香港に行ったら食べたい！今旬＆伝統スイーツ6選

羽田空港から飛行機で4〜5時間。週末にふらっと遊びに行ける身近感が魅力的な香港。美味グルメが豊富で、治安も良く、女性のひとり旅も安心な街です。そんな香港を7月上旬、プレスツアーで巡ってきました。最新の香港ネタを数回に渡ってレポートします。初回は香港で食べたいスイーツをご紹介。

■北角鶏蛋仔のエッグパフ

香港到着後、すぐにスイーツを食べたくて向かったのは「北角鶏蛋仔」。伝統的な老舗店ですが、「ミシュランストリートフード」に掲載されたことで、普段は行列ができることも多いよう。甘い匂いが鼻孔をくすぐるため、引き付けられる気持ちもわかります……。卵、砂糖、小麦粉の3種類を主な材料として作られる鶏蛋仔（ガイダンジャイ）は、たこ焼き器のような機械に流し込んで焼かれ、ふんわり温かい状態で提供されます。食感はベビーカステラを少し堅めにした印象。1つ（17HKD）買えば3〜4人でシェアできるボリューム感がすごい。今回食べたのはプレーンですが、店によっては具入りものもあるとか。おやつというより、サンドイッチ感覚で食べられそうですね。

北角鶏蛋仔（Lee Keung Kee North Point Egg Waffles）
Address：北角英皇道492號

■GIVRESのローズジェラート

香港中心部の湾仔（ワンチャイ）に今年1月、オープンしたモール「利東街」には約42店舗のショップが入っています。地上1階で目を引いたのは「GIRVES」。とくに「ローズジェラート」の記載が薔薇好きな女ゴコロをくすぐります。その商品名の通り、イケメン店員さんが匠の技で、ジェラートを薔薇のお花のような状態で提供してくれるんです。思わずうっとり！　ローズ味やラベンダー味がとくに人気だとか。1フレーバーだと42HKD、2フレーバーだと60HKD。個人的には2フレーバー（2色）で作ってもらうジェラートが彩りがかわいくて好きです。

■VIVE cake boutiqueのケーキ

ピンクを基調としたロマンティックな店内に負けず劣らず、とにかくかわいすぎるケーキが陳列された「VIVE cake boutique」。女子の夢とロマンが詰まっています。薄いブルーやグリーンなどのパステルカラーをベースにしたホールケーキの上に、薄ピンクのアイスクリームが逆さまになった状態で乗っかっていたり――。ひとりサイズのケーキも「これ、アート!?」と驚くほど洗練された世界観のものがズラリ。日本ではあまり見かけないタイプのとびきりポップでキュートなケーキ、一度お試しください。

■合益泰少食の腸粉

「腸粉（チョウフン）」をご存じですか？　香港でおなじみともいえる点心の一種で、モチモチ感や湯気のたつ温かさが、小腹をやさしく満たしてくれそう。店名が「合益泰少食」とあるように、香港の人々は少しお腹が空いたときに、気軽に利用するようです。ちなみにここ、「ミシュランストリートフード」に掲載された有名店。醤油やチリソースと一緒にいただいた腸粉は、おやつとおかずの中間にあるような食べ物でした。あまじょっぱい味付け、美味しかったです。たっぷり入っているのに1皿12HKDで、やっぱり香港グルメはお財布にやさしい！

■公和荳品廠の豆腐花

上記の「合益泰少食」からほど近いところにある「公和荳品廠」。外観からして相当歴史の長いお店だとはわかりますが、なんと1893年に誕生したそう。超老舗です。人気メニューは豆乳やジンジャーシロップと合わせた、香港の伝統的なスイーツ「豆腐花」（8HKD）。ぷるんぷるんの見た目が食べる前からかなり魅力的です。そのままプレーンで食べるもよし、テーブルの端っこに置いてある砂糖をかけて食べるもよし。個人的には砂糖を少々かけたほうが、甘みがあってスイーツっぽく感じられました。プレーンのままだとお豆腐感が強めかも。新鮮な豆乳（5HKD）もおすすめです。

■坤記糕品の紅豆糕

こちらも上の2店舗と同じエリア、深水埗にあるお店です。伝統的な広東風スイーツを食べるならココ！　小豆入りの「砵仔糕」はういろうっぽいお菓子でした。複数人でワイワイ、食べ比べをするのにもってこい。

香港スイーツは他にもいろいろ。伝統的なものからトレンドのものまで、食べ比べてみてくださいね！