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「いつも同じものを着ている」ように見える人こそ、スタイルを持つおしゃれな人。

長い時間と手間をかけ、ものとの関係を大事に育てる「ミニマムリッチ」。その考えかたを自分のものにするには、まずはショッピングのスタイルから見直してみませんか?

「いつも同じものを着ている」ように見える人こそ、スタイルを持つおしゃれな人。

欲しくて買ったはずのファッションアイテム。でも、家に持ち帰ったとき、ときめきが薄れてしまっていた、ほとんど使わずたんすの肥やしになってしまった……なんて残念な経験、ありませんか? それは買い物の仕方が間違っていたから、かもしれません。

自分にとって本当にいいものだけを手に入れ、大事に使い続けられる――それこそが幸せな買い物といえるのでは。DRESS世代の女性がマスターしたい賢いショッピングの心得を『本当に必要なものはすべて「小さなバッグ」が教えてくれる』(横田真由子)から3つご紹介します。

■1.買い物に行くときはフルメイクで

リラックスした服装にノーメイクで買い物に出かけて、「似合っているかどうかわからない」と思った経験はありませんか? 仕事着はもとより、おしゃれ着でもノーメイクでは着ないので、家にいるようなラフなモードで着てもピンとこないのです。

ですから、ノーメイクで着るようなリラックスウェアなどを選ぶとき以外は、メイクをして髪を整え、買い物に出かけることをおすすめします。

きちんとした格好をすることで、スタッフの対応も変わってきます。買い物は頭脳と脚を酷使する真剣勝負。だからこそ、頭をフルに働かせることができる精神状態が望ましいのです。

■2.一流店で試着してみる

パッと見では「なぜ何の変哲もないシャツが、こんな値段なの?」と思った経験のある方は多いと思います。けれども、高価な洋服には、高価なだけの理由があります。

本当に上質なものに腕を通してみると、服が身体に吸いついてくるような感覚を覚えます。
それは、質のいい洋服には、身体にフィットする立体裁断の技術がぎっしり詰め込まれているから。

1回だけでもいいものを着て、感覚を体にしみこませておけば、もっと安価なものを選ぶときの基準になります。

買い物に熟練している人は、「その値段には見えない」と他の人が思うものを探すことがとても上手です。それは、一流店で一流の服の着心地や素材感、シルエット、縫製の良さを知っているからではないでしょうか?

■3.「いつも同じものを着ている」ように見えることを意識

今年は何が流行るのかな? とファッション雑誌を買い込み、ショッピングに明け暮れていませんか。流行はみずみずしく注目度が高いですが、それだけでは単に「みんなと同じ」ファッションになりかねません。流行を取り入れて光るのは、自分だけのスタイルを持っているからこそ。

同じアイテムを繰り返し着ることは、服装に気をつかわないという印ではなく、洗練されている印です。

ラグジュアリーブランドへ買い物に行くVIPたちの多くは、「トレンチコートといえば◯◯さん、白いシャツといえば◯◯さん」というふうに、販売スタッフからアイコンとなる定番アイテムで呼ばれているそうです。

そういう方のお買い物は、新しいものに次々手を出すのではなく、毎年、同じ定番アイテムを買い替える傾向にあります。

自分に本当に似合うものを理解しているからこそ、定番アイテムを愛することができるのです。それが「自分のスタイルを持っている」ということだと思いませんか。

DRESS編集部

いろいろな顔を持つ女性たちへ。人の多面性を大切にするウェブメディア「DRESS」公式アカウントです。インタビューや対談を配信。

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