48歳女性が2年間セルフィーし続けたら50歳で彼氏ができた
48歳女性が2年間セルフィーをしていたら、50歳になった途端、長らくいなかった彼氏が、突如できた話。驚くのはそれだけではありません。お相手は26歳のイタリア人だったのです。
※この記事は2018年7月26日に公開されたものです。
※記事内に記載されている数字や情報は公開当時のものです。
48歳女性が2年間セルフィーをしていたら、今年6月で50歳になりました。平常心を装いたいところですが、29歳からの30歳、39歳からの40歳とは違う、新たなショックがありますね。
50歳になった途端、さらにショッキングなことが起きました。長らくいなかった彼氏が、突如できたのです。驚くのはそれだけではありません。お相手は26歳のイタリア人だったのです。
■48歳女性。セルフィーしようと思ったワケ
私に「奇跡」が起きるきっかけになったのは、2年前から始めたセルフィーだと確信しています。出会いの直接のきっかけではなくて、メンタルの下地作りという意味で。
セルフィーによって自己肯定感が生まれ、それがプラスに作用したのだろうと考えているのです。
それまでセルフィーなんて自分がするものだとは思っていませんでした。仕事で試すことはありましたが、気恥ずかしい。世間一般の感覚と同じ、“若い人たちがするもの”という認識でした。
しかし、セルフィーする友だちを見ているうちに、その楽しそうな様子が気になり始めました。「自分がやったらどうなるのだろう? 何か面白いことがわかるかもしれない」という好奇心がわいたのです。
この感覚は「Ingress」(※)という位置情報ゲームを通じて得たものです。説明されても何が面白いのかさっぱりわからない。だったらいっそのことやってみよう。そう思って始めたところ、いろんな発見やさまざまな人たちとの出会いに恵まれました。
※スマートフォン向けのゲームアプリ。プレイヤーはふたつの陣営に分かれて競い合う。世界で1300万を超えるダウンロード数を記録している。
だったらセルフィーも食わず嫌いしてないで、やってみたらいいのでは? と。
そしてセルフィーのスペシャリストでもあるITジャーナリスト富永彩乃さん(以下、あやのさん。カバー写真左の女性です)にくっついてセルフィーを始めました。
■ スマホの素晴らしいフロントカメラでセルフィーを楽しんだ
セルフィーデビューの日。初めて友だちみんなでセルフィーを楽しみました。アラサーにひとり混ざるアラフィフ(黒い眼鏡が私です)
中国やアジア方面では、独自の文化としてセルフィーが非常に発達しています。そのため販売されているスマートフォンの多くは女性を意識した作りになっていて、アプリなどを使わなくても、標準のフロントカメラだけで驚くほど綺麗なセルフィーが撮れます。
あやのさんと、ケータイ博士として知られる携帯研究家の山根康宏さん(通称、博士)のふたりは、海外取材を通じて「Meitu」や「OPPO」といったトップクラスの美肌モードを備えたスマートフォンメーカー製のものを入手しています。これらのフロントカメラの性能がとにかく素晴らしい。
カメラの撮影機材を扱うプロ機材ドットコムのスタジオで、照明用の巨大リングライトを使って山根博士と一緒にセルフィーの練習中
私も個人的にHUAWEI Mate10 ProやGalaxy Note8といったスマートフォンと、CASIO TR miniというセルフィーに特化したカメラを購入。セルフィースティックも導入して、折に触れてセルフィーしまくりました。
最初は48歳の女性が自撮りとか、冷ややかな目で見られるだろうと思ってました。若い女の子と並んでセルフィーなんて公開処刑だ! と感じることも。
しかし、最近のスマートフォンの、年齢差をものとも感じさせない素晴らしい美肌技術のおかげで、恥ずかしさよりも楽しさの方が勝りました。
友だちと一緒に撮ると、自分の殻が破れる気がしました