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【ビジネスクラス体験記】バリ島へのベスト・エアライン、ガルーダ・インドネシア航空

【ビジネスクラス体験記】バリ島へのベスト・エアライン、ガルーダ・インドネシア航空

ビジネスクラスを利用するなら、アジア路線が断然おすすめだ。まず、欧米より距離が短いので、より手軽な料金で利用できるからだ。また、東南アジアのような温かいホスピタリティが人気の場所のエアラインなら、到着前から5つ星リゾートで過ごしている気分を味わうことができる。

その中でも、女性がひとり旅で行くにふさわしく、おすすめのエアラインといえば迷わず「ガルーダ・インドネシア航空」があげられる。なぜなら、安全・安心なのはもちろんなこと、業界でも権威ある英国スカイトラックス社の世界最高評価「5スター」を2年連続受賞しているからだ。スカイトラックス社は、独自の調査に加え、実際にそのサービスを体験した乗客から満足度を聞くといったことまで行い、総合して各国のエアラインや国際空港の評価を行っている。いわば、この賞は、利用者の公正な声が反映されているとも言える。

「ガルーダ・インドネシア航空」のコンセプトは、五感を通して体験できるインドネシアのホスピタリティだ。視覚では、女性のスタッフのユニフォーム。伝統的な衣服サロンケバヤを改良したもので、「かぐわしい命の輝き」を意味するモチーフに着想を得たものになっている。臭覚では、機内にほのかに漂う優しいアロマがスパにいるような空間演出を果たしている。聞けば、インドネシア原産の植物やスパイスを使って開発したオリジナルの香りだという。




味覚は、最も重要な部分。まずは、ウェルカムシャンパンを。ビルカール・サルモンのロゼが華やかな気分へと誘う。続く食事も、ウエスタンの中に、スパイスの利かせ方などで、どこか異国情緒を感じさせる味つけで印象深い。機内食に供されたグリンピースのスープは、驚くほどの美味しさ!だったのが忘れられない。ワインのセレクトも豊富なので、料理によって、どの品種を合わせるか真剣に迷ってしまう。ビジネスクラスなら、プライベート感のあるシートなので、誰に気兼ねすることなく、雲上のソロ飲みを満喫できるのが嬉しい。



ちなみに、ひとり旅の場合は、断然窓側キープをお忘れなく。シートの配列は、1・2・1なので、完全なる個室感覚に浸れるからだ。眺めもよい、最高の特等席だ。



豊富な映画のプログラムから、最新のものを2本ほどチェックして、仮眠するうちに7時間半の空の旅は、あっという間に終了。なんだか、降りるのが惜しいような気持ちになる。旅好きの多くは、空の旅への期待も大きいはずだ。大きな買い物を一つするなら、大きな体験を手に入れることをお勧めする。ビジネスクラスは、旅の楽しみ方を大きく変える。一度体験したら、決して戻れなくなるリスクはあれど、人生を豊かにするためにも、ぜひ次の旅には経験してみてほしい。

DRESS MAGAZINE Vol.1 P.61に掲載

DRESS編集部

いろいろな顔を持つ女性たちへ。人の多面性を大切にするウェブメディア「DRESS」公式アカウントです。インタビューや対談を配信。

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