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美人の秘訣はプロテイン。メリハリ美ボディをつくろう

美人とプロテインの関係。食事制限ではきれいになれません。また、プロテイン=太る、筋肉ムキムキになる、と思っていませんか? でも、それは間違った情報。目的に応じておすすめのプロテインを正しく選べば、プロテインを飲むことで、メリハリのある体を作れます。イケメントレーナーの武田敏希さんに教えてもらいました。

美人の秘訣はプロテイン。メリハリ美ボディをつくろう

突然ですが、皆さんはプロテインを飲んでいますか? 筆者はランニングなどの運動後30分以内に、大豆由来のプロテインを約20g、水に溶かして飲んでいます。女友達とそんな話をすると「プロテインって太るんじゃ?」「筋肉ムキムキにならない?」と聞かれることも。


プロテイン=たんぱく質。髪の毛や肌、爪などを作るもととなるのがたんぱく質ですから、むしろ意識的に摂取するのが賢明です。


「成人女性の場合、1週間で350gのたんぱく質が必要ですが、必要量に足りていない人がほとんど。鶏もも肉に換算すると2kg弱になりますからね……。それを補うのがプロテインで、種類がいろいろあるため、目的に応じて選ぶ必要があります」

美人の秘訣を、武田さんに教えてもらいましょう。

■プロテイン=ムキムキになる、は誤解

こう話すイケメントレーナーは、ストレッチ専門店「e-stretch」などを展開する、株式会社T-Fit代表取締役でパーソナルトレーナーの武田敏希さん。プロテイン=身体が大きくなる、と思っている女性が多いようですが、そんなプロテインばかりではありません。ダイエット(美ボディを作る)のに最適なプロテインもあるんです。


「原料が牛乳由来か大豆由来かで、期待できる効果効能も変わってきます。味でいうと甘すぎると糖質値が高いことが考えられます。そのタイプは、体を大きくする目的のプロテインで、糖質もしっかり摂れるように設計されています。


ダイエット目的のプロテインは、糖質などの余分な成分をできるだけカットしているのが特徴。とくに大豆成分のみで栄養価の高いものは、それだけで食事1回分にもできますから、結果的に1日の摂取カロリーを抑えることもできるんです」


■糖質少なめ、食物繊維入りのプロテインが理想



注目すべきは裏の成分表記。「炭水化物」と記載されている場合は、糖質と食物繊維を併せているといいます。それでは糖質の正確な量はわかりません。ただし、炭水化物の数値が高い=糖質が高い、ということ。ダイエット目的で取り入れたいなら、炭水化物の量が少ないものを選ぶ必要があります。


さらに、食物繊維が含まれているものを選ぶことも大事だそう。1日の必要量が20gとされる食物繊維ですが、平均すると10gしか摂れていない、とのデータも。


■美人プロテイン

武田さんが開発したダイエットプロテイン「美人プロテイン」だと1回分(約30g、約84kcal)で、たんぱく質は約13g、脂質は約0.15g、糖質は約2g、食物繊維は約10gなど、炭水化物や脂質は少なめに、たんぱく質や食物繊維はしっかり摂れるのだとか。さらに、脂肪燃焼に効果が期待できるクエン酸も入っています。


「食事と併せると必要量の食物繊維を摂取できるはずです。それだけでは弱いので、生きた乳酸菌も入っています。腸が汚いと代謝効率が落ちるため、毎日飲んで腸内フローラを整えると、腸の動きが良くなって痩せやすくなりますし、肌に良い成分が吸収され、美肌効果も期待できます」

■ダイエットプロテインを一食に置き換えてみよう

では、肝心の飲み方は?


「目的が減量なのであれば、プロテインを一食に置き換えると、早い段階で変化を感じられるはず。もし、いきなり一食に置き換えるのが難しい……という場合は、ご飯を一杯我慢する代わりに、プロテインで置き換えてみる。何か一品の代わりにプロテインを摂ってみてはどうでしょうか」


一食しっかり食べたのに加え、プロテインを飲むとカロリー過多になってしまいますが、一品と置き換えることでカロリーを減らし、かつ健康的な成分や痩せるのに適した成分を摂取できるんです。


「ダイエット目的のプロテインを飲む=痩せる、ではなく、減量目的の人がたんぱく質を上手に摂ることで、筋肉が落ちるのを防ぐ、といったほうが適切かもしれません。食事制限だけすると筋肉も脂肪も落ちますが、代謝が悪くなるため、必ずリバウンドします。筋肉をつくる原料となるたんぱく質を摂っておくと、筋肉が落ちにくくなりますから、ベストはプロテインを飲むのにプラスして、筋トレを行って筋肉量を増やし、脂肪だけ落とすことです」


ちなみに、たんぱく質は吸収・分解時にエネルギーを使います。つまり、摂取したときのカロリーと比べて、吸収されるカロリーは少なくなる、ということ。一方、糖質は吸収・分解時にエネルギーがいらず、吸収されやすいため太りやすくなるのです。プロテインを上手に摂取して、食欲の秋に負けず、美ボディを手に入れたいものです。


取材協力/武田敏希
T-Fit http://t-fit.jp/
美人プロテイン https://bijinprotein.thebase.in/


池田 園子

DRESS編集長(2016年1月〜2020年1月)。

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