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【すぐやる実践婚活教室 #3】女の「凛」は布ハンカチで磨かれる

婚活がうまくいかなくて悩んでいるあなた。男性から選んでもらおうとしていませんか? すぐやることで身に着くPracticeを紹介する連載「すぐやる実践婚活教室」を参考に、選ばせる女性を目指して。

【すぐやる実践婚活教室 #3】女の「凛」は布ハンカチで磨かれる

 こんにちは。チャームアッププランナーとして活動しています、湯木景子(ゆぎ けいこ)です。女性の魅力を最大限に開花させるお手伝いをしています。これまでに、アドバイスをさせていただいた女性はあっという間に変化し、婚活を卒業。結婚を手にしてくれました。彼女たちがどのようにして劇的変化を遂げ、結婚に至ったか。そのHOW TOを皆さんにお伝えしていきます。

 がんばって婚活をしているのになかなか結果が出ないと悩んでいるあなたも、この「すぐやる実践婚活教室」で学び、理想通りの素晴らしい結婚を手にしていただきたいと願っています。では、早速始めましょう。

■敬意を抱けて、安らげる。だから一流男性は「凛ふわ」を選ぶ

 連載第2回では、一流の男性たちが求める理想の女性像についてお話しました。彼らが求めてやまない女性のタイプを言葉で表すと、「凛ふわ」。凛とした生き方がたたずまいに表れていて、それでいてふんわりと心やわらかな女性のことです。


 ここでひとつ、皆さんに質問があります。ごく一般的な男性と一流の男性では求める女性像が異なるのですが、さて、どういう点が異なるかおわかりでしょうか。答えは「凛」。一般的な男性が、ひたすらやさしくやわらかな「ふわ」の女性を求めるのに対し、一流と呼ばれる男性は、パートナーに必ず「凛」の要素をも求めるのです。だから「凛ふわ」なのですね。


 自分に厳しく、努力を惜しまなかった結果、今日のポジションまでのぼり詰めた、向上心あふれる一流の男性。彼らは、だらしない女性を好みません。目標を持たず、ただ漫然と生きている女性には、興味が持てないのです。仕事でも、趣味でも、日々の暮らし方でもいい。生き方にピシッと筋の通った部分、「凛」の気配がある女性に対して彼らは敬意を抱き、その女性をより深く知りたいと思うようになります。そしてその女性の中に、日頃の緊張を解きほぐしてくれる、やわらかな「ふわ」をも見出したとき、人生のパートナーとして迷わず選ぶのです。誇り高い彼らが、生涯「敬愛」を捧げるに値する女性として。
  一流の男性にとって、「ふわ」だけの女性は所詮恋人止まり。「凛ふわ」こそ最強の惚れさせ体質。パートナーとして選ばれるための必須条件であることを、覚えておいてくださいね。

■「凛」とは真剣に生きている女性だけに宿る、美しい気配のこと

 婚活のお相手の前でだけ、たしなみの良い女性に「見せよう」としてもだめですと、連載第2回でお話ししました。女性のたたずまいは日頃の生き方、暮らし方の表れ。その場だけ自分を素敵に見せようとしても、一流の男性には見抜かれてしまいます。では一体どうすれば、彼らを惹きつける「凛」を宿す女性になれるのでしょうか。



 思えば「凛」という言葉は不思議ですね。誰もが一定のイメージを抱ける言葉でありながら、いざ「凛」とは何ですかと訊かれると、返答に困る方も多いのではないでしょうか。ピシッとした感じ。
背筋の伸びたイメージ。おそらく誰もがこのような印象を持っているであろう「凛」という言葉を、わたしはこう説明したいと思います。「真剣に生きている女性だけに宿る、美しい気配」であると。


 ではどのような女性に「凛」が宿るのか。たとえば仕事に関して言うなら、職種や地位は関係ありません。一流企業の正社員であろうと、中小企業の契約社員であろうと、これも関係なし。デスクワークか販売かなどといった職種も、もちろん関係ありません。さらに言えば、社会に出て働いているかどうかさえ、関係ないのではないでしょうか。一度きりの人生を、真剣に、ひたむきに生きているかどうか。ただこの一点が、「凛」の宿る女性と宿らない女性を決定的に分けてしまうのです。

■「凛」を宿すPractice2. すべてのタオルハンカチを捨てましょう

 「生き方」「たたずまい」といった高尚な話が続いた後、「タオルハンカチ」と言われて、皆さん少し驚かれたかもしれませんね。けれどこれで良いのです。今すぐ、あなたが持っているすべてのタオルハンカチを捨ててください。そして、コットンの布製のハンカチを4枚手に入れます。明日から、タオルハンカチは一切使ってはいけません。毎日布のハンカチを2枚、きちんとたたんで持ち歩くのです。「そのうちやるわ」は絶対厳禁。必ずすぐやるのです。そして毎日続けてください。「凛」を宿した女性へと、あなたが短期間で劇的に変化するために必要なことですから、自分に言い訳を許してはいけません。


 タオルハンカチはとても便利ですよね。適当に洗って、適当に干せばOK。何も考えずに使って、バッグにポンと戻すだけ。けれどこの「適当に」「何も考えずに」の繰り返しが、あなたという女性に緩みを与え、「凛」から遠ざけてきたものの正体だったのです。洗ったらきちんと四角く乾くように干し、丁寧にたたまないと形が歪んでしまう、布ハンカチ。たかがハンカチ1枚を干し、たたみ、使う過程に心を傾けることから、あなたの劇的な変化が始まります。4枚しかないハンカチを毎日2枚持ち歩くためには、必ず毎日洗わなくてはなりませんね。これもささやかなPractice。お天気が悪くて洗濯機を回さない日は、ささっと手洗いしてしまいましょう。


 布ハンカチを使う生活に慣れたら、毎日アイロンをかけてみましょうか。ハンカチ2枚なら、3分もあればできてしまいますね。そのわずか3分の積み重ねで、あなたのたたずまいは急激に美しく磨かれ、一流の男性を惚れさせる「凛ふわ」体質へと近づいてゆくのです。

 意中の男性の前で、あなたがふとハンカチを取り出す。そのハンカチにきちんとアイロンがかけられ、きっちり真四角にたたまれていたとしたら。その瞬間から男性はあなたのことを、特別な女性として意識し始めます。念入りにスタイリングしたヘアより、時間をかけたメイクより、よほど強力にあなたの魅力を印象づけるもの。それが、たった1枚の布ハンカチなのです。


 女の「凛」は指先の所作から宿り、心を満たし、たたずまいに実を結ぶ。


 この言葉をすべての婚活女性に贈り、連載第3回のお話を終わります。皆さんがどうか幸せになってくれますように。次回は「Practice.3 花を1輪買って帰る」です。

湯木 景子

各女性誌ライター、広告プランナーとしての豊富な経験をもとに、女性が人生をより楽しく生き、魅力を磨くためのコンテンツをお届けしています。

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