マーケティングで婚活はうまくいく。
婚活に行き詰まっている理由を「いい出会いがないから」「自分に合う人がいないから」で済ませている方は少なくありません。自身のターゲット像に合わせた適切なマーケティングが婚活のヒントになります。
「いい出会いがなかなかなくて……」
結婚していない女性からこの言葉を何十回、いや何百回聞いただろうか。
その都度、本当にいい出会いがなかったのだろうかと懐疑的になる。
自分自身、学校の同級生や社内で幾度と恋愛をしてきたし、周りを見ても「身の回りの人」で恋や結婚を済ませている。
そして面白いことに、既婚者に出会いを聞くと「出会った瞬間、結婚すると感じました」とあたかも運命だと話す人がいるので、その確率高くないか? と感じてしまうのです。
間違いなく、身近な人と恋愛をし、タイミングが合えば結婚している人が多いわけで、探して見つけるというよりは、一緒にいたいとか、気が楽だとか感じる身近な相手人と結ばれるのがよくあるケース だと思う。
■「長く一緒に生きる理由」がないと、結婚相手として選ばれない
何かの雑誌で目にしたのだが、女性の「結婚したいと思う理由」は
・子どもがほしいから
・仕事を辞めたいから
が多数を占めるという。
でもそれが目的になってしまうと、男としては違和感を感じるものだ。
一夫一婦制が原則の日本では、一度の結婚において一人の相手しか選べないので、男としては大決断であり、長期に渡って一緒にいる理由がないとその決断は難しい。
「この女性と生きていきたい」
引く手あまたのデキる男になればなるほど、出会ってから結婚するまでに、そう思わせなければ、決めてもらえない。
小さなコミュニティの中で、結婚相手と出会っている人は多く、そこで結婚する可能性は十分高いわけだから、その中で選ばれる女性にならなければいけない。
■自分自身はターゲットにささっているか?
たとえば、女性客で繁盛しているラーメン屋を想像してほしい。
毎日行列ができるのは、つい最近テレビで取り上げられたから、という理由だけではもちろんない。
アッサリした鶏ガラスープとコシのある麺、野菜に彩られた見た目、しっかりした食べ応えがありながら、低カロリー。ダイエット中でも安心して食せる。
太らないラーメンというフレコミだとする。
女性はもちろん興味を示す。実際に行ってみて、フレコミ通りだと感じれば、何度も通い、ファンとなり、友達にも伝える。
そのラーメンは、今の時代背景をよく理解し、女性に何が刺さるかをよく研究し、やっと作り上げたラーメンなのだろう。間違いなく、ターゲットの心をとらえた商品だ。
ただ大量に認知を広げても本当に味がよくなければ、店の客は減少してしまう。
■婚活で意識すべきは、ターゲット男性に合った自分マーケティング
ラーメン屋だけじゃない。
今ビジネスに求められているのは、良い商品を購入してもらい、長く使ってもらうことで、また次の購入につなげ、自社のファンを増やし、長く愛される唯一無二のブランドを作ることだ。
ターゲットに合わせた商品で興味を引く→魅力を伝えて購入してもらう→長く使ってもらう→ファンを作る
婚活と似たところはないだろうか。
自分を磨いて、男性に興味を持ってもらわなればいけない。
興味を持った男性に、自分の魅力を伝えなければいけない。
実際にお付き合いして、この女性しかいないと思わせなければいけない。
より売れるようにするには、どうすれば良いか、ターゲットに対して、商品はどう見えているか、魅力は伝わっているか、使った人がファンになってくれるか、商材にあったマーケティングは、ビジネスの基本だ。
■まとめ
婚活成功の秘訣は、「ターゲットに興味を持ってもらう→魅力を伝える→この人しかいないと思ってもらう」ことで、マーケティングと似ている。