付き合う前に体の相性を確かめるほうがいい理由 2/2
■体の相性は付き合う前に「体チャンネル」で見る
オブラートに包まずにストレートに申し上げます(いい年のオトナですから)。相手との体の相性も重視しましょう。
現代の日本には「告白→交際→セックスという流れが健全だ」という、誤った考え方がはびこっています。
これこそが、日本の多くの男女が、ドラマや恋愛漫画などのフィクションによって毒されているところだと思います(特にオコチャマは)。
これは、理に適っていないのです。
恋愛関係ということは、すなわちお互いをセックスのパートナーとして指名するということでもあります。そもそも頭チャンネルと心チャンネルは恋人以外の関係でも大切です。体チャンネルだけが恋人ならではのチャンネルなのです。
その体チャンネルありのパートナーを見極めるのに、体の相性を確かめずに決めてしまうのは、試乗もしないで燃費と耐久性とデザインだけ見て車を買うようなものです。乗り心地もチェックしましょう。
すなわち「セックス→告白(なくても良い)→交際」というふうに、交際より手前にセックスを持ってくる方が健全です。
付き合う前に体の相性を知っておいた方が良いはずです。セックスの前に判断すべきは、付き合いたいかどうかではなく、セックスしても良いかどうかです。
「セックスしてもいいかもなぁ」と思ったら試してみましょう。その上で付き合うかどうか考えましょう。
……と、かなりストレートにご提案しましたが、肉体的接触にはセックスのライト版ステップがあります。
およそ、
1. ボディタッチ(する・される)
2. 手を繋ぐ
3. ハグ(わりとセクシーな感じで)
4. キス
5. セックス
というステップになります。
このステップを「1」から順に踏んでくる男性は、「オトナの恋愛」がわかっている人です(少なくとも体チャンネルについては)。
女性のあなたが自分から積極的にいく必要はありません。相手の男性がこのステップを踏んでくるのを待ってください。
踏み込まれて嫌だった場合は、やんわり拒絶して構いません。これは相手の方との体チャンネルの相性があまり良くないことを意味しています(あるいは頭チャンネル、心チャンネルが原因の場合もあります)。
嫌ではなかったら試しに受け入れてみてください。ちょっと楽しくなったなら、相手との体チャンネルの相性チェックがひとつ進んだことになります。このステップを踏みながら「セックスしてもいいかもなぁ」と思うかどうかを実体験ベースで確かめます。
20代も半ばを過ぎたら、交際前に「4. キス」まではOKにしましょう。30歳を超えたら、むしろ交際前に「5.セックス」までしてしまった方が良いです。
体の相性の合わない相手と付き合ってからモヤモヤして別れて次探して……みたいな悠長なことをしている場合ではないからです。
ただし、あなたが望まない肉体的接触をする必要はありません。あくまであなたも楽しめることが絶対条件です(体をダシにして交際を迫るような真似だけは、決してしないように)。
■頭・心・体、3つのチャンネルはどの順番で使ってもOK
というわけで、ここまで「オトナの恋愛を引き寄せる3つのチャンネル」について、一つひとつ分解してご説明してきました。
さて、この3つのチャンネル、どの順番で活用すべきでしょうか……?
結論を申し上げまして、どれから入っても構いません。そして、できるだけ早くすべてのチャンネルを使ってお互いを確かめ合いましょう。
元々の知人でも、最近出会った人でも、「あれ? ちょっといいかも?」と思ったら、気軽にデートに行って、人生の話をして、他愛もない遊びをして、ボディタッチから始まる肉体的接触を進めてみて、というふうにしてお互いの男と女を楽しむのです。
いろいろな人と、たくさん遊びましょう。先に評定しすぎないことです。
ところで、これだけ「オトナの恋愛」について語ってきた僕が、どんなオトナな女性をパートナーにしているかというと、こんな感じです。