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年下男性が恋愛対象のあなたは“その辺のオンナ以上オカン未満”になれてますか

年下男性にとって、恋愛対象になる年上女性の特徴は「その辺のオンナ以上オカン未満」であることだと、アライくん(仮名・27歳)は言った。妙齢の年上女性はありだけれど、その条件をクリアしていないとね、ということだ。年下男性を落としたいと思っているなら、自分が恋愛対象圏内にいるかどうか、このコラムを読んで確かめてほしい。

年下男性が恋愛対象のあなたは“その辺のオンナ以上オカン未満”になれてますか

「僕は、20歳のカワイイ女の子より、40歳の凛とした大人の女の人の方がいいです。ただし、アラサー男子を射止めるには、大人の女の人(DRESS世代)は“その辺のオンナ以上オカン未満”である必要はありますけどね」

日々仲良くしてくれている私の舎弟・部下(?)であり、ジャニーズ系の甘いマスクで、とても仕事もデキるアライくん(仮名・27歳・最高42歳までの女性と恋愛経験あり)に、「妙齢の、年上の女性って、あり?」と単刀直入に聞いてみた答えが、こちらのパンチのある一言だった。

■年下男性にとって、恋愛対象になる年上女性の条件

「その辺のオンナ以上」=アラフォー・アラサー女性群内で総合偏差値60以上

アライくん(仮名)曰く、
「その女性が40歳だとしたら、“アラフォー界隈の女性の群れに入ったときに、偏差値60以上かどうか”ってことですね」

「オカン未満」=母性本能むき出しより、コンテンツで勝負

アライくん(仮名)曰く、
「押しかけて洗濯してくれたり、何かと作り置きのご飯を作ろうとされると、萎えますね。家事の面で甲斐甲斐しくして得するのは若いオンナだけですよ。

年齢を重ねた女性ほど、男の家の家事に手を出したらだめです。オカンに見えてきます。

年下の男性が、年上女性に興味を持つのは『この人、もっと面白い中身が詰まってるな』って“予感”を引き立てる場合なんですよ。

オカンになった途端に好奇心くすぐられるどころか、“予感”は終わりですよね。上司部下ならそれでいいけど、恋愛はハプンしない(=起こらない)ですね」

■「その辺のオンナ以上オカン未満」な女性になるための3か条

私たち女性が、“その辺のオンナ以上オカン未満”の年上女性になるためにはどうしたらいいか、アライくん(仮名)とブレストしてみました。

アライくん(仮名)、ブレストまで手伝ってくれました。ありがたや……。

1か条:年齢を自虐の材料にしない

「私はもう○○歳だから、○○さん(年下男性・部下)には私はおばさんだよね~?」と言ったり、言わないにしても態度に出していないだろうか。

年上女性が年齢を自虐的に語ったとき、年下男性(相手)が受け取るのは、ネガティブな意味合いしかない。

どんなネガティブな意味合いかというと、上記の応酬(会話)は、「きたきた、この“そんなことないですよ、おきれいです”プレイ!」だから。

「私はもう○○歳だから」の後に、相手からの「そんなことないですよ、おきれいです」に準じる言葉を待っているように見える。

「私はもう〇〇歳だから……」というフレーズは、年下男性に限らずだが、相手に対して、「私にとって耳心地のいい言葉をください」という姿勢に映り、「maturity(成熟性)」からかけ離れているし、賢明なスタンスではないということですね。

同じ理屈だけれど、私自身、年下男性へは、自分の世代の流行ったモノの話は、しない方が良さそうだなと感じている。

というのも、受け取り手の年下男性側が、「その流行りモノのことはあまり知らないんだけど、知らないと示すとおばさん扱いになって申し訳ないかな」と恐縮することがわかったので、やめました。

(もし、年下男性が共通の趣味を持っていて、話題に確実に付き合ってくれるなら……という例外はあるのでしょうけれども)

2か条:経験は経験としてフェアに語る

「私が新人だった頃は〇〇だったけれど、今は△△の面が変わったから、□□になっているよね」と、過度に感情的でなく、客観的な意見として言えるのであれば、年上女性の昔話は年下男性にとっては貴重なインプットになる。

ただし、客観的でフェアな意見という、いわゆる“正論”の刀を抜くときのさじ加減は注意が必要。本気で抜いてしまうと、年下男性を負かしてしまうので、若いからこそ年下男性が持っている「aspiration(野望)」を打ち砕く強さで刀を振るわない、という優しさも忘れずに。

人は必ずしも正論を求めて会話していないこと――女性のあなたならきっとよくご存知のはずです!

3か条:「誰かに見られている」という意識を忘れない

アライくん(仮名)は、“その辺のオンナ以上”を説明してくれたときに、
「もちろん、偏差値60というのは、容姿だけではないです。仕草がオンナを捨てていないかとか、愚痴ばかり言わないかとか、人間としてまっとうかとか。年上の女性を見るときは、人として尊敬できるか、僕自身だけでなく周りの人にとっても心地よい人かを見ます」
と言っていた。

大変に耳が痛いコメントだった(その日、私は前日の残業に疲れ果てて、ほぼノーメイク……)。

相手が年下男性だから……という対処療法ではなく、根本的に外の目を意識して、利他的にふるまわないとねということですね……背筋、伸ばさざるを得ない。

■「その辺のオンナ以上オカン未満」の女性は、上司・彼女どちらに転んでもうまくいく

気づけば私も部下を持つ立場になったものの、勤務している外資コンサルティング業界はまだまだ男性が多い業界で、アライくん(仮名)をはじめとする年下男性との関係性構築は、日々試行錯誤・右往左往している途中。

アライくん(仮名)とお話をしてみて、年下男性との関わり方は、仕事だろうと恋愛だろうと、根幹は変わらないのではないかな、と思ったのでした。

まとめると、年下男性にも素敵に映る大人の女性というのは、自分を客観視できる目の確かさ×「こう見られたい」という目標のさじ加減のバランスが最適化されていて、その場や相手に適したコミュニケーション・ふるまいができる人、なのかも。

さあ、アライくん(仮名)がブレストしてくれた3か条を心に刻んで恋愛に・仕事に、年下男性の心理に向き合い、素敵な日々にしましょう。

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かわいい年下彼氏との「恋愛」と「結婚」。年下男子はこう攻める

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かわいい年下彼氏との恋愛。自分が年上ということもあって、うまくアプローチができなかったり、付き合ったとしても常に不安を感じてしまったりすることがありますよね。ここでは、そんな年下男子との恋愛事情を体験談も交えてご紹介していきます。

ユキ・クリヤマ

外資系コンサルで奮闘する会社員です。 最愛の彼氏が死んでしまったり、諸事情を抱え、人生要件定義しなおし中です。 働く女性の視点で、あれやこれやと思考をめぐらすのが好きで、このたび記事を書かせて頂きます。

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