靴磨きの方法をマスターしよう！ 3つのステップで美しい靴を保って運気アップ
靴磨きを習慣化してみませんか？ 靴を磨くことで足元から良い運気が舞い込んできます。『すてきな靴が一歩ふみ出す自信をくれる』著者の横田真由子さんが、靴磨きの方法や頻度、道具など、明日からできる靴磨きの手順をご紹介します。
今日履いている靴を見てみてください。汚れたり、擦り傷がついたり、踵がすり減ったままになっていたりしませんか？ 靴の汚れが落ちないと、心の垢まで溜まったままになってしまいますよ。
大人の女性は、頭から最も遠い場所である、足元まで気を配れて初めて一人前。時間のゆとりがあるときに、玄関の靴たちを手入れして、生まれ変わらせてあげましょう。
美しく磨かれた靴は、幸せへ一歩ずつ歩いていくあなた自身を、強力にバックアップしてくれるアイテムです。
■自宅でできる靴磨き ステップ1．日常的なブラッシング
まずは、朝、履く前に10秒だけ磨くこと。そして、帰宅して靴を脱いだとき、1日の汚れを落とすことを実行してみましょう。朝は片足10秒、夜は片足30秒程度が目安です。
このように靴を磨くのが習慣化されると、毎日靴がいかに酷使されているかがわかるようになります。たった1日であっても、全体重を受け止めている靴には変化があるのです。
靴と同じように、あなたの心もいつの間にか疲れたり、埃が溜まったりしていることに気づくようになるはずです。
■自宅でできる靴磨きステップ2．クリームでディープクレンジング
着古したシャツなどをハンカチ大に切って使います。汚れ落とし用のクリームを500円玉くらい取って布になじませ、踵部分からつま先に向かって3往復して汚れを取ります。
週末に1回、晴れた日のベランダで3分程度おこないましょう。この手入れは、その週に酷使した靴だけでもOKです。
■自宅でできる靴磨きステップ3．乳化クリームで保湿
乳化性のクリームを豚毛のブラシで塗り込んでいきます。甲の皺のあるところは念入りに。靴の色に合った乳化クリームを選ぶことが重要です。肌に保湿クリームを浸透させるのと同じ要領でおこないます。
スキンケアは日々の掃除と同じ。そして、靴のケアも、肌のお手入れと同じくらい重要です。周囲の人から「元気ないね」「疲れてる？」と言われるときは、肌がくすんでいて、艶がないことがほとんど。
靴の革は、肌と同じ革ですから、人からは「靴の艶がない」＝「肌の艶がない」と同じように見えるのです。くたびれた靴の印象は「疲れた人」「くすんだ、冴えない人」という印象に直結します。
■良い運気は足元からやってくる。だから、靴のケアを怠ってはいけない
良い運気は、天から降ってくるのではなく、足元から立ち上がってきます。毎日の小さな手入れと、週末のちょっとがんばった手入れで、十分に良い状態が保てます。
こうして靴を磨いてみると、良い革ほどおろしたてのような輝きが戻ってきます。この嬉しさを一度味わってしまうと、やみつきになるのです。靴磨きが「義務」ではなく「楽しみ」に変わります。
良い靴はあなたの手入れ次第で、魅力が増し、味わいが出てきます。シュークローゼットの中で「この一足がお気に入り」と思う靴は、どなたでもお持ちだと思います。
まずは、その一足を愛情を込めて手入れしてみると、靴の味わいを育てる楽しみが味わえるのではないでしょうか。
Text／横田 真由子（よこた まゆこ）
GUCCI JAPAN（現 株式会社ケリングジャパン）販売スタッフとして有名人やVIP客の担当となり、3年で店長に昇格。顧客獲得数NO.1となる。VIP客の物選びに女性としての優雅な生き方を学び、独自の「大人エレガンス」を実践。2004年研修講師として独立。「行動力が人生を変える」との思いから、英語の「do」と同義のイタリア語「fare」を 屋号に、「オフィスファーレ」設立。キャリアカウンセラーとして女性のキャリア支援を行い満足度、リピート率は97%。著書に『すてきな靴が一歩ふみ出す自信をくれる』、『本当に必要なものはすべて「小さなバッグ」が教えてくれる』（クロスメディア・パブリッシング）がある。
本体価格：1380円＋税 ISBN：978-4295400363
発行：株式会社クロスメディア・パブリッシング
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