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グルメなエアライン「キャセイパシフィック」で 美食の街、香港の旅がさらに充実!

香港へ観光に行くときに、キャセイパシフィックのビジネスクラスのラウンジは是非おすすめしたいグルメスポット。マストトライなメニューを厳選してご紹介します。番外編として、ファーストクラスのラウンジも特別に体験してきました。

グルメなエアライン「キャセイパシフィック」で 美食の街、香港の旅がさらに充実!

 香港へ行くたびに、いつも頭を悩ませるのが、滞在中に「行きたいレストラン」「食べたいもの」のリストをいくつクリアできるかということ。ランチタイムやディナータイムが空港で過ごす時間にあたる場合は、少し残念な気持ちになることも。
 でも、キャセイパシフィックなら、ビジネスクラスのラウンジがぜひ訪ねたいグルメな“デスティネーション”に! さすが、香港を代表するエアラインと感動すること間違いなしです。もし、あなたが美味しいものが大好きで、香港の美味を堪能するつもりなら、まずはキャセイパシフィックのビジネスクラスを予約して!

定番おススメのメニュー1

何をおいても、担担麺は必食。

 15年ほど前、はじめて香港のキャセイパシフィックのラウンジで担担麺をいただいたときの高揚感は、今でも鮮明に残っています。温かいだけではなく、“作りたて”しかも、某有名ホテルが監修している味とあって、2時間ほどのトランジットで2回もおかわりをした覚えがあります。
 ネットで調べても、キャセイパシフィック・ラウンジの象徴的な存在といえるのが「ザ・ヌードル・バー」。これを体験しないで帰国するのは、香港で夜景を見ずして帰るのと同じぐらい、もったいない! 現在は、新しくなった羽田空港のキャセイパシフィック・ラウンジでもいただけるようになりましたが、せっかくなら、本場で味わってみてください。

香港国際空港にあるキャセイパシフィックグループの6つのラウンジの中でも、「ザ・ヌードル・バー」があるのは3つ。写真は、2016年6月にリニューアルしたビジネスクラスラウンジ「ザ・ピア」の「ザ・ヌードル・バー」です。ちなみに、この「ザ・ピア」ビジネスクラスラウンジは香港国際空港のキャセイパシフィック・ラウンジの中でもっとも広いラウンジになのだそうです。
 他には、数々の受賞歴を持ち、オープン空間が魅力の「ザ・ウイング」と、同じくキャセイパシフィックグループのキャセイドラゴン航空のラウンジ「G16」(現在改装中。2017年リニューアルオープン予定)にも設けられています。

 これが、噂の担担麺と点心(この日はチャーシュー饅でした)。
 まず、サイズ感がちょうどよいのです。香港の街中のワンタン専門店などで出てくる、両手で抱えられるぐらいの程よいサイズ。女性なら小腹が満たされるジャストサイズ!
 そして、味付けがじわじわくる辛さですが、アタックが強くなく、ゴマの甘みが感じられ、舌触りもスムーズなので、あっという間に完食してしまいます。ひとことで言えば、とても上品な担担麺。日本のアグレッシブな担々麺とは少し違うような気がします。
 メニューは、他にもワンタン麺や日本式のシーフードラーメンなど各種麺料理を揃えているので、それぞれ試してみるのもおすすめです。

定番おススメのメニュー2

茶藝館でのひと時を味わえる「ティー・ハウス」。

 ビジネスクラスラウンジ「ザ・ピア」のリニューアルで、新しく開発されたのが「ティー・ハウス」。まるで、街中にある本格的な茶藝館が、そのままラウンジ内にオープンしたようです。

 少し照明を落とし、ゆったりとくつろいだ雰囲気の「ティー・ハウス」。専門家によってセレクトされた茶葉が日替わりで常時10種類用意され、メニューから好みのものをオーダーすることができます。香港のローカルデザートも並んでいるので、お気に入りのティーセットを自分でアレンジできます。
 また、じつはここで、もうひとつおすすめなのが、ヘルシーなスムージー。早朝のフライトなら、スムージーを朝食にするのもいいかもしれません。

 笑顔で、おいしいお茶をサーブされたら、それだけで癒されます。

定番おススメのメニュー3

バリスタ挽きたてのコーヒー。

 ビジネスクラスラウンジ「ザ・ピア」は、キャセイパシフィックのブランドコンセプト「Life Well Travelled(充実した旅行体験は人生を豊かにする)」に基づいてデザインされ、香港を象徴する街の通りの雰囲気を醸し出しながら、乗客が好みのペースで楽しめる空間が演出されています。ラウンジに入ると街の通りに見立てた「fast」と「slow」の2本に分かれた通りが用意され、「ザ・ヌードル・バー」やセルフサービス形式の「フード・ホール」があるfast lane(ファスト・レーン)には、他のラウンジでは絶対に見られない光景があります。それは、「フード・ホール」に置かれたコーヒー・カートです。アジアの通りで見かける屋台からインスピレーションを得たもので、プロのバリスタによる挽きたてのコーヒーが味わえます。
 日本はもちろん、世界で一大コーヒーブームが起こっている昨今。ラウンジでのコーヒー体験は、ちょっとした自慢になるかもしれません。

 「フード・ホール」もモダンなインテリアでまとめられ、明るく活気にあふれているのが魅力です。インターナショナルなメニューをセルフサービスでいただけます。

定番おススメのメニュー4

フレッシュジュースで喉を潤す。

 街中でも、フレッシュジュースが味わえる香港。「ザ・ピア」の「ジュースバー」でも、フレッシュなフルーツジュースが幅広く揃います。もう、別腹も無理なぐらいに、香港グルメを満喫した方でも、フレッシュジュースの一杯で生き返るかも?!

定番おススメのメニュー5

こちらも絶品! 焼きたてパン。

 「ザ・ヌードル・バー」が併設されていない2つのラウンジ。じつは、ここには、担担麺に負けない魅惑の味がそれぞれ用意されているのです。パン好きなら、こちらを目指すのもありかもしれません。
 ラウンジ「ザ・キャビン」なら、ホットサンド。スムージーをお供に、頂いてください。ここでは、椅子にも注目を! キャセイ・ソーラスチェアーと呼ばれるプライベート感のあるユニークなデザインの椅子があるのです。包み込まれるような個室感覚のチェアは、くつろぎの時間をもたらしてくれます。レッドカーペットや大理石が、スタイリッシュな印象で男性は、とくに好む方が多いかもしれません。
 ラウンジ「ザ・ブリッジ」なら、「ザ・ベーカリー」に焼きたてのパンが並んでいます。ホテルのビュッフェを彷彿とさせ、どれも食べたくなってしまうはず。ここは、“自宅にいるようなくつろいだ空間”をコンセプトに演出されているのも特徴です。

 こちらが、ラウンジ「ザ・キャビン」のキャセイ・ソーラスチェアーとホットサンド。

こちらが、ラウンジ「ザ・ブリッジ」の空間と、「ザ・ベーカリー」。

番外編 おススメのメニュー

ファーストクラスのラウンジ潜入

 今回、特別にファーストクラスのエリアも体験させていただきました! ファーストクラスでは、デイベッドにはカーテンが用意され、窓もある個室スタイル。うっかり寝過ごしてしまうのではないかと思うほどに、快適な空間です。シャワーブースも充実していて、アメニティはイソップを用意。どこまでも、ラグジュアリーです。

 シックで落ち着いたエントランスの空間です。

 このファーストクラスで、ぜひとも一度は体験していただきたいのが、まずはバーでのカクテル。バーテンダーが常駐していて、爽やかな一杯でもてなしてくれます。

 ちなみに、写真のカクテルは「キャセイ・デライト」。キウイをベースにした、キャセイパシフィックオリジナルの人気カクテルです。なんと、これノンアルコール。飲めない人でも、バーで一杯の気分を味わえるのが嬉しいですね。

 もう一つは、「ザ・ダイニング」でのお料理。メニューから選んで、オーダーして、出来立てをスタッフがサーブしてくれるというレストランです。

 サーモンのソテーを頂いてみましたが、付け合わせのキヌアやソースと一緒に味わうと、さらにワインと絶妙にマッチする一皿に。もちろん、ワインもオーダーできるので(きちんと、リッチな大きめのグラスで)、ここはもうファインダイニングと言ってよいと思います。
 ちなみに、この時、いろいろ頼んだ中で、一番おいしかったのは、満場一致でタイ・グリーンカレーでした。
 もし、ファーストクラスを体験できる栄誉を得たら、絶対にまずはこちらへ足を運んでください。私は、これを頂いた後、ヌードルバーで2杯、点心1個、スイーツまでいただきました。

 美食のエンターテインメントを揃えた、キャセイパシフィックのラウンジ。このラウンジだけで、2時間は過ごせる余裕を見てから旅程を組まないと、きっと後悔することになるとアドバイスします。

Photo:Hiro Mtsui
Text:Rica Ogura

DRESS編集部

いろいろな顔を持つ女性たちへ。人の多面性を大切にするウェブメディア「DRESS」公式アカウントです。インタビューや対談を配信。

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