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東京を案内しよう!1日のんびり東京の街さんぽ(西エリア編)

東京にいながら海外に来た気分になれるスポットから、ちょっと風変わりなスポット、お花見が楽しめる場所まで。友人を案内したい東京観光シリーズ第二弾。代々木上原エリアを中心としたおしゃれな西エリアの街さんぽルートをご紹介します。

東京を案内しよう!1日のんびり東京の街さんぽ(西エリア編)

転勤で地方に住んでいた友人が久々に東京勤務になり、東京へ引っ越してきました。

以前の彼女も東京ライフを楽しんでいたものの、改めてもう一度住むとなると、東京の新しい顔も、今まで知らなかった場所にも出会いたいはず。

ということで、東京在住歴のある友人が改めて東京に戻って来たことを機に、「観光」ではなく「東京に住む人も楽しめる東京案内」をしてきました。

今回は、女心をくすぐる素敵&オシャレが詰まっている西エリア編です。

■美味しい朝ごはんからスタート

話題のお店は外せない! 代々木公園「PATH(パス)」

最近では奥渋谷とも呼ばれ、小粋でおしゃれなお店が集まるエリアとして人気の 富ヶ谷・代々木公園 界隈。その中でも朝ごはんが素敵で美味しいと評判の「PATH(パス)」で朝食を楽しむ時間から一日をスタートしてみました。

ただし、「PATH」はお客さんの絶えない人気店、あっという間に席が埋まってしまいます。早起きは三文の徳という言葉を信じて、朝8時の開店直後を狙って行くのがポイント。

入り口すぐのカウンターにはいつも季節の枝ものが飾ってあり、無機質な内装が華やかな印象に。真似して枝物を大きなガラスの花瓶で部屋に飾ってみたくなります。

ビンテージな雰囲気で統一された空間。照明がおしゃれ。

PATHには数々の名メニューがありつつも、朝一番に狙って行くのは「クロワッサン」。
日によっては早い時間に売り切れてしまう人気メニューなので、食べられたらラッキーなのです。外のザクザクとした皮の食感とは対照的に、中のモチっとした濃厚なバター味とのギャップにメロメロ。

このエリアには、美味しいパンが所狭しと並ぶ「365日」や、365日が運営している代々木八幡の定番朝ごはんスポット「15℃(ジュウゴド)」、エッグタルトの美味しい「Nata de Cristiano's(ナタ・デ・クリスチアノ)」など名店ぞろい。

このエリアだけでも一日では回りきれないほど、朝から楽しめる美味しくて素敵なお店の多い場所です。テイクアウトもできるお店が多いので、美味しいパンとエスプレッソを持って桜の名所である「代々木公園」へ行くのも素敵かも。

■「PATH(パス)」の詳細
 住所  :東京都渋谷区富ヶ谷1-44-2 A-FLAT 1F
 TEL  :03-6407-0011
 営業時間:8:00~15:00(LO14:00)、18:00~24:00 (LO 23:00)
     (定休日 月曜、月一回日曜不定)

■仕事運をアップさせたいキャリア志向な女子必見、夢を叶えたい!をお願いしよう

代々木八幡の「代々木八幡宮」と「出世稲荷」

美味しい朝ごはんでお腹も満たされたなら、PATHから歩いて10分程度の「代々木八幡宮」へ。

近くに大きな幹線道路が走っているにもかかわらず、一歩足を踏み入れると静けさに心が自然と落ち着く場所。

実はこの八幡さまの奥には、お稲荷さんがぎっしり祀られている、仕事運向上のパワースポットとしても名高い「出世稲荷」があります。

キャリアアップのお願いだけでなく、これから叶えたい夢をお願いしてきました。
この後、境内で引いたおみくじが大吉、もうすでにご利益がありそうな気がしてならない。
大吉の結果を信じて、慢心せずに頑張ろうと思います!(笑)

■「代々木八幡宮」の詳細
 住所  :東京都渋谷区代々木5−1
 アクセス:小田急線「代々木八幡駅」下車、徒歩5分
      東京メトロ千代田線「代々木公園駅」代々木上原寄り出口より5分 

■花屋の多いエリア「代々木上原」をさんぽ

代々木上原「The 6 Market(ザ・シックスマーケット)」

代々木八幡宮から、今度は代々木上原に向かってぶらぶらとさんぽしてみることに。道中にもオーガニック食品を扱うお店や、素敵なビストロ、カフェなどが立ち並びます。

一旦、千代田線・小田急線の「代々木上原駅」まで到着し、そのまま駒場方面へ坂道を少し登ると、可愛らしい花をつけた球根が店の軒先に並んでいるのを発見。

立ち寄ってみたお店は、お花屋さんを併設した、コールドプレスジュースや野菜を使ったメニューのテイクアウトができる「The 6 Market(ザ・シックスマーケット)」。

植物の種類は多くはないですが、厳選された個性的なものが並びます。家に飾ったら素敵だなぁと想像したりするのも楽しい。

この時は、咲くのを待つのも楽しいかもと思い、青い花を咲かせる球根の「ムスカリ」を購入して帰りました。ふらっとお花を見に立ち寄るのもいいかもしれません。

■「The 6 Market(ザ・シックスマーケット)」
 住所  :東京都渋谷区上原1-17-10
 電話  :03-6314-3176
 営業時間:10:00 〜 20:00(定休日:月曜日)
 

■文学好きにはたまらない?!小説に出てくる食事が楽しめるお店

「BUNDAN COFFEE & BAR(ブンダン コーヒー&バー)」

「BUNDAN COFFEE & BAR(ブンダン コーヒー&バー)」の蔵書はおよそ2万冊、マニア垂涎の稀少本から日本文学史を彩る名作など、貴重な蔵書を読むことができる、本好きにはたまらない場所。

文豪が愛した食事や、小説の中に出て来る食事を再現したユニークなメニューがどれも気になります。この時はお腹がいっぱいで挑戦できなかった、梶井基次郎の『檸檬』をイメージしたパフェも人気メニューの様子。
一度では楽しみ尽くせないカフェ、何度も通いたくなります。

■「BUNDAN COFFEE & BAR(ブンダンコーヒー&バー)」の詳細
 住所  :東京都目黒区駒場4-3-55(日本近代文学館内)
 電話  :03-6407-0554
 営業時間:9:30 〜 16:20(定休日 日曜日・月曜日・第4木曜日)

「駒場公園」で桜もついでに楽しんじゃいましょう

BUNDA COFFEE & BAR のある日本近代文学館の敷地奥には、旧前田侯爵邸洋館という日本の明治の香りが残るレトロな洋館があります。その奥にひっそりとあるのが「駒場公園」です。

実は隠れた桜の名所で、満開の頃には近隣の人がお花見をしにシートを広げて賑わう場所。
写真は昨年の散りかけの頃ですが、散ってもなお、ピンク色の絨毯となった景色が美しくて素晴らしい。

ちょうどこれからのシーズン、うまくいけば桜が見頃かもしれません。是非足を運んでみて欲しい。

■何度行っても圧巻の美しさ、「東京ジャーミイ」のモスクがすごい!

最後にご紹介したいのは、東京にいながらトルコに来たような錯覚を起こしてしまう、「東京ジャーミイ・トルコ文化センター」。
代々木上原駅から歩いて5分ほど、道中は全くいつも通りの東京の景色なのですが、突如現れるその存在感に圧倒されます。中へ入るとさらに驚くべき光景が広がっている場所。

中に入ると、あっという間に異国に来た気分。友人たちを連れて行くたび、「本当にここは東京なの?」と驚かれます。

早速、モスクを見学に。
初めて訪れた際は、イスラム教の教徒が礼拝に来る場所でもある宗教的な場所なので、中に入ることは許されていないのかな? と心配でしたが、ルールを守ればモスク内の見学も可能です。

女性はなるべく肌を見せないように、スカーフの着用が必要ですが、持参しなくてもモスクの入り口で貸し出してくれるスカーフを着用すれば中へ入って建物を見学したり、歴史を学んだりすることができます。この建物、思っていたよりは近年できたもののようですが、意外と知られざる東京の絶景スポット。

1998年6月30日にモスクの建設が施行され、2年の歳月を経て完成し、2000年6月30日に祈りの場として開館され、現在に至っています。

センターの方が丁寧にイスラム教の歴史や、建物の装飾の意味などを説明してくれるガイドツアーもオススメです。

イスラム教と異国の文化に敬意を払い、見学のルールを守りつつ、美しい装飾を目の当たりにしてください!

■「東京ジャーミイ」の詳細
 住所  :東京都渋谷区大山町1-19
 時間  :10:00 〜 18:00

■さんぽで街の「ステキ」を発見する楽しさ

今回の西エリア編は、THE 東京観光! という雰囲気ではなく、東京に住んでいる人も休日に楽しめるような東京案内。一日では見て回りきれないほど、街の中にはすてきなお店がたくさんあります。

これからの季節、空気も穏やかで暖かくなると外に出たくなりますよね。是非一度、歩いて回ってみて欲しい。このエリアは坂道が多いので、くれぐれも歩きやすい靴でお出かけしてくださいね!
あなたのとっておきのスポットが見つかりますように。

Photo by カナエナカ

東京を案内しよう!1日欲張り東京観光ルート(東エリア編)

https://p-dress.jp/articles/3297

ベタな観光名所も、新しくできたスポットも、1日で効率よくめぐる欲張り東京案内。定番の築地や浅草に加えて、今話題のエリア蔵前などをめぐる東京の東エリア観光ルートをご紹介します。

カナエナカ

岡山県生まれの30代。会社員としての日本全国出張の多い生活が高じて、休日も日本各地で見て食べて乗って撮って回る日々。日本国内の「いっておいでよ」と言える場所をご紹介します。

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