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炊飯器で作る甘酒レシピ+アレンジメニュー3品

甘酒は「炊飯器」があれば自宅でも簡単に作れます。甘酒レシピを3つご紹介。栄養満点の発酵食品・甘酒は体を温め、整えてくれる優しくて頼もしい味方です。

炊飯器で作る甘酒レシピ+アレンジメニュー3品

発酵食品は私たち日本人にとって、古くから馴染みのある食べもの。私自身、DNAに組み込まれてるんじゃないか(笑)!? というくらい発酵食品を体が求めてやまないことがあります。

食卓に並んでいる食材を見ても、お味噌汁にお漬物、納豆、お醤油、塩麹など、自然とたくさんの発酵食品が集まっています。

発酵食品は、主に微生物が生成します。発酵菌である微生物が、食べ物を腐らせる原因となる菌やカビの増殖を防ぐために、自身の免疫力を高める働きをします。

その過程で、でんぷんがブドウ糖、タンパク質がアミノ酸に分解され、独特のうま味や甘みが生まれるのと同時に、健康作りに役立つビタミンなど、さまざまな成分の栄養が増加するのです。

一説によると、日本の最初の発酵食品は麹菌によって発酵したお酒といわれています。「発酵」「お酒」と聞いて、甘酒を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

甘酒には「酒粕に砂糖を加える」「米麹を発酵させる」と、2種類の作り方がありますが、今回は後者についてお話したいと思います。

ご存じの方もいるかと思いますが、甘酒は「飲む点滴」といわれ、江戸時代から滋養強壮として夏に飲むのが定番だったようです。

実はどんなものに入れても美味しい甘酒。お魚料理やお肉料理、もちろん寒天やプリンなどのスイーツにもとてもよく合い、素材の美味しさをアミノ酸がより引き立ててくれます。

この甘酒、実は自宅でも簡単に作れます。私自身、幼い頃はとても苦手な飲み物でしたが、今では暇があれば炊飯器で作るほど、甘酒作りにはまっています。

甘酒の原料である麹には麹酸が含まれていて、美肌効果を高めたりシミの発生を抑制したりする作用も期待できるとか。冬の間から飲んでおいて、夏にむけてシミができにくい体質に整えていくのもよいかもしれません。

朝の甘酒はエネルギー補給、夜の甘酒は疲労回復。他にも生理中の体を温めてくれたり、お肌の乾燥が気になるとき、直接塗って保湿できたり、といった効果も期待できます。

1日1杯の甘酒を習慣にしてみてはいかがでしょうか? 以下に炊飯器でできる甘酒レシピをご紹介します。

■炊飯器を使った甘酒レシピ(基本の甘酒)

*材料
お米1合
水(お米1合に対して4合分)
米麹300g
塩ひとつまみ

*作り方
(1)お粥1合分を作ります。
(2)米麹を加えよく混ぜます。
(3)炊飯器を保温にし、布巾をかけます。
(4)蓋を開けっぱなしの状態で6~8時間待つ。
(5)お好きな甘さになったら塩を加え、一度火にかけて完成。

■炊飯器を使った甘酒レシピ(アレンジメニュー/ホット豆乳甘酒)

*材料
自家製甘酒100ml
豆乳100ml
(お好みでカカオパウダー)

*作り方
(1)甘酒と豆乳を1:1で(お好きな配合で)。
(2)鍋で人肌程度に温める(レンジも可)。
甘酒は自然な甘さがありますが、蜂蜜を入れると濃厚でより美味しくなります。

■炊飯器を使った甘酒レシピ(アレンジメニュー/甘酒バナナスムージー)

*材料
凍らせたバナナ1本
氷2~3個
豆乳100ml
甘酒50ml~100ml(お好みで)
蜂蜜(お好みで)
カカオニブひとつまみ

*作り方
(1)一口大に切ったバナナに軽くレモン汁をかけて冷凍庫で凍らせます。
(2)凍らせたバナナをミキサーに入れます。
(3)氷、甘酒、豆乳を入れて撹拌します。
(4)グラスに注いでカカオニブを散らします。
完成! 暖かくなってきたら朝食代わりにもぴったりな1杯です。

■炊飯器で作る甘酒レシピ、試してみては?

炊飯器さえあれば、自宅でも簡単に作れる甘酒レシピ、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。甘酒を自宅で、好きなときにいただいて。

2017年2月12日公開
2019年5月4日更新

岡崎 奏

The Five Senses Bar
Director / ”色を食べる” Color Food Analyst

1980年 東京都生まれ 37歳 洗足学園短期大学 音楽学部 声楽科卒業。 20代にアパレルブランドのデザイン・企画を行い、ものづくりの面白さに出会う。人とのコミュニケーションに興味を持ち、ホテル勤務を経てホスピタリ...

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