「脈あり」なLINE実例。“恋のサイン”は見逃さないで!
「このLINEは脈あり!」そんなLINE事例をご紹介します。もしこんなLINEが来たら相手はけっこう本気、またはかなり本気です。“恋のサイン”を見逃さないで。男性が気になる人に向けて送るLINEについて、筆者が調査した事例とともに解説していきます。
メールと違って、きちんとした文章でなくとも何となく許されてしまう「LINE」。フランクでカジュアルなメッセージでも気にならないため、スタンプや短文の一言レスなどのやり取りを交わしていくうちに相手との距離が近く親しい関係のような印象になります。
その「親しさ」が単なるフレンドリーな関係と思っているのか、恋愛として脈ありなのか、相手の自分への気持ちを見極めるのは意外と難しいもの。ひとりで勝手にドキドキした結果「ああ勘違い」なんてオチになることは絶対避けたいところです。
■リアルの場での“褒め“は?
「いいな」と思った相手には即アクション。恋愛至上主義の時代に青春を送った大人男性はいまだにハンター精神が旺盛な人が多い世代です。出会ったその場で口説く超肉食系アプローチは大人になった今、控える傾向が強いものの恋愛対象として魅力的な女性と出会った時の行動はまだまだスピーディーでストレート。
40代後半の実業家、山本さんは設楽統さんに雰囲気が似ている柔らかな語り口の上品なジェントルマン。一見、草食系に見える山本さんですが、実は自他共に認める恋多き恋愛達人です。
「タイプと思った女性には、これでもかっていうくらいに褒めます。ひねったりせずに“綺麗”や“可愛い”と外見を褒める事が多いかな」
なるほど。確かに山本さんはカフェでインタビューしている間も注文を運んできたウェイトレスに対しても、「モデルさんみたいに可愛いね」と笑顔でさらりと褒め攻撃。ルックスが軟派な感じではないので褒めもいやらしくならない山本さんです。
「相手が嫌な気持ちになる可能性もあるので、その場では積極的に口説くことはしませんが、アリと思った女性とは100%LINEのIDを交換をがしたいなって思います」
LINEのIDを交換できているということは、相手に恋愛対象としてみられる可能性があるということです。
■「脈あり」サインはメッセージのここに違いがでる
少しでも可能性があると感じた人との繋がりは結んでおく。恋のチャンスを逃さないタイプに共通のアクションです。
「けれど、タイプはタイプでも “アリ” かな?くらいの女性と、本気で口説きたいと思った女性ではメッセージのやり取りに違いが出ますね」
本気で口説きたいと思った女性には、早々に具体的な誘いを入れていくそうです。
「ちょっと気になるなって思った女性には、 “ぜひまたご飯でも行きましょう”という様な漠然とした誘いの一文をいれますが、本気で口説きたい女性に対しては“来週か再来週に美味しい和食の店があるのでご馳走させてください”と具体的に誘います」
あなたの返信に対して「具体的なプラン」で誘いがきた場合は恋の脈ありサインです。
■「探りのアプローチ」は本気のサイン!?
男性も女性も、大人になっても興味がある相手に対しては"知りたい欲求"を抑えられません。だから気になる相手に対しては、探りのアプローチが入ります。ちょっと甘えん坊な雰囲気の加藤さんは30代後半の2代目社長。歴代の彼女は皆年上という生粋の年上好きです。
「LINEで "モテそうですね" という振りは、今、口説かれてる人がいるのか? 気になっている人がいるのか? の探りです」
若い頃なら振られてもダメージは少ないけれど、大人になっての失恋は男性にとってもキツイ出来事です。どんなにタイプでも“可能性0”の相手は避けようとする防衛本能が働きます。だから本格的に攻めに行く前に、こうしたリサーチを欠かしません。
「LINEで雑談を交わせるようになってきたら"前の彼はどんな人だったの?"と前回の恋愛に関するリサーチはしちゃいますね」
“どんなタイプが好きなのか“ が気になるのは男性も同じ。
「あと、 “話が合いますよね” とか “価値感や好みが似てますよね” というフレーズを意識的に使って相性の良さをアピールします」
こんなフレーズがメッセージに含まれる回数が増えてきたら脈ありサインと見なしても良さそうです。ただし、芽吹いたばかりの恋心は砂でできた山のように脆いもの。サインを逃してしまうと、すでに恋心は冷めてしまったなんてこともあるので、タイミングを逃さないようにしましょう。