行きの約6時間は、機内食のシンガポール風チキンソテーにドリンクはワインをチョイスしてゆったり。席に電源は有り、Wi-Fiは有料ですが全機で利用可、エンタ―テインメントも有料で動画配信する仕組み。一つ注意は、エコノミーには毛布はないので、寝て帰るのに私はウールのロングカーデを使いました。

■ラグジュアリーなバンコクホテルで贅沢なティータイム

行き帰りの交通費をちょっと浮かして、その分、バンコクのどこかで贅沢したいもの。

今回の「アジアのベストレストラン50」は、シェフによるランチのプレゼンテーションが「マンダリン オリエンタル バンコク」、授賞式が「Wバンコク」とラグジュアリーなホテルだったので、「マンダリン オリエンタル バンコク」に行った際にスパとアフタヌーンティーを満喫。

白亜のコロニアル様式の「オーサーズラウンジ」で生演奏のギターの調べを聞きながら、3段トレイでいただくアフタヌーンティーは、とても優雅。フランスの紅茶店“マリアージュ・フレール”の香り高い紅茶にもうっとり。

■「アジアのベストレストラン50」注目の女性シェフ

シェフランチでは、アジアの最優秀女性シェフ賞を獲得した香港とバンコクにお店を持つ「リトル・バオLittle Bao」のメイ・チャオ氏が腕をふるいました。

とてもボーイッシュでかっこいいメイ氏が作ったのは、店名にはいっている伝統的な中華饅頭の皮であるバオにピリ辛フライドチキンを挟んだバーガー。香港的でもあり西洋的でもあり。文句なしにおいしい! ベストレストランに入ったこのカジュアルダイニングに、また訪れたいなと思いました。

「アジアのベストレストラン50」に入ることは、シェフにとって栄誉であり成功の証。興奮に包まれた授賞式では、50位から順に次々と結果が発表されます。

トップに輝いたのはバンコクのインド料理レストラン「ガガン(Gaggan)」で3年連続。クリエイティブな料理が素晴らしいガガンですが、それを持続するのはたいへんなこと。2位は、台湾出身の人気シェフ、アンドレ・ チャンが率いるシンガポールの「レストラン アンドレ(Restaurant André)」。3位は香港の「アンバー(Amber)」でした。

日本勢は、5年連続で日本のベストレストランである「NIRISAWA」(東京・南青山)の6位を筆頭に、タイや中国、シンガポールと並ぶ9軒がトップ50にランクイン。

そして部門賞では、東京・銀座の「レストラン エスキス」のシェフ・パティシエである成田一世氏が「アジアのべストパティシエ賞」を、そして東京・神宮前の 「傳」が「アート オブ ホスヒピタリティ賞」を受賞し、創造性にあふれる日本の料理やおもてなしが評価されていました。

そのほかの受賞レストランが気になる方は公式ウェブサイトを参考に。日本国内、アジアは訪れやすいのでぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。

この「ベストレストラン50」の全世界バージョンが2017年は4月5日にメルボルンで発表。今のトップだけでなく、次世代に注目を浴びるであろう レストランやこれから話題になりそうな料理や地域のトレンドなどがうかがえるリストです。美食に目がない人は参考にしてみてください。

アジアのベストレストラン50 Asia's 50 Best Restaurants

http://www.theworlds50best.com/asia/en/asias-50-best-restaurants.html

Asia’s 50 Best Restaurants, sponsored by S. Pellegrino & Acqua Panna, is owned and run by William Reed Business Media, the same organisation behind The World's 50 Best Restaurants and Latin America’s 50 Best Restaurants. The list is created from the votes of 300-plus industry experts across Asia.

取材・文/小野アムスデン道子

この記事のライター

世界有数のトラベルガイドブック『ロンリープラネット日本語版』の編集を経て、フリーランスへ。東京とポートランドを行き来しつつ、世界あちこちにも飛ぶ、旅の楽しみ方を中心に食・文化・アートなどについて執筆、編集、プロデュース多数。...

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