1. DRESS [ドレス]トップ
  2. トラベル
  3. 広島市街でおすすめな5つのスポット、朝から巡って楽しもう

広島市街でおすすめな5つのスポット、朝から巡って楽しもう

広島は観光スポットに恵まれた街。誰もが知る有名世界遺産から新名所まで、午前中早い時間から楽しめる、おすすめのスポットを5つご紹介します。早起きして楽しんで。

広島市街でおすすめな5つのスポット、朝から巡って楽しもう

■広島アンデルセン

パンで有名なアンデルセン自慢のモーニングセットを食べに

朝早くから出かけるとしたら、まずはしっかり腹ごしらえを。宿の朝食も良いですが、ここはひとつ、地元が誇るモーニングを食べに出かけましょう。

「アンデルセン」といえば全国展開している人気のベーカリー。実は広島が発祥の「アンデルセン」はカフェを併設していて、朝7:30~11:00までの間、モーニングセットを食べられるのです。

ついこの前までは、本町通りにある「旧帝国銀行広島支店」の建物で営業していましたが、2020年までの改修工事のため、仮店舗にお引越し中。

平和記念公園から徒歩5分ほどの距離にお引越しした仮店舗、世界遺産である原爆ドームの見学に行く前に朝食に立ち寄るのもいいかもしれません。

広島アンデルセンの詳細

■広島アンデルセン詳細
住所  :広島市中区本通7番1号
アクセス:広島電鉄 乗車「紙屋町」下車徒歩3分
     広電バス 広島西飛行場行き乗車「本通」下車徒歩3分
営業時間:モーニング 7:30~11:00
     2Fカフェ 7:30 ~ 21:00 / ベーカリー 10:00~20:00

■長崎堂

広島人の定番手土産「バターケーキ」を買いに

広島の人たちの手土産の定番品である、長崎堂の「バターケーキ」。お土産としてゲットするために開店直後を狙って訪問しましょう。

広島市中区にあり、9時の営業開始時間直後から、お客さんが絶えないこのお店は「バターケーキ」のみを売っているお店。地元の手土産としての人気が高い商品で、遅い時間に行くと売り切れていることもあるそう。

売り切れ次第閉店のお店なので、せっかく広島へ来たなら、手に入れるために朝一番にお店へ行くことをおすすめします。

出勤前の会社員風の人がひとりで2〜3つ買い求める姿もあり、贈答品として重宝されている様子のこのケーキ、しっとりとしたスポンジにバターの芳醇な香りで、食べ始めると止まりません。

日持ちは約10日。常温での持ち歩きが可能。

もみじまんじゅうも美味しく、お土産としても喜ばれること間違いなしですが、たまにはどこででも手に入らないお土産を買って帰ると、もらう人もあげる自分自身もテンションが上がっていいですよね。

長崎堂の詳細

■長崎堂詳細
住所  :広島県広島市中区中町3-24
アクセス:広島電鉄市内電車 八丁堀電停から徒歩6分
営業時間:月曜~土曜 9:00~15:30 (商品が売り切れ次第閉店)

■おりづるタワー / HIROSHIMA ORIZURU TOWER

世界遺産を「鳥の目線」で見られる場所

2016年9月に開業したばかりの「おりづるタワー / HIROSHIMA ORIZURU TOWER」。営業開始直後登ってみましょう。

最上階、13階の展望室。風がそのまま通り抜ける壁や、ガラスがない吹き抜けのデザインが斬新で、話題になりました。無機質になりがちなタワーも、床と柱はヒノキ、天井はスギでできていて木の温かみが伝わってきます。

そして、昨年オバマ大統領も訪れたニュースが記憶に新しい平和記念公園ですが、隣に佇む原爆ドーム。地上からその姿を見たことはあっても、上空から見下ろしたことはないのでは?

おりづるタワーは原爆ドームのすぐ隣の区画に立つ建物で、今までは敷地の中がどうなっているのか地上の目線では見えなかったものが、上から覗き込むことで新しい気づきもあるはず。

朝10時の開業時間直後に展望室へ上がれば、広島を見渡すことのできるヒノキ舞台を独り占めすることができるかもしれません。

テイクアウト専門のコーヒーショップも併設されているので、コーヒーを片手に広島の街を目下に眺めつつ、静かな時間を過ごすのもおすすめです。

おりづるタワー / HIROSHIMA ORIZURU TOWERの詳細

■おりづるタワー / HIROSHIMA ORIZURU TOWER詳細
住所  :広島県広島市中区大手町一丁目2番1号
アクセス:広島電鉄(宮島線・江波線)に乗車。「原爆ドーム前駅」下車、徒歩すぐ
営業時間:10:00 〜 19:00
展望台料金:大人 1,700円、中高生 900円 (※その他詳細の料金は窓口でご確認ください)

■ひろしま世界遺産航路

世界遺産から世界遺産を巡る

実は意外と知られていない、原爆ドームから宮島までの「船」のルート。

電車や車で宮島口まで行ったことがある人は多いはず。私も宮島へは過去に何度か行っていますが、路面電車や車と、陸路でのアクセスしかしたことがありませんでした。

今まで見落としていた船でのアプローチは、陸路に比べると時間も料金もかかってしまいますが、乗り換えもなく、遊覧船からのんびり町並みを眺めつつ過ごしていれば、いつの間にか着いているという、なんとも楽チンなルート。

広島が初めての人も、2度目、3度目のリピーターさんも、「世界遺産から世界遺産へ」すいすい渡れるルートを試してみるといいかもしれません。

ひろしま世界遺産航路の詳細

■ひろしま世界遺産航路詳細
のりば :広島県広島市中区大手町1丁目9
     平和記念公園側ののりばは原爆ドームから南へ約150m。元安(もとやす)橋のたもと
営業時間:公式サイトで時刻表をご確認ください。
料金  :大人 2,000円 、小人 1,000円(※条件による詳細料金は窓口でご確認ください)

■厳島神社

いつの季節に行っても美しい神社で締める

ずっと「安芸の宮島」という言葉を「秋の宮島」と勘違いしていて、宮島は秋に行くのが良いんだと信じていた私ですが、紅葉の美しい秋の季節はもちろん、春は桜、夏は青くて穏やかな海に浮かぶ朱色の鳥居が美しい厳島神社。

冬はあまり見所がないのかしら……? と思っていたのですが、2月の雨が降った冬の朝に白く靄のかかった宮島は、今まで見た中でも抜群な神々しさだったのを覚えています。

まるで絵に描いたような景色。なお、宮島へ行く際は潮の干満を事前に確認してください。

この写真のように、鳥居が海に浸かっている景色を見たいときは満潮の時刻に、鳥居の足元に渡って行きたいときは干潮の時刻に行くといいでしょう。

行くタイミングで見られる景色や楽しみ方が変わるのも、宮島の醍醐味です。

厳島神社の詳細

■厳島神社詳細
住所  :広島県廿日市市宮島町1-1
営業時間:9:00 〜 16:00

宮島へ行くならば、名物の穴子めしもお忘れなく!
(写真は宮島口の名店「うえの」の穴子めし。テイクアウト用のお弁当の包装紙がレトロでかわいいので、要チェックです!)

■広島旅行の観光スポット、気になるところは見つかった?

広島にはグルメや観光をしっかり楽しめるスポットが満載。

旅先での朝の時間、宿で遅めに起きて、朝食をゆったり楽しむのもいいけれど、朝のエネルギー溢れる空気を感じながら、旅の1日をいつもより早くスタートさせるのもいいかもしれません。

楽しい旅になりますように!

Photo/カナエナカ

カナエナカ

岡山県生まれの30代。会社員としての日本全国出張の多い生活が高じて、休日も日本各地で見て食べて乗って撮って回る日々。日本国内の「いっておいでよ」と言える場所をご紹介します。

関連記事

Latest Article