「この男性は無理」と思うLINE実例。こんな“探り”を入れてくるのはやめて
「この人、いい感じかも」と思っていた男性から届いたモヤっとLINEを勝手に添削します。今回は正面から口説こうとするのではなく、“探り”を入れてくる男性のLINEを取り上げます。
「この人、いい感じかも」と思っていたのに、マイナスポイントLINEでジ・エンドなんて経験、ありますよね。
男性のイラッとLINEやがっかりLINEを勝手に添削。
LINEは既読されたら取り消し不可能。LINEのTPOはタイミング(時間)、ポイント(内容)、温度感(文章の温度感)です。
男性の皆さん、イラッとLINEやがっかりLINEで「なし」の烙印を押されているかも!?
そのLINE、送る前に要チェックです。
モヤっとLINE:こちらの気持ちを探り探りする
何気ない感じを装っているつもりでも、行間からあふれ出る本音は、意外と伝わってしまうもの。リアルな恋愛のやりとりでも、女性からいたって不評なのが「探り」の類。恋愛において自分の意志を尊重してくれる人は貴重な存在です。だからこそ、自分のことしか考えていないような雰囲気を感じるLINEの内容にモヤっとすることが。
潔く口説いてくる男性に対しては、それに応えられる、応えられないは別にして、一種の清々しさやリスペクトさえも感じるのに、こちらの気持ちを探り探りしてくる男性にはモヤモヤや幻滅しか感じない女性が増えているのだろうと分析しています。
LINEでも同じ。
このLINEは40代男性から30代女性に送られてきたLINEです。
彼が何となく彼女に気があり、彼女もいいかな? と思って一度出かけてみたものの、彼女としては「やっぱり違うかも」と友達関係に留めようとしている関係です。
この画面の前に彼から「最近どうしてる?」的なメッセージから始まったLINEのやりとり。彼女は「変わりないよ。元気?」というレスを送ってからの続きがこの画面です。
行間から漂う探りを察知した彼女は「元気?」と送ってきた彼に「元気デス。」とさらっと返しましたが、彼はなぜかこのタイミングで「彼氏できた?」とド直球の質問。そして、それに対して「できてないよ。そう簡単にできないよ」のばっさりレスからの続けざまに、「彼女できるといいね=訳:私は彼女になれないよ」のお断り。
彼が「もう会わないの?」とねばってみたものの完全にジ・エンドとなりました。ああ、もったいない。
では添削していきましょう。
LINEでは行間から本音が漂い伝わることを理解しておきましょう。恋愛ではお互いが同時に同じくらい好きになってスタート、という幸せな展開はそう多くありません。
どちらかがちょっとだけ相手を好きな気持ちが大きかったり、シーソーや振り子のようにそれが入れ替わったり。今回のケースのように、好きになった方が相手を振り向かせるためにがんばったり。
自分に向かっている好きという誰かの気持ちはわかりやすいもの。それは自分がその人を好きではないときほど、その人から浮かび上がり伝わってきます。今回のように、彼が彼女を好きで、彼女の気持ちはそこまでではないケースの場合、LINEでは探りすぎずにリサーチ&リリースというワザを使いましょう。
「彼氏できた?」と畳みかけてしまったからこそ、彼女のNOを引き出す流れを自ら作ってしまったわけです。このようなLINEでのリサーチ&アタック作戦はNG。
「元気デス。」の返信でリサーチはストップ。そして添削例のように、あえて誘わず提案のみに留めて、「連絡して」とリリースしてみましょう。
「探ってきたと思ったら、あれ? さらりとリリース!?」と、彼女の気持ちにちょっとしたサプライズが生まれます。
「この人、私のこと好きだと思っていたけど違うの?」と戸惑いの気持ちが生まれ、気になる人になる可能性が生まれます。このコラムで何回も書いているような気がしますが、LINEで相手に結論を出させる流れは絶対にNG。
そして、探りがすぎると相手からはジメッとした人とマイナスな印象に。けれど、探って(リサーチ)してしまったら、さらっと相手にボールを渡してリリース。せっかく始まるかもしれない素敵な恋愛をLINEで終わらせるなんてもったいないです。